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Crystal Cable Absolute Dream Power Cable 導入記

皆さん、ご無沙汰しています。

月一更新のはずがいつの間にか不定期になり、三ヶ月が経っていました。
(更新のネタが溜まりすぎて捌けない状態になっています...)

暫く訪問記はお休みにしてコンポーネント関係の導入記が続くと思います。
今回の導入したのは「Crystal Cable」の『Absolute Dream Power Cable』デス。
8月に投稿したシステム完成記事の最後に書いた今後のロードマップがまさか今年中に叶うとは思っていませんでした(笑)

写真 2017-10-29 10 16 03
・AD全体像(撮影者:ブログ主)

当ブログでもお馴染みexorionさんのご厚意により、譲っていただきました。
早速の概要に移りたいと思いますが、基本的にはDLPの導入記からの引用が多いです。

【概要】
まず、Crystal Cableとはどのようなメーカーなのか、代理店であるHarman International JapanのHPから詳細を引用します。
(引用元はこちら

以下詳細、

2004年にオランダで設立。既に世界30カ国以上の販売実績を持ち、多くの録音スタジオへの導入も進んでいます。
高純度伝送を極限まで追求し超低歪率を達成した“シルバー=ゴールド導体”、
シースルー・ジャケットに包まれたスリムでエレガントなスタイル、弦楽器の弦のようなしなやかさ。
新しい発想から誕生した「Crystal Cable」は、デジタルAV、マルチチャンネル時代に対応する新世代ハイクオリティ・ケーブルです。

ここまで
補足:国内代理店では下位モデルのUltra Diamondまでの取り扱いとなっています。


更にブランドの生い立ちについてe-イヤホンさんのブログに詳細が記載されていますのでそちらから引用します。
(引用元こちら

以下詳細、

Crystal Cableの設立者はMrs.Gabi van der Kley(ガビ・ファン・ダー・クレイ夫人)。SILTECH社長Edwin van der kley氏の奥様です。
夫人がSILTECHのマーケティングを担当していた時期、SILTECHのリサーチ部門(新たな素材や応用技術などを調査開拓する部門)に航空機の機内配線材(航空機のオペレーション用信号/データの伝送用)として、細くて軽く、強度と耐熱性に優れた高性能ケーブルを航空機メーカーと共同開発するプロジェクトがあり、この『マイクロケーブル』の技術が完成しました。
航空機用ケーブルとして、すべての厳格な規格や安全基準にパスしましたが、延べ数百メートルにも及ぶ機内配線材としてはあまりにも高価であったため、採用には至らなかったといいます。
Crystal CableはSILTECHの基礎技術をベースとして(シルバー=ゴールド導体やカプトンインシュレーターなど)開発されたケーブルではありますが、現在では独立した研究開発部門を持ち、独自に素材の調達、加工も行っています。
SILTECHの工場敷地内ではありますが専用ラインを設け製造を行っており、資本的にも完全に独立した一ケーブルメーカーです。

ここまで


Monocrystal

The Crystal Cable Monocrystal Silver Conductor ? The Gold Standard For Signal Transfer

・導体の構造については図に示すとおりです。
crystal_cable_absolute_cross_section_large.jpg
導体の構造図(公式HPより)

中心に「Monocrystal Silver Core(単結晶銀導体)」、その外側を「Dual Kapton layer(2層のカプトン材)」、
更にその外側を「PEEK(ポリエーテルエーテルケトン樹脂)」に覆われています。
二層目のシールドには「Silver plated monocrystal copper shield(単結晶銀メッキ銅シールド)」が施されています。
一層目のシールドには「Gold plated monocrystal silver shield(単結晶金メッキ銀シールド)」が施されています。
それらを纏めた「Transparent sleeve(透明なジャケット)」に覆われています。

現在Monocrystal silver導体を用いているのは、以下の3モデルになります。
flagship: Ultimate Dream(以降:UD)
TUD_POWER450x300.jpg
CONSTRUCTION_POWER.jpg
(公式HPより)

2nd: Absolute Dream(以降:AD)
Carbon_Power450x300.jpg
crystal.jpg
(公式HPより)

3rd: Dreamline Plus(以降:DLP)
Power450x300.jpg
Dreamline_Plus_constructie.jpg
(公式HPより)

それぞれの違いについては以下の表に示すとおりです。
表1


価格表についてはこちらをご覧ください。
※2014年の価格リストなので現在とは異なる場合があります。

参考程度に現在の定価(EUR)と円換算した場合の比較表を作りました。
※送料、中間マージンは含まない
表2


【外見】
ジャケットの内側が単結晶金メッキ銀シールドなので外見は金色寄りです。
(Odinは銀色寄りです。画像のものはアプリックスさんのご厚意で試聴した際の画像)

写真 2017-10-29 10 18 49
・AD全体像2(撮影者:ブログ主)

写真 2016-08-23 18 43 05
・Odin全体像(撮影者:ブログ主)

DLPと比べるとMonocrystalの束が4本使われているので太いですね。
とはいっても、他社のハイエンド電源ケーブルと比べると細めで取り回し良好です。
(DLPの取り回しには劣ります。)

プラグは上の表に記載した通りFurutechのFI50M(R) + FI50(R)です。
DLPで使われていたWattgateのプラグと違って金属パーツが多いのでずっしり重いです。
あとはプラグのシェルが他社よりも太いのでコンセントカバー、機器のIECによっては刺さりません。

写真 2017-10-29 10 35 23
・DLPとAD全体像(撮影者:ブログ主)

スタビライザーというか飾りは、DLPは樹脂でコンパクト、ADは金属で重く光沢があります。
この飾りは移動できるので、設置場所に合わせて丁度よい所へ移動させます。
渡しの場合は機器のIEC側に寄せています。
トラペ、Jorma Prime、MITの用に中にパッシプのフィルターが入っているわけではないです。
写真 2017-08-19 14 57 30
・DLPの飾り(撮影者:ブログ主)

写真 2017-10-29 10 38 50
・ADの飾り(撮影者:ブログ主)

ケーブルが入った化粧箱はDLP同様、豪華な雰囲気ムンムンですが、個人的にはDLPの箱の方が落ち着いて好きでした。

写真 2017-11-02 23 33 38
・上DLP、下ADの化粧箱

写真 2017-10-29 10 12 32
写真 2017-10-29 10 12 39
写真 2017-10-29 10 14 53
・ADの化粧箱(撮影者:ブログ主)


【レビュー】
いつも通り、細かいパラメータや比較などは入れずに、このケーブルを導入してみて感じたことをそのまま文にしていこうと思います。
と言いつつも、DLPとの比較も含めて書きます。ついでにexorionさん所でUD聴いた際も少しだけ触れます。

導入場所:プリアンプ
以前使用していたケーブル:Crystal Cable Dreamline Plus Power cables

プラスと捉えられる傾向について

・ずば抜けた音像描写力(AD > UD > DLP)
音像描写に関しては他社を突き放すような高い性能を持ちます。
それ程までに立体的で実体感を帯びた音像がサウンドステージ上に描写します。
以前聴いたOdinの音像表現も凄みを感じますが、どちらかというと音場表現に長けており、ADと比べると引っ込んで聴こえます。
音がグイッと前に出てきつつも奥域方向が浅くならないので、ボーカルと楽器の位置関係がハッキリしています。
横方向もスピーカ外まで広がるので十分に広めです。そして音が前に飛んでくる分、包み込まれるようなホログラフィックなサウンドステージを体感できます。
音像は膨らまず明瞭で厚みは損なわれないままコンパクト、サウンドステージ上に余裕を持って定位します。
上記をDLPと比較すると、DLPの方が、音像が大きめでステージの深さが浅めで余裕がないように感じられます。


・ハイスピードで抜群の抜けの良さ(DLP > AD > UD)
以前にも書いた通り、この項こそDLPが持つ最たるものだと思います。
(その代わり、マイナス部分がはっきりしていますが。。)
しかし、ADには脅かされます。明らかに上と下のレンジが広くなっており、特に下の深い部分の制動力、スピード感はそもそもDLPでは出てなかった部分です。
レンジが広がった分、揃い具合にほんの少しのずれを感じます。(特定の曲の特定部分くらいの少しなので基本的には気にならないです。)
プリアンプとの相性ですが、揃い具合と引き締め効果だとDLPですが、トータルバランスだとADの方が良いと思いました。


・カラフルな色彩表現(UD > AD > DLP)
モノトーン調な色彩にはならず、個々それぞれのニュアンスを明確に表現します。
それぞれの音の明と暗のうち、明の部分のパラメータを持ち上げて、色味を濃くするような感じです。
ここでの明は明度ではなくコントラストです。また、ほんの少し彩度も上げているように感じます。
極端ですが画像で例えるとこんな感じ。実際に聴き比べると音楽の見え方が画像くらい違います。
肉
この表現は生楽器もそうですが、打ち込みで最も驚きました。
「あれ...この部分こんなにキラキラでゴージャスな感じだったけ?」
「しかも、品があって楽器やボーカルを主役に引き立たせている。ワーイ!タノシー!(思考力低下)」
DCecxrXUwAAHi8g.jpg

音楽の印象そのものが変わります。今まで隠れていて感じられなかった細かな表現を明確に深く描写されるので、音楽にかぶりついて聴けるようになります。
あとは声の再現において、この項は非常に重要であり、現在最高に位置するのがUD、次いでADとなります。
他社を寄せ付けない特徴ですねb

【まとめ】
以前のまとめに追記する形で書いていきます。
より広い帯域におけるエネルギーバランス、スケール感についてはADが優れており、また情報量も多いです。
総じてADは非常に使いやすいコンポーネントであると言えますが、部分的に特化しているDLPにおいてはバランス調整さえ出来てしまえば、ADにも大きく劣らない性能が期待できます。
今回導入に合わせてDLPとOracle AC1Modを手放しました。両方共同じ方の元に嫁ぐ形になりました。
その方にもお話したことですが、低域過多なシステムやMITのOracleグレードのような低域を得意とするコンポーネントと合わせることでDLPのマイナス部分を補うことができ、容易にバランスの調整が可能です。
ここまで来て思うことはこのクラスの電源ケーブルで基本性能を気にすることは非常に野暮なことであり、その先にあるオンリーワンの世界観を感じたいがために手にするものだと思いました。
Crystal Cableの場合、その世界観がDLP、AD、UDでそれぞれ違うものを持っており、どれかに強くはまってしまうと中々抜け出せないことを知りました。
最後までDLPを手放すのを悩みましたが、ボーカル表現が決め手になりました。(この調子だとUDにも堕ちそうですが...)
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