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MIT Oracle MA-X2(MA-X Rev.2) ic 導入記

先月に引き続き、更新ラッシュです。
ちなみに月ごとでの連続更新は昨年の2月ぶりのようです(汗)

表題の通り、目標の一つであったMIT Oracle MA-X2(Rev.2)icを新品導入しました!

2018-08-15_11-42-40_988.jpeg
・全体像

これが前回のADおかわりの時に末尾で書いていた厄払いケーブル第二弾になります。
この価格帯のものを新品で導入するのはなかなか胃がキリキリしますね...。

ちなみにこの製品を初めて聞いたのが2年くらい前になります。
その当時は今とシステムが違いましたが、それでも機器を変えたかのような凄まじい変化に驚いたことを鮮明に覚えています。
最大のネックである価格の壁によって「これは流石に導入することはないだろう」と思っていましたが、物欲には勝てなかったわけです。

前置きが長くなりましたが、今回は本国の正規ディーラーと直接取引の末に購入へこぎつけることが出来ました。
こちらの要望を心よく承諾してくれた代表の方には感謝しきれません。

早速、概要に移ります。

【概要】
MITから出ているインターコネクトとしてはreferenceグレードのOracleシリーズのセミフラグシップモデルという位置づけになります。
フラグシップは当ブログでも何度か紹介しているSHDです。
MA-X2はヴァージョンアップにより現在はMA-X3になっていますが、MA-X2もメーカーより新品で購入することが出来ます。
前回の試聴記である程度搭載されている機能については触れていますが、二年も経過していますので改めてもう少し詳細に書いていきます。

このモデルにはMITの基幹技術であるMultipole Technologyの他にA.A.R.M. (Adjustable Articulation Response Module)2C3D technologiesSIT (Stable Image Technology)JFA (Jitter Free Analog)などの技術が盛り込まれています。

Multipole TechnologyA.A.R.Mについて下記の記事で紹介しているのでご覧ください。
Multipole Technologyについて 
A.A.R.Mについて 

2C3D technologiesについて
「2Ch、3D」の略語である2C3Dは、MITケーブルの創始者Bruce Brissonによって開発された技術です。
2C3D技術は、2チャンネルのオーディオシステムから信じられない程の3次元的なサウンドステージを作り出すために設計されました。
この技術は、ディテール、イメージング、そして真の "奥行き"の感覚を持つリアルなサウンドステージの最適なバランスを提供します。
2C3Dを使用すると、任意のボリュームレベルで高さ、幅および深さを保持した状態で、サウンドステージ内の個々の楽器やボーカルの各々を識別することが出来ます。
講堂の後ろの列に座ってあなたの好きなライブ音楽を聴いていると想像してみてください。2C3D技術は効果的にあなたをピックアップし、あなたを正しい講堂のスイートスポットに配置してくれます。
その後、完全なるパフォーマンスの方向性と次元を体験することができます。
これが2C3Dによる体験です。

SIT (Stable Image Technology)について
SITとは、画像が表示されることを意味します。
そして両方のものが焦点を合わせて、サウンドステージ内の所定の位置にとどまるだけでなく、任意の周波数または任意の電力レベルで、他の画像に対して拡大または縮小しないことを意味します。

SITはダイナミックレンジ全体にわたり、大きさと位置に焦点を当てた画像を提供します。それは最も柔らかいささやきから最も厳しいクレッシェンドまで。

JFA (Jitter Free Analog)について
音楽信号は、所与の時間にわたって正の電圧から負の電圧へと連続的に移動します。
それらがその遷移を行うポイントは、ゼロベースラインと呼ばれるものです。

JFAは、「Just Cable」で見つかるようにゼロベースラインで生成されたジッタが除去されることを意味します。

大きな利点は、 音楽信号がゼロ交差点を周期的に横切るため、「Just Cable」によって生成されるあらゆる外来ノイズを低減します。
つまり、単純なケーブルによって生成されるノイズアーチファクトを低減することに役立ちます。

結果は次のとおりです。
より黒い背景が生成され、その上に音像を描きます。
複雑な色調のエンベロープ内に保持されているすべての高調波構造を含め、適切な音色が維持されます。
また、外来ノイズを低減することで、テクスチャの様々なレイヤ間でより高いコントラストを出すことが可能になります。

ここまで

メーカーの説明読む限り、言っていることが難しいのと抽象的でよくわからずですが自分の解釈だと、

oruga.jpg

2C3Dは、立体的なサウンドステージ内に音像を作り上げる技術
SITは、周波数や音量に影響されず、サウンドステージ内の音像が大きく、小さくなったりするのを抑制する技術
JFAは、外来ノイズを低減することでサウンドステージの黒さやSN感を高めながら様々な音色を表現させる技術
といった所でしょうか。。


【外観】
ケースは販売当初と違い簡易梱包になっています。
以前はMAと同じくInterface BOXの形にカットされた梱包材がペア分重なって大きな箱に入っていました。
この箱がなかなか保管しとくに大きく困っていました。

2018-08-15_11-35-46_155.jpeg
・元箱

箱の中を開けるとオーナーマニュアルとメッセージカードなどが入っています。

2018-08-15_11-36-59_935.jpeg
・マニュアル類

Interface BOXに細いケーブルが左右から出ています。
MA-X3やSHDになるとVコンフィグの採用により片方向からケーブルが出てくるようになります。
また、Oracle MAの箱と見比べると採用している機能の違いにより、デザインが異なります。主にAARMのつまみが配置されたことによるレイアウト変更です。
ケーブルの太さも技術的な進歩を感じさせるスマートな外観になっています。
硬さで言えばMAのほうが柔らかかったですが、どちらも取り回しは良いです。
RCAプラグには銀メッキを施し外観をアルミのシェルに覆ったxshadowが採用されています。
MAのものと比べると世代の新しい細身の方のxshadowです。
試聴記でも触れましたが箱が重たいので設置場所には要注意です。
今回はそれも考慮にいれて1.5mを注文しています。

2018-08-15_11-42-40_988.jpeg
・本体1

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・本体2

2018-08-15_12-21-06_134
・設置後


【レビュー】
試聴記と印象は大きく変わりませんが、新品導入による変化やAARMの効果などを前回触れてない部分を重点的に書いていこうと思います。

導入場所:プリ→パワー間
プリアンプ:Fundamental LA10 Version2(with AD power)
パワーアンプ:Fundamental MA10 Stereo(With AD power)

新品での導入による変化について
MITにはTwo over Two Burn-In Ruleというものがあります。
これは2日間のエージングで75%のパフォーマンス、2週間のエージングで100%のパフォーマンスというものです。
(導入初っ端から「ぱないの!」と感じるほどのパフォーマンスではありましたが、確かにこのルールはあながち間違いではない?と感じる部分も・・)
panaino.jpg
平日は基本的に聴く時間が取れず、2日間のエージングにだいたい2週間、2週間のエージングは今なお継続中という感じです。2ヶ月くらいで終わるかな?
導入したのが8月の上旬なのでトータル2日間エージングあたりの変化が本領発揮してきたか?と感じました。
それは音の佇まいが違うというか腰が座ってグリップが効くようになってきたことです。
また、中域から低域にかけてのエネルギーバランスが整って厚みとスピード感が揃ってきました。立ち上がりと立ち下がりが明確で深く沈みながらもトロくならず空間全体を震わす心の通った低域です。
以前、試聴したときにも感じたあの音です!

AARMについて
これについては当方よりもわかりやすく説明している方のブログ記事があったのですが、一時的に閉鎖中なので紹介できず(残念・・)
再開されたら追記して紹介したいと思います!
技術解説は別記事で書いていますが、実際試してみないとよくわからないがほとんどだと思います。
Interface BOXについたセレクターで聴感上の帯域バランスが変わります。
この機能は特にアニソンユーザの女性ボーカル好きにはたまらない機能だと思っています。
何故ならば、オーディオシステムでアニソンやキャラソン、声優の歌を聴いているときにこんなことを思ったことはありませんか?
「この声優さんはもう少し可愛さが欲しいな・・。このキャラクターはイメージ的に少し低めの声が出れば」など、微妙な声の質感、表情が出てほしいという事です。
当方は色んな曲を聴く中で、よくそんなことを考えながら聴いています。
もちろんシステムの基本性能が高まるに連れて、そういった微妙なニュアンスが出てきますが、あと少し!今の状態は変えずにこの曲だけを変えたいといった事があると思います。
そういった痒いところに届くのがこのAARMという機能です。
ガラッと大きく変えてしまうのではなく、もう少しといった感じに機能してくれます。
参考になるかわかりませんが、AARMを使うパターンをいくつか。
moreへ+1する場合:小倉唯、キャラ声の佐倉綾音、キャラ声の東山奈央、釘宮理恵 etc
lessへ-1する場合:アーティストのときの井口裕香、JUNNA、etc

水瀬いのりのキャラクターで例えるとAARMによってチノが怒りモードのレムにもなれます!
chino.png
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
レム


上限はそれぞれ±2ですが、基本は0(flat)で運用しています。
MA-X2は高くて買えないという方はひとつ下のOracle Matrix50 Rev.2を狙ってみるといいかもしれません。
2018-08-15_17-28-12_983.jpeg
・AARM1

2018-08-26_20-25-25_388.jpeg
・AARM2

今のシステムで導入してみて
超高性能で素材の質感をきっちり描き分けるのは当初から大きく変わっていませんが、Fundamentalを導入してからは、音楽的な情感表現、躍動感が豊かになったことです。
旧MITにあったどの曲でもその個性が一辺倒になってしまうのではなく、曲に応じて適切なバランスでそれが出てくるように感じます。鈴木このみやLiSAを聴くにはたまらないですね!!
動的表現と静的表現のメリハリがつき、ニュアンスたっぷりに歌うようになってMAでは超えられない壁を感じました。


【まとめ】
試聴記でも書きましたが、このケーブル最大のマイナス面は入手性と価格です。
まず、入手性は国内に代理店がないので試聴はおろか、海外から出物や販売店を探すことから始まります。
現在国内には私含め3人しかユーザはいないのでそのいずれかが手放せば或いは・・ですが皆余程な事情がない限りそれはないと思います。
次に価格ですが、現在のレートだと以下のとおりです。ここに入金に対する手数料や送料などが加わります。

1$ = 111円(2018/09/09現在)

1m:$14999(約167万)
1.5m:$15249(約170万) ※今回導入した長さ
2m:$15499(約172万)
3m:$15999(約176万)

mio.jpg
(セリフ的に違うけどしっくり来たので...)

販売店経由の実売はもう少し安くなりますが、もし国内に代理店がついたとしたらmagnum opusの国内価格に近づきそうですね。

最後に、現在DAC-プリ間がOracle MAなのでここも来年以降でMA-X2か3、SHDを狙って行きたいと思っています。
referenceグレードのALL MIT化はまだまだ先が長いと改めて思いました。

-終わり-


【おまけ】
MA-X2が届いたときに手持ちのOracle MA 2ペアと記念撮影しました。
このうち1mは知り合いの元へ嫁ぐことになり、嫁ぎ先でも大変気に入られたようなので一安心です。
ルイズ   hayate.jpg


2018-08-15_11-49-13_441.jpeg
・記念撮影
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