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あしゅらん邸訪問記

今回は あしゅらんさんのお宅に訪問した際の感想についてである
初めての訪問となる今回は土曜日のお昼からお邪魔した

システム全景


まず、機材構成について
メインスピーカー: MAGICO V3
サブスピーカー: Sonus faber Guarneri Homage
パワーアンプ: McIntosh MC-2000
ラインプリ: McIntosh C46
トランスポート: PC
サウンドカード: Lynx AES16
DAC: dCS 954/2
電源: PS Audio PerfectWave Power Plant 5改
ラック1: ZOETHECUS AUDIO z.Block1
ラック2: QUADRASPIRE Q4D

DAC

プリアンプ、クリーン電源


ケーブル類
マルチョウ・エンジニアリング AES16用ラダー型ケーブル(特注)(AES16→DAC(Digital入力))
NBS STATEMENT XLR(DAC→プリ)
NVS Sound Copper2 SPケーブル
NBS BLACK LABEL III(パワーアンプ)

インコネ 電源ケーブル


持ち込みソースはデータがメインとなる
今回は二種類のスピーカーを聴いたということで曲によるレビューはそれぞれ印象に残った曲だけにする
(全て書こうとするまえにこの記事が更新されずに終わる可能性が...)

まずMAGICO V3に始まり、続いてSonus faber Guarneri Homage、最後に比較試聴したレビューを記述する

~MAGICO V3を聴いて~
MAGICO V3

1曲目: Keith Jarrett 「The Koln Concert」(HDTraks96/24)より『Koln, January 24, 1975, Part I』
1-The Koln Concert

一言:
驚いたのは、弾き始めの静寂感である。
部屋の空気が変わり、会場の緊張感が伝わってくるような感覚だった
鳴らす帯域の広いピアノ曲で重要なのは低音域の再生能力にあると思う。
このV3は低音域の支えが抜群によく、膨張感のない締り具合、スピード感のある音のリリースが行える。
次に広い帯域を鳴らすにあたって上から下まで繋がりよく鳴らすことだ
昨今のスピーカーはユニットをたくさんつける傾向にあるが、繋がりがあまりよろしく無いものが多い
これはユニットの配置や特性、ネットワークの作りに依存してくる。
V3は上にscanspeak社製のリングラジエータと自社製のカーボンナノチューブを使ったミッドレンジが付いている
真ん中に間隔を持たせて下の方には同じく自社製のカーボンナノチューブを使ったウーファーが2発付いている
この構成だと中域から中低域、低域にかけての繋がり悪そうに思えるが聴いてみるとそんなことは無かった
出てくる音は非常にホログラフィックで実体感のある音だった。
ピアノの形が浮かび上がってくるように定位し、また出てくる音は非常に熱の帯びた生々しいものを感じた。
私が聴いたことがるMAGICOのQシリーズやSシリーズも明瞭感、定位感、分解、解像能力においてはずば抜けて高い。
しかし、線が細かったり、音に冷たさを感じることがある。
あしゅらんさんからお話を伺うと合わせるアンプやケーブルのカラーレーションがMAGICOには必要と仰っていた
この奏者の演奏の素晴らしさを余すことなく感じることが出来た.
26分もある演奏なので後半に差し掛かる辺りで終了


2曲目: UNISON SQUARE GARDEN 「シュガーソングとビターステップ」より『シュガーソングとビターステップ』
2-シュガーソングとビターステップ

一言:
ようやく先月最終回を迎えた血界戦線のEDテーマになっている一曲
ドラムの弾む感じと抜けの良さ、軽快なギター、前へと主張してくるベース、高音の綺麗なボーカルを高次元な音で聴くことが出来た
2コーラスが終わった後の間奏ではグッと音数が増えて、この時に音が膨らまずきっちり各パートを描き分け明瞭な音として出すことがシステムに要求される
V3では容易くその要求に答えるのだ
この間奏を鳴らし切ることでラストのサビの盛り上がりまで駆け上がることが出来る
EDでキャラクター達が踊り出すように私も曲をノリノリで聴いていた。


3曲目: 中島愛 「神様のいたずら」より『神様のいたずら』
3-神様のいたずら

一言:
私がこの曲で重要としている部分は、ボーカルの音像定位、質感である
実際に聴いてみて、
音像定位に関しては、ブレ、膨らみが全く無くしっかり輪郭を描き出しており、スピーカー間中央の後方より少し手前に定位している
質感においては、特に中域から中高域の鮮度の高さに驚いた
この点において、エンクロージャーの鳴りによる付帯音が限りなく少ないMAGICO特徴であると言える。
適度な熱感による生々しさと漏れのない繊細さは試聴者に訴えかけてくる説得力を感じることができた
現行のQシリーズではツィーターがベリリウムツィーターに変更されており、繊細さや鮮度においてはVシリーズを上回るのではないかと思う。
厚みと鮮度を両立したボーカルや楽器がサウンステージ内に浮かび上がる感じは、スピーカーの存在を全く感じさせないものだった


~Sonus faber Guarneri Homageを聴いて~
Sonus faber Guarneri Homage

1曲目: 福山雅治 「魂リク」より『長崎は今日も雨だった』
4-魂リク

一言:
Sonusの得意分野とも言える弦楽器とボーカルもの。
出てくる音は、絶品の一言
福山の声質を色っぽく生々しく鳴らす様にはゾクッとっきた。
ギターも歯切れのよさ、弾む感じ、胴鳴りの鳴り方が非常に生っぽい。
それぞれの実在感のある音が部屋いっぱいに広がる、浴びることが出来る。
帯域バランスは中域にエネルギー感があり、低域はサイズを考えると必要十分を満たしている。
スピーカーを朗々と歌わせる点においてはMAGICOでは叶わない部分を感じた。


2曲目: 平井堅 「歌バカ (Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05) <ConnecteD>, Disc 2」よりキミはともだち
5-歌バカ

一言:
この曲は平井堅たった一人で全てのパート(ボーカル、バックコーラス、ハンドクラップ等)をこなすアカペラ曲になっている
声の質感、ハーモニーに重きをおいて試聴した
絶対的説得力これに尽きる。
コーラスの優しく包み込むようやな柔らかい声と、訴えかけてくるようなメインボーカル、全て平井堅の声ではあるがそれぞれ違う表情を感じることが出来る
このニュアンスの表現が非常に上手く、上記に記述した絶対的説得力につながってくると思った。


3曲目: wacci 「キラメキ」より『キラメキ ~公生とかをりの演奏 Ver.~』
6-キラメキ ~公生とかをりの演奏 Ver~

一言:
初回限定盤に入っているアニメ最終回の挿入歌で流れた一曲
(EDテーマ曲だが、それとは違うアレンジ)
訴えかけてくる男性ボーカルとそれを支えるヴァイオリンとピアノの情動的な演奏
この曲においては特にボーカルと楽器のニュアンスに重きをおいて試聴した
それぞれのニュアンスが色濃く出てる点においては流石だと思ったが、ピアノが少し軽く聴こえた
特に後半においては、ヴァイオリンとピアノの演奏が前に前に出てくるような積極性を感じさせてほしく、ピアノでは低域の安定感と厚み、スピード感が欲しくなる
不満点はあったものの、このスピーカを流石だと思ったのが試聴者側にはそこまで大きな不満と感じさせない鳴り方であったことだ
この曲を十分引き出せる感動的な鳴りをしていた
ぜひ、アニメを最後まで見た上で歌詞の意味を考えつつこのスピーカを聴いてほしい。
きっと心に響くものがあるだろう。


~2つのスピーカを聴き比べてみて~
※サイズの違うスピーカを聴き比べているため低域の解像感、スケール感等に差があることを考慮したうえで読んで欲しい

1曲目: 川井郁子「The Violin Muse~The Best of Ikuko Kawai」より『サマーストーム』
7-サマーストーム

一言:
V3:
透明感が高くスピード感のある正確なヴァイオリンの鳴り方である。
余韻は少なめで、混濁感のない澄み切ったサウンステージが展開される
音が埋もれることなく高音域の楽器パートと低音域の楽器パートをきっちり描き分けられている
音像の膨らみがないので定位感においてもピントがぼやけずにヴァイオリン、ピアノなどが定位している

Guarneri Homage:
ヴァイオリンの鳴り方においてはしなやかさやキレ、余韻の出方は不満のない鳴りっぷりである
しかし、色んな楽器が混ざってくる途端に混濁感が出てきて描き分け出来てないことがわかる
特に低音域の楽器パートの音が埋もれてしまい聴こえなくなってしまっている
この点において、MAGICOの全帯域における解像感と正確性で非常に優れていることが分かる
また。定位感においてもヴァイオリン以外の部分は音像が膨らみがちで曖昧さを感じた

またこの曲を聴いていてスケール感の出方の大きな違いを感じた
それはV3の場合は低域の解像感、厚み、スピード感によって部屋にスケール感を表現しているのに対して、
ガルネリは中域から中高域のエネルギー感、響きのある余韻の出方によってスケール感を表現していることだ


2曲目: 花澤香菜「囮物語第一巻なでこメドゥーサ(上)特典CD」より『もうそう えくすぷれす』
8-もうそうえくすぷれす

一言:
このソースは低域のレンジが広いが非常に緩く再生において非常に困難を要する
また、その緩い低域を制御しつつ、明瞭にボーカルを出さなくてはならないのでオーディオ泣かせなソースである。
ハイエンドシステムでも中には低域の再現性は無理だと感じると思うだろう。
拙宅ではボーカルの明瞭さや実体感は出せても小型スピーカということもあって低域の再現性は半場諦めている

V3:
音の出始めから驚かされた、非常に広いレンジの低域を膨らむことなく再生できているのだ。
また、ボーカルの鮮度感を維持しつつ極めて明瞭で実体感のある音像が定位している。
まさに完敗だった。
これ以上の感想は無かった。文句なしである。
ここでMAGICOの凄みを改めて学ぶことが出来た。

Guarneri Homage:
ボーカルの鮮度感に関しては素晴らしい。
花澤香菜が演じている撫子の可愛さや少し狂気めいた部分がニュアンスとしてしっかりでている。
しかし、これは色々厳しい。このソースはこのスピーカで聴くものではないとすぐに解った。
ボーカルの音像が大きくなり曖昧で定位感というものがなくなっている。
また低域に関しては、本来このスピーカは大きな不満はない程度に膨張感が少なくそこそこ量感の低域が出る
だが、このソースでは過不足なく再生出来るではダメなのだ。
出てきた音は、ゆるく膨らんだ低域でレンジの広さもよくわからない。
また、緩いせいで中低域から下が抜けてスカスカに聴こえてしまっている。
ここでこのソースを小型スピーカーで鳴らす難しさを痛いほど理解出来た。
ガルネリが悪いのではない、このソースが酷すぎるのだ(曲は大好きだけど)


3曲目: 由比ヶ浜結衣(CV.東山奈央)「エブリデイワールド」より『エブリデイワールド -Ballade Arrange- (Yui Solo Ver.)』
9-エブリデイワールド

一言:
当方のReferenceに使っている一曲で拙宅でのオフ会やお邪魔する先で必ず掛ける一曲である
特に声の質感表現に重きをおいて試聴する

V3:
素晴らしい以外の言葉が見つからなかった。
目の前に、由比ヶ浜結衣を演じている東山奈央が目の前で歌っているのではないかと錯覚するようなリアリティと立体感のある音だ
極めて鮮度が高く細部まで漏れのない情報量によるボーカルの再現性は私の中では過去最高に位置するものだった。
そこにしっかりとした低域の支えによって音の重圧とスケール感がよく出てくる。
彼女のキュートな部分と曲の壮大さを忠実に再生できていると感じた。

Guarneri Homage:
非常に透明感が高く、中域から中高域にかけてのエネルギー感はやはり素晴らしいと感じた
ゆるやかに低域が部屋へフェードアウトしていく感じも申し分なかった。
しかし、ここで前回お邪魔したところで感じた違和感を覚えた。
少し上品すぎるかなという。
もう少し明るく若い感じが出てほしいと思った。
前回の訪問記と同じ記述になるが、
普通に聴く文には非常に良い音で鳴っていると思うが、私の中では明確なキャラクター像があり、その子が歌った場合、音楽にどういった表情をさせるのかということまで考えたうえで聴いている。
ボーカルや弦楽器のニュアンス表現に優れているスピーカであってもやはりそのスピーカの持つキャラクターがこういった微妙な違いを感じさせてしまうと思った。


比較してみてのまとめとして
幅広いジャンルにおいての正確性の高さはMAGICOが優れているが、特定(中域から中高域が特徴的な声楽、弦楽器)のシンプルな編成においてはGuarneri Homageが優れていると感じた。
耳あたりの良さに関しては、文句のつけようのないレベルであり、当たり前のように鳴っていたためレビューに記述してない。
ただ正確な音を出すのではなく、実体感や音楽の熱気のようなものをしっかりV3で出せているのは、数々のシステムを使ってきたあしゅらんさんの苦労のたわものだと思う。

ここで紹介した曲の他にも約9時間に渡り20枚以上のソース(100曲以上)を聴かせて頂いた


最後にあしゅらんさんが思うオーディオの考え方と求める音について書き、この訪問記の〆とする

彼の考えるオーディオとは
「興味を持ったものは可能な限り買って試す」
「全てケーブル任せにせず、気になる部分を根本的に変える、時にはシステムまるごと変更する」
「上流(トランスポート、DAC)は情報量といったクオリティ、プリアンプはカラーレーション、パワーアンプは駆動力と音の余裕」

求める音とは
「基本的なクオリティは高い水準を維持しつつ、線が太く実体感のある音」
(音像が前に出てくる感じ、音楽の熱気といった部分)


適当にオーディオやっていると言っているあしゅらんさんだが、音を聴くとそれを全く感じさせない説得力のある音であった
私が理想とする音がそこにはあり、いずれ私もその次元に踏み入れたいという強い欲求が脳裏をよぎった。
9時間という長い時間、オーディオや彼の関わりのある分野について様々なお話をすることが出来、色々勉強になった

大変優位意義な一日を送らせてもらったあしゅらんさんに感謝すると共に今後もより良いオーディオライフを続けていけるように願い本訪問記の結びとする。
(本命のプリアンプが彼の手に来ることを祈り、また機会があったら音やお話をしたいと思った)

ギャラリー
MAGICOとソナス右側
MAGICOとソナス左側
McIntosh MC-2000McIntosh MC-2000上から
全体像1
全体像2

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