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現代アニソンにおけるオーディオでの鳴らし方を考えてみる その1

漸くこのトピックスを書く時が来たかなと思いつつも、この題目で書くのは正直難しい...
出来るだけ分かりやすく、具体例を交えながら書いていきたいと思います。
少しでも現在オーディオでアニソンと向き合っている方の参考になれば!

注意:独学とアニソンオーディオ仲間から得た内容を口下手な私がテキトウに書いていくので、実際に試して効果がない!良くならない!機器が壊れた!お金が無くなった!といったクレームは一切受け付けませんの予め了承の上で以降お読みになって下さい。

私がアニソンをオーディオで鳴らす手順としては以下の3つを考えます。

『分析』→『補整』→『アレンジ』

これだけではピンと来ないと思うので各手順ごとに書いていきます。

っと、その前に巷ではアニソンは音が悪い、鳴らないという話を良く聞きます。
頭から決めつけるのは勿体無い、こんなにも良さが詰まっているのにというのが私の気持ちです。
前置きを長く書いていても退屈でしょうし、早速本題に入りたいと思います。

『分析』
この手順ではまず、音が悪い、鳴らないという状況を起こす原因は何かを理解する必要があります。ここでは「音が悪い」「鳴らない」の2つをまとめて『消化不良』と表現したいと思います。要は、聴いていて少しでも不快と思ったら消化不良が起きているということです。

それでは、消化不良を起こす原因を要素毎に書いていきます。
カッコ内はその要素による聴覚上感じれる現象を端的にまとめたものです。

消化不良を起こす原因

・音抜けが悪い(詰まった音、伸びない)
・量感が多く緩い低域(ダマ感、圧迫感)
・コンプが強い(平面的、煩さ)
・音場(サウンドステージ)の狭さ(閉鎖感、ラジカセ)
・音がキツイ(耳に刺さる、圧迫される等):コンプの影響もあり


これらの要素はアニソンをオーディオシステムで聴いたことがある方の大半は必ず感じたことがあると思います。
これらのどれかしらの原因を「感じたことがあります!」
という方は、既に分析が出来ています!
良く鳴らすためにはそれを弊害する要素の細かい洗い出し、『分析』が必須なのです。

この分析はアニソンに限らず様々なジャンルにおいて重要だと思います。
頭の中で考え込まずに、私のように文で書いてみるのもオススメです。

先ほどの原因の部分で「アニソンはやっぱり音悪じゃんww鳴らなくて当然」
と思った方は、ここでブラウザバック推奨デス


確かに、頑張ってもう絶望的に鳴らないアニソンは存在します。あえて名前はあげませんが、そういったアニソンは全体から見れば一割に満たないと思っています。

それでは次の手順に行きましょう。

『補整』
ここの手順が非常に重要な部分になります。ここが上手く行かないと最後のアレンジは全くの無駄になってしまいます。
まず、「補正」ではなく『補整』と書いた理由からお話します。
理由の前にそれぞれの意味を見ていきましょう。
補正:足りない所を補って、誤りを正すこと。
補整:足りない所を補って、整えること。

意味を見ると、どちらでもいいのでは?寧ろ補正の方が正しい!、そんな細かいことはどうでもいいと思うかもしれませんが、このニュアンスの違いというのはオーディオにおいて些細な違いを感じ取る、拘るといった部分に関わって来ます。
さて、どうして補整を選んだのかというと、この趣味において正誤を判断するのは容易でないからです。なので、ここでは誤りを正すというよりは整えるの方がしっくり来る、妥当であると思いました。後は、これから行うことが正に消化不良を起こす原因の中で、それを良くするために補うまたは整えていくといったことをしているからです。

先程あげた原因にはどういった補整が有効なのか簡単な例を交えて説明していきます。
※全体の文字数の関係で各要素に対する全ての対策、詳細な説明は行いません。

◆音抜けが悪い
補整:音全体にメリハリとスピード感(勢い)を出す。
理由:音抜けが悪いと篭って聴こえますので、一音一音の輪郭をハッキリさせつつ張りを出してあげると目立たなくなります。
また、抜けの悪さはスピード感にも関わってくるので、出来る限りハイスピードでると良いです。

例1:部屋の反響音(反射音)の少ない弱デッド方向にルームアコースティックを施す。
補足:ルームアコースティックは他の要素にも大きく関わる部分なので、極力部屋の音は載せないことが重要です。

例2:Crystal Cableの上位グレード(セミフラグシップ以上が望ましい)やMITのOracleグレードのケーブルを導入する。
補足:前者は音像表現とスピード感に優れ、後者は音の張り、粘り、躍動感に優れているから。また、いずれのケーブルも基礎性能がずば抜けて高い。
※使用場所はシステムによって変わってきます。

例3:箱鳴りが少なく(全く鳴らない)、鳴りの良いスピーカを選ぶまたは、駆動力と反応性が高いアンプを選ぶ。
補足1:箱が鳴くことで不要な響き(付帯音)が乗り、それは現代アニソンにおいてマイナス要素(音抜けが悪い)に繋がります。
補足2:能率が良い、ユニットが重すぎないといったスピーカの方がスピード感は出やすいです。そうでない場合はアンプ選びが重要となります。

◆量感が多く緩い低域(特に中低域)
補整:張りを出しつつ、ある程度量を削って締め上げる。
理由:低域というのは音楽の土台に当たる部分であり、ただ締め上げるだけでは線が細くなり腰高な音になってしまいます。
そこで、張りを出してあげることで量感が減っても、腰高な音にならずに絞ることが出来ます。
※現代アニソンの場合は過剰なまでにバスブーストしたような膨らんだ低域が多いので、システムによっては張りを出さなくても大丈夫だと思います。

例1:スピーカの足回りで調整する
補足:ブックシェルフの場合はインシュレータ+スタンド+ボード、トールボーイとフロアの場合はインシュレータ+ボードで調整します。
※それぞれスピーカの仕様や設置条件によって最適なものが変わるので製品名はあげません。

例2:電源環境を整える(壁コンセント、アイソレーショントランス、クリーン電源等の導入)
補足:電源環境が劣悪だとオーディオシステムに悪影響を及ぼします。その一つがここでの原因であげている低域の膨らみです。

例3:部屋の反響音(反射音)の少ない弱デッド方向にルームアコースティックを施す。
補足:スピーカからの音の反射方向に対して拡散や吸音を行う(過度な吸い過ぎに注意)

例4:MITのOracleグレードのケーブルを導入する。
補足:MITのOracleグレードは低域を制する(完全制御)と言っても過言では無いほど、低域を上手くコントロールしてくれます。

◆コンプが強い、音がキツイ
補整:分解能を高め、耳当たりを良くする。
理由:コンプが強いとボーカルや楽器との距離感が曖昧になり、一直線に繋がったような平面的な音になります。
また、音の立ち下がりが無く常に上がりっぱなしなのでハイ上がりに聴こえます。これにより、子音が刺さる、圧迫感を感じるといった不快感に繋がります。
補足:分解能を高めると言ってもどの程度必要なのかのイメージが付き難いと思いますので、ここで述べたいと思います。
フルオケをある程度大きな音量で鳴らす際に、各楽器のパートがどの位置にあるのか分かれば最低限の分解能があると言えます。

例1:箱鳴りが少なく(全く鳴らない)スピーカ選び
補足:音抜けの例3と被りますが、箱鳴りが少ないに越したことはありません(理想はMAGICO)

例2:部屋の反響音(反射音)の少ない弱デッド方向にルームアコースティックを施す。
補足:部屋の反響音が多いとコンプ音を更にブーストしてしまい酷い目にあいます。
また、適度な吸音と拡散が取れていない部屋だと耳あたりの悪さが目立ちます(特に一次反射の未対策)

例3:電源環境を整える(壁コンセント、アイソレーショントランス、クリーン電源等の導入)
補足:電源環境が劣悪だとオーディオシステムに悪影響を及ぼします。ここでの悪影響とは主に音の荒さ=耳当たりの悪さに繋がります。

例4:分解能の高いケーブルの選定
補足:最低限NordostのValhalla相当、私の場合はAcoustic ZenのAbsolute Silverを入れています。
※銀系やシールドの強いものを多用すると音がキツくなり耳あたりが悪くなるので注意です。

※プレイヤーやアンプ選びも勿論重要です。お使いのスピーカに合わせて提案して行く必要がありますのでここでは触れません。


◆音場(サウンドステージ)の狭さ
補整:サウンドステージを広くする
理由:空間的余裕の無さは情報量が多いアニソンだと致命的です。

例1:スピーカのセッティング
補足1:スピーカと横の壁との距離よりも、左右のスピーカ間の距離を広くしたセッティングが良いと考えます。
補足2:奥域方向は部屋の広さ及び部屋とスピーカーの反射を考慮した広さを選ぶ

例2:部屋の反響音(反射音)の少ない弱デッド方向にルームアコースティックを施す。
補足:クドイようですが、最低限一次反射と各コーナーの音篭もり対策はすることを勧めます。

ここまで各原因の補整についてかなりざっくりと書いてきました。
これらの原因に対する補整を行う場合の個人的な難易度を示したいと思います。(ブックシェルフスピーカを使っている場合)

音抜けが悪い>量感が多く緩い低域>コンプが強い>音場の狭さ>音がキツイ

実際はもっとシビアで複雑な補整が必要となってきますが、最低限これらのことをわかってくると良い結果につながってくると思います。

『アレンジ』
いよいよ最後の手順となります。
これは補整された音に足りないもの(元々無いもの)を、オーディオにおいての色付け(付帯音を乗せる)で飾ることです。
※どういったアレンジが必要なのかはそのシステムを使うオーナーの求める音となります。

例として私がどういったアレンジをしている述べたいと思います。
アレンジ:バックの演奏とボーカルの距離感がハッキリしていて、色彩豊かに歌う様が見えてくるような音
※距離感がハッキリすることによる立体感、実体感。色彩豊かによる声優さんの特徴的な声(キャラクター)を明瞭に出す。
補足1:私のシステムではこの手順をプリアンプとそのアンプ用の電源ケーブル(Crystal Cable Dream Line Plus)が行なっています。
補足2:プリアンプでは音の厚みと艶感、静寂感を出します。電源ケーブルでは前後方向の広さを明確にして音像を前に出し、カラフルな音色を付加しています。

最後に、私が求める現代をアニソンの鳴り方と現代アニソンにおける必要な要素のまとめについて書き、この記事の結びとします。

『聴き手(自分)に不快感を与えないストレスレスな耳当たりの良さと、好きな声優やアニソン歌手の人が目の前で歌っているかのような実体感のある鳴り方』

もっと求める部分がありますが、纏めると上記の感じです。

現代アニソンにおける必要な要素のまとめ
・極めて高い分解能
・スピード感
・耳当たりの良さ
・躍動感
・色彩感
・低域の締りと張り
※低域のレンジ感よりも質が重要
・音像の距離感、前後感が明瞭な定位と音場


今回は相当抽象的な話になってしまい、よくわからないと思う方が居るかもしれませんが少しでもこのジャンルに可能性を感じて欲しいと思い書きました。

今後(その2以降)はもう少し具体的で掘り下げた内容を、実際のアニソンを例に上げながら書いていけたらなと思います。
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