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Crystal Cable Dreamline Plus Power cables 導入記

2月中旬に導入した電源ケーブルについての導入記になります。
導入したものはCrystal Cableのセミフラグシップ「Dreamline Plus Power cables」になります。

ファイル 2016-07-18 17 32 04

導入の経緯としては、年明け直ぐに当ブログの訪問記でお馴染みのexorionさんが拙宅に来られた話まで遡ります。
その際に今回導入した電源ケーブルを持参して下さり、プリアンプに刺して聴いた直後にノックアウト、その後に譲っていただけることに...。
詳細は後ほど書きますが、現段アニソンを聴く方には必須のコンポーネントだと思います。
(セミフラグシップということもありお値段はしますが一度入れたら外せません(冷汗))
(残念ながら、PSEの関係でCrystal Cableの電源ケーブルは国内では取り扱われていません。)

【概要】
まず、Crystal Cableとはどのようなメーカーなのか、代理店であるHarman International JapanのHPから詳細を引用します。
(引用元はこちら

以下詳細
2004年にオランダで設立。既に世界30カ国以上の販売実績を持ち、多くの録音スタジオへの導入も進んでいます。
高純度伝送を極限まで追求し超低歪率を達成した“シルバー=ゴールド導体”、
シースルー・ジャケットに包まれたスリムでエレガントなスタイル、弦楽器の弦のようなしなやかさ。
新しい発想から誕生した「Crystal Cable」は、デジタルAV、マルチチャンネル時代に対応する新世代ハイクオリティ・ケーブルです。
ここまで

補足:国内代理店では下位モデルのUltra Diamondまでの取り扱いとなっています。

更にブランドの生い立ちについてe-イヤホンさんのブログに詳細が記載されていますのでそちらから引用します。
(引用元こちら

以下詳細
Crystal Cableの設立者はMrs.Gabi van der Kley(ガビ・ファン・ダー・クレイ夫人)。SILTECH社長Edwin van der kley氏の奥様です。
夫人がSILTECHのマーケティングを担当していた時期、SILTECHのリサーチ部門(新たな素材や応用技術などを調査開拓する部門)に航空機の機内配線材(航空機のオペレーション用信号/データの伝送用)として、細くて軽く、強度と耐熱性に優れた高性能ケーブルを航空機メーカーと共同開発するプロジェクトがあり、この『マイクロケーブル』の技術が完成しました。
航空機用ケーブルとして、すべての厳格な規格や安全基準にパスしましたが、延べ数百メートルにも及ぶ機内配線材としてはあまりにも高価であったため、採用には至らなかったといいます。
Crystal CableはSILTECHの基礎技術をベースとして(シルバー=ゴールド導体やカプトンインシュレーターなど)開発されたケーブルではありますが、現在では独立した研究開発部門を持ち、独自に素材の調達、加工も行っています。
SILTECHの工場敷地内ではありますが専用ラインを設け製造を行っており、資本的にも完全に独立した一ケーブルメーカーです。
ここまで

セミフラグシップ(Dreamline Plus(以降:DLP))とフラグシップ(Absolute Dream(以降:AD))にのみ採用されているMonocrystal silver導体を用いた構造について

・導体の構造については図に示すとおりです。
crystal_cable_absolute_cross_section_large.jpg
導体の構造図(撮影者:公式HP)

中心に「Monocrystal Silver Core(単結晶銀導体)」、その外側を「Dual Kapton layer(2層のカプトン材)」、
更にその外側を「PEEK(ポリエーテルエーテルケトン樹脂)」に覆われています。
二層目のシールドには「Silver plated monocrystal copper shield(単結晶銀メッキ銅シールド)」が施されています。
一層目のシールドには「Gold plated monocrystal silver shield(単結晶金メッキ銀シールド)」が施されています。
それらを纏めたものを「Transparent sleeve(透明なジャケット)」に覆われています。

DLPとADの違いについては以下の表に示すとおりです。
表

価格表についてはこちらをご覧ください。

Picture 1180
・ADの画像(撮影者:公式HP)

【外見】
ジャケットの内側が単結晶金メッキ銀シールドなので外見は金色寄りです。
(Odinは銀色寄りですね。)

プラグは表に記載の通りWattgate 330RH Evo+350RH Evoになります。
ちなみに、少し前まではFurutech FI-25M(R)+FI-25(R)が採用されていました。
ファイル 2016-07-18 17 18 57
・全体像(撮影者:ブログ主)

単結晶銀を使っていますが思ったより柔らかく取り回しに苦労はしませんでした。
ファイル 2016-07-18 17 37 56
・セッティング図(撮影者:ブログ主)

ケーブルが入った化粧箱は見ての通り、豪華な雰囲気が漂っています。
Siltechについても上位グレードに関しては似たような化粧箱に入っています。
ファイル 2016-07-18 17 36 56ファイル 2016-07-18 17 34 09ファイル 2016-07-18 17 04 16
・化粧箱(撮影者:ブログ主)

【レビュー】
いつも通り、細かいパラメータや比較などは入れずに、このケーブルを導入してみて感じたことをそのまま文にしていこうと思います。

導入場所:プリアンプ
以前使用していたケーブル:VOVOX Textura AC

まず、プラスと捉えられる傾向について
・ずば抜けた音像描写力
音像描写に関しては現状DLPとADを超えるものがないと思っています。
それ程までに立体的で実体感を帯びた音像をサウンドステージ上に描写します。
音がグイッと前に出てきつつも奥域方向が浅くならないので、ボーカルと楽器の位置関係がハッキリしています。
音像は膨らまず明瞭でコンパクト、サウンドステージ上に余裕を持って定位します。
拙宅では前後方向を損なわず、ボーカルが20cmほど前に出てきたように感じられました。

・ハイスピードで抜群の抜けの良さ
全体帯域においてスピード感が揃っており、ダマ感、膨らみを感じさせないのでキレ良くスパっと抜けます。
この項目についてはAD以上だと感じています。
特に低域のスピード感が遅めであるJeff Rowlandのプリアンプを使っている私にとってはDLPとセットで一つのプリアンプだと思いました。

・カラフルな色彩表現
一音一音がカラフルで、単色的な色彩表現ではなく、個々それぞれのニュアンスを明瞭に描写します。
異なる色をもつスポットライトが照らす人に合わせて切り替わるようなイメージです。
温度感はDLPが少し低めで、ADは中間的に感じられます。
複数の声優さんが歌うような曲では声優の特徴的な声がよりハッキリ出てくるため、新たな発見が多いです(笑)
この項についても他社を寄せ付けない特徴だと思います。

マイナスと捉えられる傾向について
・二項のデメリット「音のキツさ」
原因は簡単です。導体の本数分の差だと思います。(価格分の差は感じられる)
帯域のエネルギーバランスがADと比べると中高域に寄るのでシステムによってはピーク感を感じる場合があります。

・低域の厚み不足
先ほどエネルギーバランスが中高域に寄ると申し上げましたが、厳密に言えば低域の厚み不足によってそのように感じられると思っています。
レンジ感や締りについては申し分ないですが厚みが不足するので迫力不足で腰高とも言えます。
ただし、低域過多なシステムやMITのOracleグレードのような低域を得意とするコンポーネントと合わせることで容易にバランスの調整が可能です。
拙宅ではプリアンプが繋がっているタップの電源ケーブルにMITのOracle Z-Cord IIIを入れることでバランスを整えています。

【まとめ】
全帯域におけるエネルギーバランス、スケール感についてはADが優れており、また情報量も多いです。
総じてADは非常に使いやすいコンポーネントであると言えます。
しかし、部分的に特化しているDLPにおいてはバランス調整さえ出来てしまえば、ADにも大きく劣らない性能が期待できます。
別なトピックスで述べましたが、
「現代アニソンにおける必要な要素」
・極めて高い分解能
・スピード感
・耳当たりの良さ
・躍動感
・色彩感
・低域の締りと張り
・音像の距離感、前後感が明瞭な定位と音場

これらが多く含まれるADとDLPは最初に述べたとおり、必須のコンポーネントだと思います。
今回プリアンプに入れた理由としては前回のトピックスに記述しています。
まず、私のが考えるプリアンプの役割は『聴きたい音楽を形作るために必要な演出をする部分』
そして、電源ケーブルの役割は『足りない要素を埋める部分』であり、プリアンプでは『色彩表現が豊かで音像表現がしっかりしているもの』。これらを満たしてくれるのが今回導入したDLPでした。
exorionさんが言うようにADやDLPを入れると「魂を削って喉から声を絞り出すような表現。」を感じることが出来ます。
ますます、好きな音楽を理想とする形へ近づいたと感じています!

現代のハイエンドオーディオケーブル市場はコストが上がる一方ですが、その分オンリーワンの演出と性能を兼ね備えたコンポーネントであるとも言えます。
コンポーネント関係の記事は後ろに3件ほど控えています。
現状だと月に1件ペースの更新予定です。。

注意喚起情報:現在Crystal Cableの偽物が確認されています。
DLPとADの両モデルから下位モデルまで偽物の確認が出来ています(Interconnect、SPケーブル、電源ケーブルにおいて)
・非常に安価な価格で取引さている
・導体の作りが雑で色が不自然
・元箱が無い
・正規のディーラーから購入したものを提示しない
何れかの点に該当するものがあった際はくれぐれも手を出さないようにお願いします。

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