プロフィール

Loui

Author:Loui
月1更新が目標。ネタは溜まる一方...

検索フォーム
最新コメント

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

exaSound PlayPoint 導入記

昨年末に注文し、2月上旬に導入したNetwork Audio Player(Bridge)についての導入記になります。
導入したものは「exaSound PlayPoint」になります。

ファイル 2017-02-19 16 08 36
・PlayPointの外見1(撮影者:ブログ主)

導入の経緯としては、
システム完成に関する記事「Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成!」より、
『再現性向上を考えてネットワークブリッジを導入する。』
今後の予定にあげたものから、第一弾として導入したものになります。

フジヤエービック経由で代理店であるエミライから購入しました。

早速、概要に移りたいと思います。

【概要】
まず、製品の特徴を国内HPから引用したものを以下に示します。

・海外で話題のソフトウェア「Roon」に対応するほか,PlayPoint1台でUPnPを含む複数のネットワークオーディオ用プロトコルに対応

・USB Audio Class 2.0を利用せず、独自のUSBオーディオプロトコルを使用することで,通常のアシンクロナスUSB接続の限界を超えるジッターの抑制とUSB伝送のタイミングエラーの抑制を可能とするZeroJitterテクノロジー搭載

・4-wayボリューム・シンクロ機能(8chを個別に音量制御できる機能)を搭載するほか,USB DACを直接制御することでデータ欠落を防ぎながら音量調整を可能としたZeroResolutionLossテクノロジー搭載

・インターフェース部からDAC部に至るまでの間でソフトウェア的な処理は一切行わず,入力された信号をそのままDACチップへと伝送するENclusiv?テクノロジー搭載

・ステレオ,マルチchを問わず現存するあらゆるハイレゾ音源に対応
  - DSD64, DSD128, DSD256(28MHz)までのDSDデータ(ステレオおよびマルチch)
  - 1kHz / 16bit から 384kHz / 32bit までのPCMデータ(ステレオおよびマルチch)

・DSD256データのストリーミング再生をサポート(HQPlayer NAA,JRiver,MPD,MinimServer,Twonky,Asset UPnP使用時)

・ Wi-Fiおよびギガビットイーサ対応のネットワークによるマルチチャンネル再生に対応

・タッチパネル型カラー液晶採用でシンプルかつ柔軟な操作性を実現

・ノイズ源を徹底して排除するためWi-Fi機能を排した日本限定モデルも販売

※今回私が導入したのはWi-Fi機能を搭載した標準モデルになります。

PlayPointに搭載された技術解説を以下に示します。(公式HPより)

ZeroJitter Technology
----------------------------------------------------------------------------------------------
ZeroJitterテクノロジーはPlayPointとexaSound製DACとをUSB接続した際に有効となる、exaSound独自の技術です。
exaSoundの専用ドライバーはUSB Audio Class 2.0を利用せず、独自のUSBオーディオプロトコルを使用しています。
自社開発のUSBドライバーソフトウェアとUSBインターフェース基板のファームウェアを有するからこそ実現した、従来のUSB Audio Class 2.0規格の限界をブレーク・スルーするテクノロジーです。
ZeroJitterテクノロジーにより、通常のアシンクロナスUSB接続の限界を超えるジッターの抑制とUSB伝送のタイミングエラーの抑制を可能としています。


GalvanicInfinity Technology
----------------------------------------------------------------------------------------------
GalvanicInfinityテクノロジーはexaSound製DAC全てに搭載されているコンピューター起因のノイズを抑制する技術です。PlayPointはソフトウェア処理のうえでもこの思想を発展させ、ジッターや信号の遅延を抑制するための特殊な伝送方式を採用しています。


ZeroResolutionLoss Technology
----------------------------------------------------------------------------------------------
ES9018Sは疑いようもなく素晴らしい性能を有するDACチップであり、事実、exaSoundはこのDACチップと出会い、たちまち虜になりました。
しかし、exaSoundはこのDACチップの真価を発揮させるには並大抵の努力では足りないこともまた理解していました。
exaSoundでは、ES9018Sの真の性能を発揮させるべく、回路設計、ファームウェア開発、ドライバーソフトウェア開発と多岐にわたり検証を重ねてきました。
ZeroResolutionLossテクノロジーは独自のボリューム調整機能により音楽信号を常に0dBFSで出力するよう調整されており、DACチップの直前まで一切の信号の欠落を許さない仕様になっています。
また、PlayPointは、exaSound製DACとの組み合わせにおいて、プレイポイントのタッチパネルスクリーンであっても、IRリモコン経由であっても、DACのフロントパネルのボタンであっても、そしてiPad上のアプリケーションであっても、常にZeroResolutionLossテクノロジーによるボリュームシンクロ機能が有効になります。


ENclusiv Technology
----------------------------------------------------------------------------------------------
ENclusivテクノロジーは、32bit/384kHzまでのPCMや12.288MHzまでのDSDといったハイレゾ音源を含む、既存のあらゆるデジタル音源に対して、一切の加工をせずビット・パーフェクトな状態でDACチップへ信号を伝送することを可能とする技術です。
インターフェース部からDAC部に至るまでの間でソフトウェア的な処理は一切行わず、入力された信号をそのままDACチップへと伝送することで、音楽データの真の姿を再現します。
結果的に、PlayPointはHQPlayerなどでの音楽データのポスト・プロセッシングによる音質変化を最も感じやすい製品としても機能します。


【使い方】
使用方法について書く前に。
「Roon」とは、何か?
roon-logo-470x253.png


ライブラリ統合型の再生ソフトです。
ソフト自体は買い切りではなく、以下の二通りの契約プランがあります。
・1年契約(119USD)
・永年契約(499USD)

私はお試しも兼ねて1年契約で使用しています。
詳細な情報については以下を参照すると良いと思います。
クラウド/ローカルをシームレスにつなぐ“総合音楽鑑賞プレーヤーソフト”「Roon」の魔法とは?

次に「Roon」の基本構成について、
roon.jpg

Roonは大きく分けて3つの構成から成ります。
・Control: 画面の操作(選曲)

・Core: ライブラリ管理と音源の読み込み

・Output: データを機器に送る
 ※例:USB DAC

それぞれの詳細な説明についてわかりやすく説明している記事は以下になります。
話題の音楽再生ソフト「Roon」は音も良い? RoonReady機器でネットワーク再生を検証

それでは、PlayPointの使い方について書いていきます。
以下の6通りの使用が出来ます。

1:Roon Ready プレーヤー
2:Roon Server
3:Network Audio Adapter for HQPlayer
4:UPnP/OpenHome プレーヤー
5:MPD プレーヤー
6:AirPlay プレーヤー

当方では主に1~3での使用方法について書いていこうと思います。
また、それぞれ拙宅のシステムで利用した場合の例を図で示します。

1:Roon Ready プレーヤー
この使い方では、Roon Serverが起動しているPCまたはNASに接続されます。
また、ネットワークの設定は不要で、データはビットパーフェクトな状態でDACに伝送することが出来ます。
ネットワーク経由で接続されたPlayPointがRoonにおけるOutput(=RoonReady)の役目をし、PlayPointには同社製のUSB DAC(e20mk3)を接続します。

スライド1
・PlayPointをRoon Ready プレーヤーとして使った際の構成図(作成者:ブログ主)

・Control: Roon Remote Appを入れたiPadまたはiPhone
・Core: Roon1.3を入れたPC
Output(=RoonReady): PlayPoint(有線)
・Storage: NAS
・DAC: exaSound e20mk3

2:Roon Server
ネットワーク経由で接続されたPlayPointがRoonにおけるCore + Output(=RoonServer)の役目をし、PlayPointには同社製のUSB DAC(e20mk3)を接続します。
この構成が最もシンプルかつ最短経路でデータ伝送を行うことが出来ます。
StorageにはNASまたはUSB接続された外付けHDD等を用います。
現在の最新のFirmware(Version.12)ではRoon1.3に対応しています。

ファイル 2017-02-19 14 17 52
・Roon Serverがインストールされた状態
※画像はFirmwareをアップデートする前なのでRoon 1.2がインストールされている。

スライド2
・PlayPointをRoonServerとして使った際の構成図(作成者:ブログ主)

・Control: Roon Remote Appを入れたiPadまたはiPhone
Core + Output(=RoonSrver): 最新のFirmwareを適応させたPlayPoint(有線)
・Storage: NAS
・DAC: exaSound e20mk3

3:Network Audio Adapter for HQPlayer
PlayPointはSignalyst HQPlayerのNetwork Audio Adapter (NAA)プロトコルに対応しています。
本機能によって、HQPlayer側でアップサンプリング・アップコンバージョン処理を行った後、演算済みデータをネットワーク経由でPlayPointに送ることが可能になります。

スライド3
・PlayPointでNAAを使った際の構成図(作成者:ブログ主)

・Control: Roon Remote Appを入れたiPadまたはiPhone
Core: Roon1.3とHQPlayerを入れたPC
※RoonでネットワークデバイスにHQPlayerを選択。
※HQPlayerでNAAを選択、デフォルトのデバイスはPlayPointを選択。
・Output: PlayPoint(有線)
・Storage: NAS
・DAC: exaSound e20mk3

それぞれの詳しい使い方ついては公式HP下部にクイックスタートガイドが用意されていますでのそちらを参照して下さい。
公式HPはこちら__


【外見】
ケースは持ち運べるように、上部に持ち手が付いています。
DACのケースよりもコンパクトになっています。
ファイル 2017-02-19 18 02 33
・ケース外観(撮影者:ブログ主)

ケースを開けるとビニール袋に本体、それとは別にマニュアルが入っています。
また、右上の白い箱にはWi-Fi用のアンテナ、ACアダプタ、LANケーブルが入っています。
ファイル 2017-02-19 14 17 34
・ケースの中身(撮影者:ブログ主)

背面を見ると、左右にWi-Fi用のアンテナを取り付ける場所、USB2.0と3.0のポートが二箇所、LANポートが付いています。
電源の入力は12V3Aとなっています。
※HDMIについては現状使用されていません。
exaSound-PP1-Rear-HR2-768x506.jpg
・背面(公式HPより)


【使用感】
家のホームネットワークに追加するだけなので複雑な設定は要らず、基本的にはPlayPointにLANケーブルを指すだけで使用可能です。
その後は聴くスタイルに合わせて、PlayPointの使い方を選択します。
正面のタッチパネルでの操作は非常に滑らか、UIも分かりやすく、直感的に操作することが出来ます。
暫く、正面のタッチパネルの操作がないと自動消灯してくれます。(便利)


【レビュー】
当方では、使用方法で述べた"3"の使い方が最も良好な結果を得られたのでレビューではこの方法を使った場合について書きます。

スライド3
・PlayPointでNAAを使った際の構成図(作成者:ブログ主)

・Control: Roon Remote Appを入れたiPadまたはiPhone
・Core: Roon1.3とHQPlayerを入れたPC
※RoonでネットワークデバイスにHQPlayerを選択。
※HQPlayerでNAAを選択、デフォルトのデバイスはPlayPointを選択。
・Output: PlayPoint(有線)
・Storage: NAS
・DAC: exaSound e20mk3
※PlayPointとDACをUSB接続

HQPlayer側で行うディザー,アップコンバージョンの処理について、

使用するリサンプリング・フィルターは聴くソースに合わせて最も良好な結果を得られたものを使用。
ディザーについても同様。

聴くソースは以下のようにアップコンバート。
PCM:
44.1 kHz → 88.2 kHz
48 kHz → 96 kHz
88.2 kHz、96kHz はコンバートせず。
それ以上のソースは無し。

DSD:
DSD64,128,256はネイティブ

レビューではPlayPoint導入前のシステムと比較します。

導入前のシステムを以下に示します。
・Control: Roon Remote Appを入れたiPadまたはiPhone
・Core+Output: Roon1.3とHQPlayerを入れたPC
※RoonでネットワークデバイスにHQPlayerを選択。
・Storage: NAS
・DAC: exaSound e20mk3
※PCとDACをUSB接続

導入前:
PCはオーディオシステムにおけるノイズ源でしかないという意見があります。
音の影響としては、
・サウンドステージが平面的(立体感が無い)
・音が荒い(ピーク感、耳あたりが悪い)
・そもそもの情報量が少ない
・定位が曖昧

等があり、オーディオ機器として向いていないのでは?と思っている方も多いかと思われます。
私が使用しているPCはファンレス低電圧駆動のものを選んでおり、専用の電源を使って動かしています。
また、OSを最適化するソフトやリアルタイムでのキャリブレーションを行うソフトによりオーディオに適したものにしています。
そのお陰か、導入前から大きな不満はありませんでした。
色々試していく中で、PCでもある程度煮詰めていくことでそういった悪影響を抑えることは可能と思っています。


導入後:
それでは、PlayPointを導入して、前と比較して感じた部分を列挙していきます。

・サウンドステージの範囲が広くなる
・左右だけでなく、奥域方向が深く、上下方向の広がりが感じられる
・音像同士の前後感が分かりやすくなり、立体感が出る
・厚みを維持しつつ、音像の輪郭がより明瞭に、膨らまず定位する
・声色の違いがはっきり出る
・基本性能の向上(主に情報量、解像感)

思った以上に、差が大きく導入当初は戸惑いました。
現状大きなマイナス点は見つからず、思った通りの音質的向上を得られました。

今回、何故ソフトの接点を増やしてでもこの使用方法選んだかについて、
1:Roon Ready プレーヤー
2:Roon Server
3:Network Audio Adapter for HQPlayer

・性能毎で比較すると以下の通り、
情報量:   2 > 1 = 3
解像感:   2 = 3 > 1
空間表現:  3 > 1 > 2
定位感:   3 > 1 > 2
耳当たり:  3 > 1 = 2

構成をシンプルにした方が、聴覚上の情報量や解像感と言った部分が3での使用方法と比べると良いと言う結果になりましたが、音が薄く立体感に乏しい音に聴こえます。
また、いつもの音量で聴いていると聴き疲れが起きます。刺さるほどのキツさではありませんが、コンプ音特有のピーク感が耳を圧迫する感じがします。
私の中での再現性の向上とは音の立体感、生々しさ特有の耳あたりの良さ(破綻の無さ)が必要になってきます。
なので、その要素を持ちつつ、オーディオ的な性能を十分保持出来る組み合わせとして"3"の使用方法を選びました。
※利便性の観点からは、1~3の使い方の何れでも大きな差がありませんでした。

【まとめ】
昨年のシステム完成記事より、今後の予定(展望)で書いた通りの『再現性向上』に繋がったと思います。
1月に訪問したavcat O氏邸訪問で行った上流機器の聴き比べでも感じましたが、システム全体への影響力は自身のシステムでも大きな違いを感じる事ができました。
Roon + HQPlayer + PlayPointによるネットワークオーディオの形は、利便性が高く、再現性の高い再生が出来るようになりました。
今後も予定(展望)通りシステムを煮詰めていこうと思います。

【ギャラリー】
ファイル 2017-02-19 14 18 03
・導入当初1(撮影者:ブログ主)

ファイル 2017-02-19 14 18 20
・導入当初2(撮影者:ブログ主)

ファイル 2017-02-19 14 18 40
・現在2(撮影者:ブログ主)
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。