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komugi邸訪問記

今回はkomugiさんのお宅に訪問した際の感想についてである
初めての訪問となる今回は土曜日の午後からお邪魔した
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まず、機材構成について
スピーカー: Sonus faber elipsa
プリアンプ: OCTAVE HP500SE
パワーアンプ: OCTAVE RE290
アナログP: LINN LP12(Akurate+程度のカスタム)
カートリッジ: MUTECH LM-H
CDP: LINN IKEMI
USBDAC: iFI-Audio iFI micro iDSD
電源タップ: CAMELOT TECHNOLOGY TAP PLUS×2
ラック: QUADRASPIRE QAVM

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ケーブル類
KRYNA Spica7 (SPケーブル)
KRYNA Inca7(フォノケーブル・特注品)
KRYNA Inca7(CDP→プリ、プリ→パワー)
FISCH PCP3 電源ケーブル(アナログP)
CAMELOT TECHNOLOGY PM-780 電源ケーブル(CDP)
CAMELOT TECHNOLOGY PM-1800 電源ケーブル(プリアンプ)
CAMELOT TECHNOLOGY PM-1000 電源ケーブル(パワーアンプ)
CAMELOT TECHNOLOGY PM-800 電源ケーブル(電源タップ)

メインの再生機器はアナログプレイヤー及びCDプレイヤーとなる
当方はCD及びデータでの再生をメインとしているためCDがメインとなる
komugiさんがアナログで掛けたソースから5曲、当方の持ち込みソース5曲でレビューを記述する

1曲目:ガンダムメドレー
機動戦士ガンダムZより「Z・刻を超えて」(鮎川麻弥)
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機動戦士ガンダムZZより「サイレント・ヴォイス」(ひろえ純)
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機動戦士ガンダムより「翔べ! ガンダム」(池田鴻)
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一言:
記念すべき1曲目はガンダム3連発!!!
この選曲には思わず
「komugiさん、いい意味で期待を裏切ってきますね!」と言った私である
アナログを殆ど聴かない私にとっていずれの曲もCDでしか聴いたことがない
まず「Z・刻を超えて」では冒頭のドラムの弾む感じとアタック感が見事に出ており体全体でそのエネルギーを感じることが出来た
その後のギターソロの部分では音がグイグイ前と来て弦を弾くときの響きが非常に気持ちが良かった
また「サイレント・ヴォイス」や「翔べ! ガンダム」で聴いても感じたのはこの時代の曲は特に線を太くダイナミックに鳴らすことでより生き生きと鳴るということだ
いずれも古さを感じさせる音作り余すことなく熱い音として伝えてくる
3曲をアナログ盤で聴いてみて、非常に鮮度が高くエネルギッシュで深みのある生々しいボーカルが耳に届く
これ程まで実体感を持ったボーカルはCDでは体験したことがない
結構な音量で試聴していたのだがいずれの三曲でも音は飽和せず、少しキツめの高域も刺さらないくらいのいい塩梅で抜けていくので聴き終わりの爽快感が素晴らしかった
3曲聴いてすでに満足と思える聴き応えのある音で聴かせてもらった

2曲目:「リムスキー・コルサコフ シェエラザード 第二楽章」(アンセルメ/スイスロマンド管弦楽団)
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一言:
音が小さくなる所から一気に大きくなる時の瞬発力と音が前へとしっかり広がる感じ、そこから作り上がられるサウンドは鮮烈でスケール感のある音だった
各楽器パートが埋もれることなく一音一音克明に耳と体に伝わってくる
部屋は拙宅と同じ6畳という空間で鳴らされているのだが横の壁を感じさせないスケール感がそこにはあった
そこで気になったのは、ステレオイメージをつくり上げるうえで重要となる左右のサウンステージの広がり方である
左側の広がり方に対して右の広がりが浅く部分的に凹んで聴こえるのだ
本人に尋ねてみるとすでに認知している部分で、それを指摘したのは私とモノリスさんだけであるという
原因としてあげられるのがLPの調整問題と右側においてある大きなLINNのアクティブサブウーファーである
それと左右で壁の材質が異なり左が壁に対して右側は二重サッシの防音窓でこれによる反射や吸音する音の帯域が異なることがあげられる
ここでオーディオルームに入った時の印象を述べたいと思う
まず入ってすぐに環境のSNの高さに驚いた
部屋の外と中では静寂感がまるで違うと感じた
この点は拙宅でも同じ静かさを感じれるが決定的な差として家の外の周辺に環境騒音となるものが全くないのだ
部屋の壁は自身で最適な吸音及び反射が得られるように漆喰を塗られていた
また、厚みの異なる壁材を組み合わせることで共振を防ぐといった壁の中までこだわりを感じることが出来た
フラッター対策ではサウンド・ハンターが出している調音パネルをSP背面のコーナーとSP側面に配置されており、天井の四隅にはアコースティックアドバンスの吸音パネル(コーナータイプ)が使われていた
苦労の積み重ねがあり、今の素晴らしいオーディオルームを創りあげているということだ
ルームアコースティックは当方で重要度が高いものであり、これをやっている所をやっていないところでは大きな差があると言える

3曲目:「ラムのラブソング」(松谷祐子)
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一言:
そう、この曲は彼のReferenceとも言える一曲である
私はこれを聴くまで帰るつもりが無いほど聴いてみたかったのだ
実際聴いてみて、「好きよ(好きよ)、好きよ」の後に左のスピーカから聴こえた「うっふん」の部分で私は悩殺された
この自然なエロさはなんなのだ
そして二番最後の「うっふん」の後より「好きよ(好きよ)、好きよ」からの「ふふふ」でトドメを刺された私であった
この可愛さと甘さが見事で、同じ音は出せないと確信した

4曲目:「GO MY WAY」(水無瀬伊織/高槻やよい/天海春香)
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一言:
アイマスでアナログ盤が出ていたことをこの時に初めて知った
限定200枚生産限定品らしく、すでに手に入らないものである
聴いてみて驚いた、CDで聴いた印象と全然違っていた
ボーカル三人それぞれのニュアンスがしっかり出ており、鮮度も高い
アナログ盤を聴いた後にCDを聴くとボーカルが薄っぺらく感じると思う
現代のこのジャンルでもこういう音が聴けるというのは衝撃だった

5曲目:「いつか空に届いて」(椎名恵)
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一言:
この曲はオフの最後に掛けられた一曲である
機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争のオープニンテーマであり、私がガンダム作品の曲の中でも2番目に好きな曲である
因みに、1番は08小隊のエンディングテーマ「10 YEARS AFTER」(米倉千尋)で3番は同じくポケ戦のエンディングテーマ「遠い記憶」(椎名恵)である
思い入れ深い一曲であるこの曲を聴いてみて、体の芯にまで染み入り、胸が熱くなるような音であった
柔らかく表情豊かなボーカルが見事に表現出来ており、この音は作品を見ている人が聴くとこみ上げてくるものがあると思う
この曲を最後に持ってきたkomugiさんのセンスには拍手を送りたい

他にも様々なジャンルの曲を聴いた
実際ここで何をレビューしようか非常に迷ったがその中で私が衝撃、感銘を受けたものを選ばせてもらった

以降は彼から送られてきたセットリストである
全てアナログ盤で聴かせてもらった
中にはオリジナル盤という大変貴重なものもあり、その音の良さに驚かされた

・セットリスト(曲順に整列済)
1.Z・刻を超えて(鮎川麻弥)
2.サイレント・ヴォイス(ひろえ純)
3.翔べ! ガンダム(池田鴻)
4.ベートーベン ロマンス第二楽章(ダヴィッド・オイストラフ)
5.リムスキー・コルサコフ シェエラザード 第二楽章(アンセルメ/スイスロマンド管弦楽団)
6.JSバッハ チェロとチェンバロのためのソナタ(ピエール・フルニエ)
7.ライブ・イン・サンフランシスコ(ステファン・グラッペリ)
8.サヒブ・シハブ(ザ・デニッシュ・ラジオ・ジャズ・グループ)
9.ザ・ペンタングル(ペンタングル)
10.ライディーン(イエローマジックオーケストラ)
11.ラムのラブソング(松谷祐子)
12.魔法使いサリー(スリー・グレイセス)
13.みなし児のバラード(高田由美)
14.ドヴォルザーク 新世界(ケルテス/ウィーンフィル)
15.GO MY WAY(水無瀬伊織/高槻やよい/天海春香)
16.空(音無小鳥)
17.ブルーウォーター(森川美穂)
18.風のノー・リプライ(鮎川麻弥)
19.いつか空に届いて(椎名恵)

レコードギャラリー(レビューに書いてる物以外)
※13、14の画像撮り忘れのため掲載なし
※画像をクリックすると拡大
4. 6. 7. 8.
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9. 10. 12. 16.
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17. 18.
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次に当方の持ち込みソース5曲でレビューを記述する
CDはLINN IKEMIにて再生される

1曲目: 栗コーダーカルテット「ウクレレ栗コーダー」より『となりのトトロ』
1-ウクレレ栗コーダ

一言:
体の余計な力が抜けて、元気が出る一曲
実際に聴いてみて、ウクレレの弦の弾く感じや靭やかさは聴いていてとても気持ちよく、弦楽器の表現の素晴らしさは流石だと思った
もう一曲かけようか迷ったのがある
それはトラック10:帝国のマーチ(ダース・ベーダーのテーマ)である
この曲は、凄まじい脱力感とやさしい音色が疲れている体や心を癒やしてくれる
その脱力感を演出しているのは、意図的に音を外しにきてるリコーダーである
どの曲もリラックスしたい時に最適なものばかりである

2曲目: 由比ヶ浜結衣(CV.東山奈央)「エブリデイワールド」より『エブリデイワールド -Ballade Arrange- (Yui Solo Ver.)』
9-エブリデイワールド

一言:
こちらでも早速掛けたReference曲である
声の質感表現に重きをおいて試聴する
聴いてすぐに気がついた、見事に私が求める彼女の可愛さ、柔らかさが表現できている
他の訪問先で感じた上品に鳴り過ぎる感じが無かったのである
この微妙なニュアンスの違いをしっかり彼のシステムでは歌っていたのだ
適度に締まった低音と音の重圧でスケール感もしっかり出ていた
しかし、少し気になった部分もある
それは中高域に独特の色があることとそれより上の帯域の伸び不足である
また、ボーカルの音像が大きく曖昧な部分があった
その点についてはkomugiさん曰く、CDPはReferenceではなくあくまでメインはアナログということを考慮して聴いてほしいとのことだった
彼のシステムでは、アナログとCDの環境で大きな音質差が生まれていた
ただその音質差はメインで聴かれるのがアナログであり、それが最も音質が高いという点ではオーディオにおけるやり方としては間違っていない
逆に欲深くしてしまうと最悪どれも中途半端になったり、自分がどういう音で聴きたいのかといった方向性を見失うこともあるのだ
再生方法においては、一点に絞り突き詰めていくことが私も良いと考えている
ここで、もしこの曲にアナログが出ていたら彼のシステムではどう鳴っていたのだろうか?
きっと鮮度がぐっと上がり、もっと実在感がある生々しいボーカルが聴けたのだろう
質感表現においては1番理想に近いものであったが、基礎性能部分がアナログより低いことが曲としての完成度に不満を感じさせてしまった

3曲目: 坂本真綾 「You can't catch me SPECIAL CD」より『0331medley』
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一言:
武道館で行われた彼女の15周年記念ライブで歌った曲が収録されている
メドレーということで、歌っている曲のセットリストを以下に示す
1.約束はいらない(Intro.)
2.指輪
3.Active Heart
4.アルカロイド
5.夜明けのオクターブ
6.Tell me what the rain knows
7.tune the rainbow
8.チョコと勇気
9.トライアングラー
10.約束はいらない
11.Happy Birthday To You

聴いてみてすぐに拙宅との大きな差を目の当たりにする
それははじめのイントロ部分である
観客のざわめきや会場の重圧がしっかり伝わってくる
そして、指輪を歌い始める時に観客の歓声が聴こえるわけだが観客が増えていると感じる
どういうことかというと、観客の歓声によるスケール感がしっかり出ているのだ
細かい音を拾うだけなら拙宅の小型スピーカで出来ることだが歓声によるスケール感の演出はスピーカの大きさが重要だと感じた
特に低音の支えが大きな差を生むと思った
ハッとする声の爽快さやギターの熱さはレコードで聴いたとき同様しっかり感じることが出来た
しかし、少し残念だったのが、ボーカルが気持ちよく聴ける音量まで持っていくとベースとドラムの音が(低音が)強調されてしまったことである
さらにその音と床が共振してしまい暴れてしまった
アナログで別のライブソースを聴いた時には適度に渇きがあり弾むドラムを聴くことが出来た
これはライブで使う会場の広さや収録の仕方に大きな差があると思った
私の弟は私と違いライブに行って聴くことを趣味にしている
彼にこの低音の聴こえ方の違いについて尋ねた所、暴れ気味な低音はこういったライブでは珍しくないと言う
となると、一つの考え方としてこの鳴り方はソースに忠実な鳴り方とも言えるだろう
拙宅で聴かせるライブソースは弟曰く、席によるとは言ってもここまで良くは聴こえない
本来こう言ったライブでは周りのお客さんと一緒に盛り上がり、聴こえてくる歓声や演者の演奏などを含めた豊かな音色(雰囲気)を楽しむものだという
ここにライブソースの鳴らし方の大きな違いを感じ、今後どういった方向で慣らしていくか改めて考えようと思うのであった

4曲目: アニメTARI TARI「~歌ったり、奏でたり~」より『心の旋律』
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一言:
この曲は女性三人、男性二人で構成される合唱曲だが、音としてのハーモニーを維持しつつ各パートの時に誰が歌っているのかしっかり判断出来るかどうかが一つのポイントとなる
全員アニメでキャラクターを演じている声優で構成される
特に難しい部分をあげると、男性二人の低音パートがあるのだが、二人の声がかぶり気味で最終的な5人でのハーモニーを表現出せないことが多い
実際に聴いてみて、感動と驚きの連続だった
それは、5人それぞれのパートをハッキリと認識が出来、合唱としてのハーモニーもしっかり成立していたのだ
一人一人の声のキャラクター、声の表情をしっかり描き分けられている
特に低音パートの二人がしっかり歌っていると感じれたのはエリプサの形や構造、音作りにあると考えられる
声を聞き分けるという点では分解能も重要な要素に違いないのだが、これを実現するには声のニュアンス表現の豊かさが必要不可欠だと考えている
このあたりは故 フランコ・セルブリン氏が作り上げてきたソナスファベールのスピーカーの特徴の一つであり、声楽を最高の歌わせることが出来る所以だと思っている
今後も他のスピーカーでこの表現が出来るかどうか、または出来ている所に伺ってみたいと思った

5曲目: 田村ゆかり 「Fantastic future」より『Fantastic future』
4-Fantastic future

一言:
この曲のレビューに関しては読み飛ばしていただいて構わない
何故なら、鳴らないと分かっていながらオーナーであるkomugiさんに無理言ってわざわざ掛けてもらったものであり
結果として、私自身が途中で再生を止めてしまうものだったからである
このレビューだけで彼のシステムの音を判断したりするようなことは早計であることをはじめに言っておく
以上のことを考慮出来た方のみ読んでいただきたい。

この訪問記の前にお邪魔したexorionさんのレビューで記載したものをまず引用する
「私が一番好きな声優であるが、オフ会ではあまり持ち込まない音源である
理由としては、大体良い音では鳴らないのだ
その要因として私が考えているのは、分解能不足による音の圧迫感とボーカルの帯域付近におけるピーク感である
また、ただ分解が出来ても音が平面的になったりボーカルが埋もれる等のことがあり音楽としてのまとまりが無いことが多い
音が悪いからだと言う意見もあるが、一概には言えないと私は考えている」
ここに更に追加すると、中低音以降の低域の制御が必須となる

実際に聴いてみて、曲の出だしから音圧の高さが耳につき、ボーカルが埋もれて音像定位が認識できない
そして、ベースとドラムが盛大に暴れてしてしまう
先ほどアナログで聴いた往年のアニソンでは感じたことのない酷い音をしていた

素晴らしい音を奏でるアナログソースや他のCDでは感じることのなかった音
この鳴り方こそ、オーディオで現代アニソンを良い音で鳴らそうとする人が少ない理由である
良い音と認識させるには通常のジャンルを鳴らすアプローチでは難しい部分がある
この難題に私やexoroionさんが長きに渡り挑んでいるのである

私としてはkomugiさんがメインで聴かれるジャンルのためにシステムを組んでいるわけであって私のジャンルが鳴らなかったことに全く問題は無い
昔のアニソンに関しては拙宅では到底出せない素晴らしい音が出ており、現代アニソンと根底から音作りに違いがあり彼のシステムの良さに反する音作りなのである
彼のシステムでは、特に声の表情、キャラクターをしっかり出てくれる良さがあるのに反して現代アニソンではそれを意図的に潰した音作りをしている
私の目標は彼のアナログシステムで聴いた昔のアニソンのような鮮度の高いボーカルが声の表情豊かに実体感を持って歌ってほしいということだ
本来、ソースが良ければここまで悩むことのないことなのだが私が好きなジャンル、歌手は残念ながら良くないことのほうが殆どなのである
もっとも、他の曲のレビューをすれば良いと思った方もいると思うが、
あえて書かせてもらった理由としては彼のシステムで歌っている昔のアニソンの素晴らしさに感動したからである
「何故、昔出来ていたことが現代ではできていないのだ」
という今後結果が変わることのない不満に対して改めて怒りを覚えた
そして、現代アニソンを作りあげているクリエイターの方々にこの音を聴かせたいと思った

長くなってしまったが、最後にkomugiさんが思う己の求める音について書き、この訪問記の〆とする
「華やかさとと力強さを併せ持った音」
「色彩感の豊かさと胸にグッとくるような音」

今回は、アナログの良さを十二分に感じることが出来た素晴らしいオフ会となった
彼の求める音には私が現代アニソンに求めたい部分があり、今後も探求し実現できるよう努力していく次第である
訪問記では毎度のことオフ会全体の3割のことしか訪問記を読んでくれてる方々お伝え出来ていない
少しでも音のイメージや雰囲気を感じて欲しいと努力は常にしているつもりだが文章の表現力の乏しい私は訪問先のオーナーや読者の人に申し分ない気持ちで一杯になる
今回、素晴らしいオフ会をセッティングして頂いたkomugiさんに改めて感謝の言葉を送ると共に、欲しいアナログのオリジナル盤が彼の元に来ることと今後もより良いオーディオライフが送れるように願い本訪問記の結びとする

おまけ:
オフ会終了後は、彼おすすめの串焼き屋に行き刺し身、串焼き、ビールをたんまり飲み食いしながらオーディオやアニメについてお互いに熱弁を振るっていた
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ギャラリー
※今回はエリプサの美しさをたっぷりご堪能ください
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exorion邸訪問記

今回はexorionさんのお宅に訪問した際の感想についてである
初めての訪問となる今回は平日木曜日の午後からお邪魔した
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遡ること、インターナショナルオーディオショウ2日目の打ち上げのことである
そこで私は彼とオフをやる約束をした
訪問先のオーナーのexorionさんはお仕事の関係で一年の大半をインドで過ごしている
そのため、オーディオシステムは国内とインドの両方にあるのだ
11月中旬に帰国し休みを取るとのことで、そのタイミングでお邪魔した

まず、機材構成について
スピーカー: MAGICO Q3
プリメインアンプ: Goldmund Telos390
CDP:Metronome Technologie T2i Signature
電源: RGPC 400 Pro
ステップアップトランス:CSE ST-500(CDPに使用)
ラック: QUADRASPIRE Q4D
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ケーブル類
Nordost Valhalla RCA(CDP→アンプ)
STAGE Ⅲ CONCEPTS MANTIKOR SPケーブル
Crystal Cable Dreamline Plus 電源ケーブル(CDP)
K.Racing Audio Design Device1SE 電源ケーブル(アンプ)
Kimber Kable PK-10 Palladian 電源ケーブル(RGPC 400pro) 
MIT Oracle AC1 電源ケーブル(CSE ST-500)
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メインの再生機器がCDプレイヤーとなるため、持ち込みソースはCDがメインとなる
今回のレビューは当方の持ち込みソース及び、exorionさんが掛けたソースを覚えてる範囲で書き連ねようと思う

レビューを書く前に本来セパレート構成(メインアンプはSpectral)ではないため本人曰く、
3,4割の実力でしか鳴っていないとのことなので、その点を考慮しつつ現在のプリメインアンプで鳴らしてみて感じたことを書いていく


まず当方で掛けた曲についてのレビューを行う
いきなりReference曲である

1曲目: 由比ヶ浜結衣(CV.東山奈央)「エブリデイワールド」より『エブリデイワールド -Ballade Arrange- (Yui Solo Ver.)』
9-エブリデイワールド

一言:
当方のReferenceに使っている一曲で拙宅でのオフ会やお邪魔する先で必ず掛ける一曲である
特に声の質感表現に重きをおいて試聴する
聴き始めた時、想定していた音とは大きく異る音を奏でていた
彼はロック、ポップス調のアニソンを聴かれるということで、ハイスピードで音の抜けに翔んだ鳴り方だと思っていた
しかし、聴こえてきた音は落ち着きのある上品な音だった
一見、高域は伸びて無いように感じるだろうがそれは大間違いである
ディテールの細部まで漏れのないの解像感と付帯音を感じさせない質感の高さ
ワイドレンジと質感をしっかり両立しているのだ
Q3に使われているベリリウムツイーターはTADと同様の工場で生産されているものでフォーカルや昔のヤマハやダイヤトーンで使われていたベリリウムツイーターとは全く異なると感じる
後者のものは、レンジの広さに不満はないのだが高い帯域になるほど質感が荒く伸びきる前にボリュームを下げてくなるほどキツく感じる
当方のように耳あたりを重視する人間からするといくらレンジが広くても耳あたりが悪い時点で聴く気がなくなるのだ
はじめの印象について長くなってしまったが、高い帯域における再生能力に関しては前回あしゅらんさんの訪問記で記述したV3のリングツイーターを上回る性能の高さを感じた
勿論、付帯音の少なさを実現しているのはツイーターの他に、エンクロージャーの設計を大きく関与している
ここで本人にこの点について尋ねると、「スピーカの性能高さもあるがスピーカケーブルの恩恵が大きい」とのこと
スピーカケーブルに使われているSTAGE Ⅲ CONCEPTS MANTIKORについてはcablefanのオーナーであるロメオさんの記事を読んで頂きたい(こちら)(後半部分) 
ケーブルの性能を差し引いたとしても、スピーカの圧倒的とも言える基本性能の高さには驚かされるばかりだった
肝心な当方のReferenceがどうなっていたかについてだが、十分に鳴っていたが、これは他の訪問先でも感じたが上品になり過ぎていると感じた
私の中ではやはりキュート(可愛さ)というニュアンスを表現してほしいと思っている
しかし、ここで勘違いしてほしくないは悪く鳴っていのではなく、当方のこだわる部分とのズレがあっただけにすぎない

2曲目: wacci 「キラメキ」より『キラメキ ~公生とかをりの演奏 Ver.~』
6-キラメキ ~公生とかをりの演奏 Ver~

一言:
初回限定盤に入っているアニメ最終回の挿入歌で流れた一曲
(EDテーマ曲だが、それとは違うアレンジ)
訴えかけてくる男性ボーカルとそれを支えるヴァイオリンとピアノの情動的な演奏
この曲においては特にボーカルと楽器のニュアンスに重きをおいて試聴した
ヴァイオリンの質感は前回の訪問記で書いたガルネリhomageとはまた違った良さを感じた
生々しく聴こえるのはどちらかと言われると勿論後者なのであるが、奏者が女性ということでその演奏のニュアンスが出ていたのはQ3である
弓と弦の掠れる感じから弓が弦から離れるところの繊細さは女性だからこその弾き方と感じた
この繊細さとディテールの深さは箱の響による豊かな音を奏でるスピーカとはまた別の箱を鳴らせないスピーカだからこその描写力だといえる
また、ピアノの低域の安定感と厚み、スピード感においては申し分なかった
欲を言ってしまうと、もう少し温度感を感じれる音だとこの曲の良さが際立つだろう
このスピーカの良さは以降で記述するソースで際立っていく

3曲目: 手嶌葵 「Christmas Songs」より『Amazing Grace』
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一言:
このアルバムでは定番とも言っていい一曲
まずこの曲で重要視する点は声の質感及び伸び方、静寂感である
曲の初めから鳥肌がたった
無音とも言える静寂感に満ちたサウンドステージの形成、その中に浮かび上がるディテールの深い音像
この曲は環境によっては中域が強調され嘘っぽく聴こえてしまう
しかしQ3では、中域から高域にかけての帯域において膨らむことなく伸びきるのだ
また、余韻の出方も非常に自然で部屋の反射による広がり方はせずスピーカから発せられた音のみ余韻を作り正確に広がりつつもその空間の中へと消えていく
この出方についてはPIEGAの同軸リボンツイーターを搭載したスピーカに似たものを感じるが、その美しさはそれぞれ別なものと言える

4曲目: 岩男潤子 「CANARY」より『月蝕』
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一言:
好きな声優の一人である岩男潤子さん
彼女のアルバムは多数所持しているがその中でも歌い方、声の質感、音作りにおいてこのアルバムが最も好んでいる
この”月蝕”という曲で重要視する点は、音の明暗の描写力、声の質感、静寂感である
3曲目と同様に終始鳥肌が収まらなかった
静寂感に満ちた空間に吸い込まれそうな感覚に陥った
これを感じれるのは上記でも書いたように付帯音の少なさと高い帯域に行くほどピークを感じさせない帯域バランスにある
また、曲名の通り月が影ていく様と月が欠けながらも光を失わない部分をしっかりと描き出している
この細かい描写やニュアンスを余すこと無く表現出来ている
彼女の歌声とピアノの伴奏がまさに月の静寂感を表現しており、それを忠実に再生出来ていると感じた

5曲目: 田村ゆかり 「好きだって言えなくて」より『好きだって言えなくて』
4-好きだって言えなくて

一言:
私が一番好きな声優であるが、オフ会ではあまり持ち込まない音源である
理由としては、大体良い音では鳴らないのだ
その要因として私が考えているのは、分解能不足による音の圧迫感とボーカルの帯域付近におけるピーク感である
また、ただ分解が出来ても音が平面的になったりボーカルが埋もれる等のことがあり音楽としてのまとまりが無いことが多い
音が悪いからだと言う意見もあるが、一概には言えないと私は考えている
そんな中、今回exorionさんのお宅では非常に素晴らしい音で鳴っていた
ボーカルに張りがあり鮮度も高く、ピーク感も全く感じられない
楽器とボーカルはきちんと配置されており、埋もれること無く耳に届いてくる
ハイ上がりに鳴ることは無く、ドラムやベースの支えをきちんと表現しつつ、ボーカルを明瞭に出してくる
何と言ってもそれを音楽として聴けるまとまりのある音にコントロール出来ていることだ
これほど迄にいい音で楽しく聴けるシステムは無いと思った
拙宅でも大変良い音でなっているが高域における解像感及び付帯音の少なさ、低域の安定感の点で彼の家との大きな差があると言える
この音が出ているのはQ3のずば抜けた基礎性能の高さと彼のシステム構築における腕の高さだと思う
正直な所、拙宅で同じ曲を聴くのが怖くなってしまった(冷汗)
やはり、アニソンだから、音が悪いからという決め付けを行う前に
どうやったら良くなるのかをとことん突き詰めていくことが大事だと思った
これを読んでいる方々は、それはマジコや他のハイエンド機器、ケーブルを使ってるからだと思うかもしれないが、
ただ単にマジコ、ハイエンド機器、ケーブルを使うから到達出来る音では無いということをわかってほしい
好きなものへ妥協せず突き詰めていったものの努力とはそう簡単なものでは無いと思っている
それ程までに私としては衝撃が大きく、今後の自分のシステムへの課題が見つかり素晴らしい経験が出来た
彼のシステムは現在3,4割の音だと、そう言う理由については後半の彼のかけた音源のレビューで話していこうと思う
これが8割まで煮詰まった時どうのような音で鳴っているのか、今後の彼のシステムの成長に大変興味があると共に聴くのが怖いと思ってしまった

次に彼が掛けた曲についてレビューを行う
約30曲以上聴いた中で特に印象的だったものを5曲選択した

1曲目: 分島花音 「killy killy JOKER」より『killy killy JOKER』
5-killy killy JOKER

一言:
彼のチェックソースである一曲
この曲を聴くとき重要視する点はボーカルを明瞭に出しつつ、バックの楽器をきちんと分離及び定位させる
また、ボーカルとチェロのソロパート時の質感表現とドラムのアタック感や低域のコントロールである
聴いてみて、彼がチェックする点をまとまり良く見事に鳴っていた
特にボーカルと楽器の分離感と解像感においては拙宅よりも遥かに多く、それでいて適度な潤いもあり質感表現も申し分なかった
あえて大きな問題とは思わなかったのは低域表現である
低域のコントロールに曖昧さを感じたがコレは彼が事前に言ってたようにQ3には不相応なプリメインの駆動力不足の影響が多い
しかしながらそれでも膨らみや抜けの悪さは無くレンジ感も問題無かった
ここにSpectralのメインアンプが届いた時には駆動力不足という問題は簡単に解決するだろう
彼のシステムで聴いてみてよく分かったのはこの曲の低域コントロールの難しさは並のものでは無いということである
また、分解能に関しても高いレベルが求められる

2曲目: 水樹奈々 「THE MUSEUM II」より『深愛』
6-深愛

一言:
今回彼が帰国し、この曲を良い音で鳴らそうとシステムを調整したとおっしゃっていた一曲である
聴いて直ぐに衝撃を受けた、これは田村ゆかりを聴いた時と全く同じもので、音が悪いと思われがちの彼女の曲がこれでもかと素晴らしい音を奏でていたのだ
音圧の高さなど感じさせず、水樹奈々の歌唱力と質感を余すことなく表現できているのだ
私が非常によく鳴っていると感じた時は「鳴る」という表現は使わず「歌っている」と表現する
私はこのクオリティで彼女の歌声を聴けるとは夢にも思っていなかった
納得せざる負えない説得力のある音は彼が5日という短い期間でまとめ上げるのに苦労したことがよく分かるものだった
他にも3曲彼女の曲を聴いたがいずれも同様に素晴らしい歌声を聴くことが出来た

3曲目: プラズマジカ「迷宮DESTINY/流星ドリームライン」より『流星ドリームライン』
7-流星ドリームライン

一言:
サンリオキャラクタープロジェクトによる誕生したSHOW BY ROCK!!というアニメの挿入歌である
最近アニメ二期が発表され、私の中で今一番熱いアニメの一つである
このアニメで出され言える曲はどれもボーカルとバックバンドのバランスが良く非常に気持ちよく聴くことが出来る
ボーカル+ギター二人、ボーカル+ベース、ボーカル+ドラムという4人編成のバントで演奏しているプラズマジカであるが、
拙宅ではどうしてもボーカル+ベースのレトリーが埋もれがちになってしまう(完全に埋もれているのではなく他のパートに比べて弱く聴こえる)
しかし、彼のシステムではしっかり表現できており、各パートの良さを活かしつつもバンドとしてのまとまりの良さをしっかり出していた
気になった点として初めのシアンのソロからのギターの入りと切れ込みが少し綺麗になりすぎと感じたのとドラムのアタック感が弱いと感じた
情報量、分離感、まとまりに置いては文句のつけようながないのはこの曲に限ったことではないが、少し繊細だと思ったのは彼自身もおっしゃっていた
繰り返にしなるがメインアンプがSpectralに変わることで、躍動感と抜群の低域コントロールを得られ間違いなく、この曲の良さを十二分に出せると思った

4曲目: 鈴木このみ「18 - MORE -」より『鈴木このみアニサマ11thSPメドレー (Studio Rec ver.) 』
8-18more.jpg

一言:
彼女はアニマックス主催の全日本アニソングランプリに出てた頃から注目していた歌手である
現在19歳という若さを感じさせないパワーのある声量と歌唱力には驚かされるばかりである
しかし、最初のシングル以降どんどん音が悪くなっており、彼女の良さを引き出せない出来のものばかりで残念でならない
そんな中、このアルバムに収録されているアニサマ11thSPメドレー (Studio Rec ver.)はまさに彼女の良さを十二分に感じることが出来るものになっている
曲そのものの出来が良いので鳴らしやすい部類に入るのだが、良さを引き出すにはそれ相応のシステムが必要となる
この曲を彼のシステムで聴いてみての感想としてあえて短くまとめると、コレ以上に鳴らせる自信が無い、である

5曲目: 敷島魅零(CV:井口裕香) , 処女まもり(CV:井澤美香子) , 櫻美鳳(CV:久保ユリカ)「スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック」より『スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック』
9-スーパーウルトラ

一言:
アニメVALKYRIE DRIVE - MERMAID -のエンディングテーマ曲である
本作は制作陣がおっぱいと乳首に魂を込めている部分に注目である
最後のレビューとして何故コレを挙げるのだ!と思う方が居るかもしれないが
それはこのシステムで電波曲がどう鳴るのかそれについて書きたかったからである

一部歌詞を抜粋する
「ウルトラスーパーハイパーミラクルロマンチック
123ハイ!
キュン キュン キュン キュン ウ~ズキュン
キュン キュン キュン キュン ウ~ズキュン
キュン キュン キュン キュン ウ~ズキュン
ドキドキがワクワクでこのままどうにかなっちゃいそう
ギリギリでビリビリの心は心はすっかり
もう どんな君にもチュー(CHU x CHU)
止まりやしない
これからもキラキラの笑顔でどうにかなっちゃいそう
ダメダメでイタズラでグルグル グルグル
やっぱり もう年がら年中(CHU x CHU)
しっかり追跡中
どうぞ全てを召し上がれ(頂きます)なんて
いっつも いっつも 何度も何度も妄想中(CHU x CHU)
君の目に標準」

この歌詞と独特のメロディーが中毒的な魅力を出しているのだ
普通のシステムでは捌き切れない音数をいとも容易くコントロールし、まとまり良く鳴らしている
ハイスピードでドコドコお腹に響く低音と濁りのない明瞭なボーカルを聴くことが出来た

以降は彼から頂いた曲のセットリストである
※()内の点数は録音の良さというよりは鳴らし易さを記載
※鳴らし切ったときのポテンシャルは少し異なる

01. Bring it on!(水樹奈々)(3)
02. killy killy JOKER(分島花音)(4)
03. 深愛(水樹奈々)(6)
04. 夢幻(水樹奈々)(5)
05. Pray(水樹奈々)(4)
06. Discotique(水樹奈々)(5)
07. Black Bullet(fripSide)(5)
08. ススメトゥモロー(μ's)(6)
09. No brand girls(μ's)(6)
10. 輝夜の城で踊りたい(μ's)(5)
11. relations (M@ster Version)(星井美希(長谷川明子)、如月千早(今井麻美)(4)
12. inferno (M@ster Version)(萩原雪歩(落合祐里香)、如月千早(今井麻美)(4)
13. オーバーマスター(星井美希(長谷川明子)、四条貴音(原由実)、我那覇響(沼倉愛美)(5)
14. 迷宮DESTINY(プラズマジカ)(6)
15. 流星ドリームライン(プラズマジカ)(6)
16. 旅路宵酔ゐ夢花火(徒然なる操り霧幻庵)(6)
17. 時は短し歌えや乙女たち(徒然なる操り霧幻庵)(6)
18. 豫告(神崎暁)(8)
19. stable staple(戦場ヶ原ひたぎ(斎藤千和)(4)
20. 恋愛サーキュレーション(千石撫子(花澤香菜)(5)
21. sugar sweet nightmare(羽川翼(堀江由衣)(3)
22. 君の知らない物語(supercell)(2) 
23. もうそう えくすぷれす(千石撫子(花澤香菜)(1)
24. Shine Days(Girls Dead Monster)(6)
25. Morning Dreamer(Girls Dead Monster)(6)
26. Alchemy(Girls Dead Monster)(6)
27. My soul, Your beats!(Girls Dead Monster)(6)
28. 11th アニサマメドレー(鈴木このみ)(7)
29. BLUE(May'n)(6)
30. スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック(4)
31. 不安定な神様(Suara)(5)

最後にexorionさんが思う己の求める音について書き、この訪問記の〆とする
「一次の目標は消化不良になる部分を徹底的に潰して、どんな音源でも鳴らし切ること」
「その先は 基本的には原音に寄せながらも如何にもハイエンドな音にはせず、
楽曲のニュアンス・解釈を可能な限り反映できる音にしながらも、自分らしさ・匂いが残る音にすること」

exorionさん曰く3,4割の音と言いつつも、Q3のずば抜けた基礎性能の高さをしっかり感じることが出来た
彼のアニソンに対する考え方と鳴らし方、それは私の考え方と通ずるものがあり共に高め合っていきたいと思うのであった
次回お邪魔するときは5割以上のものが聴けることを期待しつつ、同じアニソンをメインで鳴らしているものとして同様に頑張っていこうと思う
平日でありながら貴重な機会を作って頂いたexorionさんに敬意を払うと共に、今後のより良いアニソンオーディオライフを送れるように願い本訪問記の結びとする。

おまけ:
当日のオフでは私の他に急遽、前回の訪問記で記述したあしゅらんさんもお邪魔されていた
三人で談笑にふけりながら、オフ終了後は駅近くの居酒屋でお酒を飲みながらオーディオ談義を膨らせていた
やはり、オーディオ、オフ会は楽しい。

ギャラリー
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あしゅらん邸訪問記

今回は あしゅらんさんのお宅に訪問した際の感想についてである
初めての訪問となる今回は土曜日のお昼からお邪魔した

システム全景


まず、機材構成について
メインスピーカー: MAGICO V3
サブスピーカー: Sonus faber Guarneri Homage
パワーアンプ: McIntosh MC-2000
ラインプリ: McIntosh C46
トランスポート: PC
サウンドカード: Lynx AES16
DAC: dCS 954/2
電源: PS Audio PerfectWave Power Plant 5改
ラック1: ZOETHECUS AUDIO z.Block1
ラック2: QUADRASPIRE Q4D

DAC

プリアンプ、クリーン電源


ケーブル類
マルチョウ・エンジニアリング AES16用ラダー型ケーブル(特注)(AES16→DAC(Digital入力))
NBS STATEMENT XLR(DAC→プリ)
NVS Sound Copper2 SPケーブル
NBS BLACK LABEL III(パワーアンプ)

インコネ 電源ケーブル


持ち込みソースはデータがメインとなる
今回は二種類のスピーカーを聴いたということで曲によるレビューはそれぞれ印象に残った曲だけにする
(全て書こうとするまえにこの記事が更新されずに終わる可能性が...)

まずMAGICO V3に始まり、続いてSonus faber Guarneri Homage、最後に比較試聴したレビューを記述する

~MAGICO V3を聴いて~
MAGICO V3

1曲目: Keith Jarrett 「The Koln Concert」(HDTraks96/24)より『Koln, January 24, 1975, Part I』
1-The Koln Concert

一言:
驚いたのは、弾き始めの静寂感である。
部屋の空気が変わり、会場の緊張感が伝わってくるような感覚だった
鳴らす帯域の広いピアノ曲で重要なのは低音域の再生能力にあると思う。
このV3は低音域の支えが抜群によく、膨張感のない締り具合、スピード感のある音のリリースが行える。
次に広い帯域を鳴らすにあたって上から下まで繋がりよく鳴らすことだ
昨今のスピーカーはユニットをたくさんつける傾向にあるが、繋がりがあまりよろしく無いものが多い
これはユニットの配置や特性、ネットワークの作りに依存してくる。
V3は上にscanspeak社製のリングラジエータと自社製のカーボンナノチューブを使ったミッドレンジが付いている
真ん中に間隔を持たせて下の方には同じく自社製のカーボンナノチューブを使ったウーファーが2発付いている
この構成だと中域から中低域、低域にかけての繋がり悪そうに思えるが聴いてみるとそんなことは無かった
出てくる音は非常にホログラフィックで実体感のある音だった。
ピアノの形が浮かび上がってくるように定位し、また出てくる音は非常に熱の帯びた生々しいものを感じた。
私が聴いたことがるMAGICOのQシリーズやSシリーズも明瞭感、定位感、分解、解像能力においてはずば抜けて高い。
しかし、線が細かったり、音に冷たさを感じることがある。
あしゅらんさんからお話を伺うと合わせるアンプやケーブルのカラーレーションがMAGICOには必要と仰っていた
この奏者の演奏の素晴らしさを余すことなく感じることが出来た.
26分もある演奏なので後半に差し掛かる辺りで終了


2曲目: UNISON SQUARE GARDEN 「シュガーソングとビターステップ」より『シュガーソングとビターステップ』
2-シュガーソングとビターステップ

一言:
ようやく先月最終回を迎えた血界戦線のEDテーマになっている一曲
ドラムの弾む感じと抜けの良さ、軽快なギター、前へと主張してくるベース、高音の綺麗なボーカルを高次元な音で聴くことが出来た
2コーラスが終わった後の間奏ではグッと音数が増えて、この時に音が膨らまずきっちり各パートを描き分け明瞭な音として出すことがシステムに要求される
V3では容易くその要求に答えるのだ
この間奏を鳴らし切ることでラストのサビの盛り上がりまで駆け上がることが出来る
EDでキャラクター達が踊り出すように私も曲をノリノリで聴いていた。


3曲目: 中島愛 「神様のいたずら」より『神様のいたずら』
3-神様のいたずら

一言:
私がこの曲で重要としている部分は、ボーカルの音像定位、質感である
実際に聴いてみて、
音像定位に関しては、ブレ、膨らみが全く無くしっかり輪郭を描き出しており、スピーカー間中央の後方より少し手前に定位している
質感においては、特に中域から中高域の鮮度の高さに驚いた
この点において、エンクロージャーの鳴りによる付帯音が限りなく少ないMAGICO特徴であると言える。
適度な熱感による生々しさと漏れのない繊細さは試聴者に訴えかけてくる説得力を感じることができた
現行のQシリーズではツィーターがベリリウムツィーターに変更されており、繊細さや鮮度においてはVシリーズを上回るのではないかと思う。
厚みと鮮度を両立したボーカルや楽器がサウンステージ内に浮かび上がる感じは、スピーカーの存在を全く感じさせないものだった


~Sonus faber Guarneri Homageを聴いて~
Sonus faber Guarneri Homage

1曲目: 福山雅治 「魂リク」より『長崎は今日も雨だった』
4-魂リク

一言:
Sonusの得意分野とも言える弦楽器とボーカルもの。
出てくる音は、絶品の一言
福山の声質を色っぽく生々しく鳴らす様にはゾクッとっきた。
ギターも歯切れのよさ、弾む感じ、胴鳴りの鳴り方が非常に生っぽい。
それぞれの実在感のある音が部屋いっぱいに広がる、浴びることが出来る。
帯域バランスは中域にエネルギー感があり、低域はサイズを考えると必要十分を満たしている。
スピーカーを朗々と歌わせる点においてはMAGICOでは叶わない部分を感じた。


2曲目: 平井堅 「歌バカ (Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05) <ConnecteD>, Disc 2」よりキミはともだち
5-歌バカ

一言:
この曲は平井堅たった一人で全てのパート(ボーカル、バックコーラス、ハンドクラップ等)をこなすアカペラ曲になっている
声の質感、ハーモニーに重きをおいて試聴した
絶対的説得力これに尽きる。
コーラスの優しく包み込むようやな柔らかい声と、訴えかけてくるようなメインボーカル、全て平井堅の声ではあるがそれぞれ違う表情を感じることが出来る
このニュアンスの表現が非常に上手く、上記に記述した絶対的説得力につながってくると思った。


3曲目: wacci 「キラメキ」より『キラメキ ~公生とかをりの演奏 Ver.~』
6-キラメキ ~公生とかをりの演奏 Ver~

一言:
初回限定盤に入っているアニメ最終回の挿入歌で流れた一曲
(EDテーマ曲だが、それとは違うアレンジ)
訴えかけてくる男性ボーカルとそれを支えるヴァイオリンとピアノの情動的な演奏
この曲においては特にボーカルと楽器のニュアンスに重きをおいて試聴した
それぞれのニュアンスが色濃く出てる点においては流石だと思ったが、ピアノが少し軽く聴こえた
特に後半においては、ヴァイオリンとピアノの演奏が前に前に出てくるような積極性を感じさせてほしく、ピアノでは低域の安定感と厚み、スピード感が欲しくなる
不満点はあったものの、このスピーカを流石だと思ったのが試聴者側にはそこまで大きな不満と感じさせない鳴り方であったことだ
この曲を十分引き出せる感動的な鳴りをしていた
ぜひ、アニメを最後まで見た上で歌詞の意味を考えつつこのスピーカを聴いてほしい。
きっと心に響くものがあるだろう。


~2つのスピーカを聴き比べてみて~
※サイズの違うスピーカを聴き比べているため低域の解像感、スケール感等に差があることを考慮したうえで読んで欲しい

1曲目: 川井郁子「The Violin Muse~The Best of Ikuko Kawai」より『サマーストーム』
7-サマーストーム

一言:
V3:
透明感が高くスピード感のある正確なヴァイオリンの鳴り方である。
余韻は少なめで、混濁感のない澄み切ったサウンステージが展開される
音が埋もれることなく高音域の楽器パートと低音域の楽器パートをきっちり描き分けられている
音像の膨らみがないので定位感においてもピントがぼやけずにヴァイオリン、ピアノなどが定位している

Guarneri Homage:
ヴァイオリンの鳴り方においてはしなやかさやキレ、余韻の出方は不満のない鳴りっぷりである
しかし、色んな楽器が混ざってくる途端に混濁感が出てきて描き分け出来てないことがわかる
特に低音域の楽器パートの音が埋もれてしまい聴こえなくなってしまっている
この点において、MAGICOの全帯域における解像感と正確性で非常に優れていることが分かる
また。定位感においてもヴァイオリン以外の部分は音像が膨らみがちで曖昧さを感じた

またこの曲を聴いていてスケール感の出方の大きな違いを感じた
それはV3の場合は低域の解像感、厚み、スピード感によって部屋にスケール感を表現しているのに対して、
ガルネリは中域から中高域のエネルギー感、響きのある余韻の出方によってスケール感を表現していることだ


2曲目: 花澤香菜「囮物語第一巻なでこメドゥーサ(上)特典CD」より『もうそう えくすぷれす』
8-もうそうえくすぷれす

一言:
このソースは低域のレンジが広いが非常に緩く再生において非常に困難を要する
また、その緩い低域を制御しつつ、明瞭にボーカルを出さなくてはならないのでオーディオ泣かせなソースである。
ハイエンドシステムでも中には低域の再現性は無理だと感じると思うだろう。
拙宅ではボーカルの明瞭さや実体感は出せても小型スピーカということもあって低域の再現性は半場諦めている

V3:
音の出始めから驚かされた、非常に広いレンジの低域を膨らむことなく再生できているのだ。
また、ボーカルの鮮度感を維持しつつ極めて明瞭で実体感のある音像が定位している。
まさに完敗だった。
これ以上の感想は無かった。文句なしである。
ここでMAGICOの凄みを改めて学ぶことが出来た。

Guarneri Homage:
ボーカルの鮮度感に関しては素晴らしい。
花澤香菜が演じている撫子の可愛さや少し狂気めいた部分がニュアンスとしてしっかりでている。
しかし、これは色々厳しい。このソースはこのスピーカで聴くものではないとすぐに解った。
ボーカルの音像が大きくなり曖昧で定位感というものがなくなっている。
また低域に関しては、本来このスピーカは大きな不満はない程度に膨張感が少なくそこそこ量感の低域が出る
だが、このソースでは過不足なく再生出来るではダメなのだ。
出てきた音は、ゆるく膨らんだ低域でレンジの広さもよくわからない。
また、緩いせいで中低域から下が抜けてスカスカに聴こえてしまっている。
ここでこのソースを小型スピーカーで鳴らす難しさを痛いほど理解出来た。
ガルネリが悪いのではない、このソースが酷すぎるのだ(曲は大好きだけど)


3曲目: 由比ヶ浜結衣(CV.東山奈央)「エブリデイワールド」より『エブリデイワールド -Ballade Arrange- (Yui Solo Ver.)』
9-エブリデイワールド

一言:
当方のReferenceに使っている一曲で拙宅でのオフ会やお邪魔する先で必ず掛ける一曲である
特に声の質感表現に重きをおいて試聴する

V3:
素晴らしい以外の言葉が見つからなかった。
目の前に、由比ヶ浜結衣を演じている東山奈央が目の前で歌っているのではないかと錯覚するようなリアリティと立体感のある音だ
極めて鮮度が高く細部まで漏れのない情報量によるボーカルの再現性は私の中では過去最高に位置するものだった。
そこにしっかりとした低域の支えによって音の重圧とスケール感がよく出てくる。
彼女のキュートな部分と曲の壮大さを忠実に再生できていると感じた。

Guarneri Homage:
非常に透明感が高く、中域から中高域にかけてのエネルギー感はやはり素晴らしいと感じた
ゆるやかに低域が部屋へフェードアウトしていく感じも申し分なかった。
しかし、ここで前回お邪魔したところで感じた違和感を覚えた。
少し上品すぎるかなという。
もう少し明るく若い感じが出てほしいと思った。
前回の訪問記と同じ記述になるが、
普通に聴く文には非常に良い音で鳴っていると思うが、私の中では明確なキャラクター像があり、その子が歌った場合、音楽にどういった表情をさせるのかということまで考えたうえで聴いている。
ボーカルや弦楽器のニュアンス表現に優れているスピーカであってもやはりそのスピーカの持つキャラクターがこういった微妙な違いを感じさせてしまうと思った。


比較してみてのまとめとして
幅広いジャンルにおいての正確性の高さはMAGICOが優れているが、特定(中域から中高域が特徴的な声楽、弦楽器)のシンプルな編成においてはGuarneri Homageが優れていると感じた。
耳あたりの良さに関しては、文句のつけようのないレベルであり、当たり前のように鳴っていたためレビューに記述してない。
ただ正確な音を出すのではなく、実体感や音楽の熱気のようなものをしっかりV3で出せているのは、数々のシステムを使ってきたあしゅらんさんの苦労のたわものだと思う。

ここで紹介した曲の他にも約9時間に渡り20枚以上のソース(100曲以上)を聴かせて頂いた


最後にあしゅらんさんが思うオーディオの考え方と求める音について書き、この訪問記の〆とする

彼の考えるオーディオとは
「興味を持ったものは可能な限り買って試す」
「全てケーブル任せにせず、気になる部分を根本的に変える、時にはシステムまるごと変更する」
「上流(トランスポート、DAC)は情報量といったクオリティ、プリアンプはカラーレーション、パワーアンプは駆動力と音の余裕」

求める音とは
「基本的なクオリティは高い水準を維持しつつ、線が太く実体感のある音」
(音像が前に出てくる感じ、音楽の熱気といった部分)


適当にオーディオやっていると言っているあしゅらんさんだが、音を聴くとそれを全く感じさせない説得力のある音であった
私が理想とする音がそこにはあり、いずれ私もその次元に踏み入れたいという強い欲求が脳裏をよぎった。
9時間という長い時間、オーディオや彼の関わりのある分野について様々なお話をすることが出来、色々勉強になった

大変優位意義な一日を送らせてもらったあしゅらんさんに感謝すると共に今後もより良いオーディオライフを続けていけるように願い本訪問記の結びとする。
(本命のプリアンプが彼の手に来ることを祈り、また機会があったら音やお話をしたいと思った)

ギャラリー
MAGICOとソナス右側
MAGICOとソナス左側
McIntosh MC-2000McIntosh MC-2000上から
全体像1
全体像2

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