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Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成!

どこかで見覚えのあるタイトルの書き方ですが、今月もなんとか一ネタ更新出来ました。

ホームオーディオをはじめて早5年。
漸くシステムの完成の7割が見えた所で、今年を締めくくる記事を書いていこうと思います。
このシステムは、私が聴くジャンル(アニソン)に特化させたものになります。

IMG_2266.jpg

●My System

・PC Transport:Fanless Silent Audio PC
 - DC Conditioner:JS PC Audio DFS40
 - Power Supply:RATOC Audio Lab RAL-AC05-03
 - OS・Software : Windows 8.1, Roon, HQplayer, etc...
 - USB Cable:AIM SHIELDIO UM1-N005

 - Switching Hub:JS PC Audio NH-10D(Special orders)
  - Power Cord:VOVOX Textura power
  - LAN Terminator:JS PC Audio NLT1
  - LAN Cable:JS PC Audio NOCX ×2

 - NAS:IO DATA Rock Disk next WD2T
  - Noise Cancellation:iFi Audio DC iPurifier
  - Power Supply:iFi Audio iPower 12V

・DAC:exaSound e20mk3
 - Noise cancellation:iFi Audio DC iPurifier
 - Power Supply:Audio Design DCA-12V
 - Power Cord:VOVOX Textura power
 - Insulator:KRYNA:C-prop mini extend/3P

・Pre Amplifier:Jeff Rowland D.G. CONSONANCE
 - Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 - Insulator:KRYNA:C-prop/3P

・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B(match to Preamp)
 - Power Cord:MIT Oracle AC1 Mod

・Speakers:Fundamental RM10
 - Sp Cable:MIT SL-Matrix 90 Speaker Interface 10ft
 - Sp Insulator:KRYNA:D-prop mini extend/3P
 - Sp Stand:Acoustic Revive RSS-602
 - Stand Insulator:COLD RAY:SPIKE PROTECTOR 3
 - Sp Board:Acoustic Revive RST-64

・Interconnect:
 - DAC → Pre:MIT Oracle MA
 - Pre → Power:MIT Oracle Matrix 50

・Outlet:JODELICA THE SOUND SOURCE Ⅱ
 - Outlet Cover:Audio Replas CPP-2SZ
 - Outlet Base:Acoustic Revive CB1-DB
 - Power IN:Poweramp, Power Supply1

・Power Supply 1:Richard Gray's Power Company 400pro Mod rev.3
 - Power Cord:MIT Oracle Z-Cord III
 - Insulator:OBLIGATO ACOUSTIC DCmini/4P
 - Audio Board:Finland Birch Board
 - Power IN:Power Supply2, Preamp, DAC

・Power Supply 2:Acoustic Revive RTP-6 Mod
 - AC Conditioner:JS PC Audio AFS1 LTD [1st Anniversary Edition]
 - Power Cord:OYAIDE L/i 50 OFC R2.5
 - Power IN:PC, Hub, NAS

・Rack:QUADRASPIRE Q4D SLIT Black

・Room Tuning:
 - SoundSphere Next TILE TL1350 /2
 - SoundSphere Next PYRAMID PY400 /2
 - Vento SQUARE /32
 - YAMAHA ACP-2 MB /2
 - etc... /18

システムギャラリー:
IMG_2302.jpg
・全体像(撮影者:NOSさん)

ファイル 2016-12-17 14 09 37
・DAC(撮影者:ブログ主)

ファイル 2016-12-17 14 09 16
・Preamp(撮影者:ブログ主)

IMG_2334.jpg
・Poweramp(撮影者:NOSさん)

IMG_2267.jpg
・Speaker(撮影者:NOSさん)

ファイル 2016-12-17 14 08 21
・MIT Oracle MA(撮影者:ブログ主)

IMG_2327.jpg
・MIT Oracle Matrix50(撮影者:NOSさん)

IMG_2332.jpg
・MIT SL-Matirx90S(撮影者:NOSさん)

システムの構築にあたって、
まず、私が求める理想の音について述べます。

●Ideal Sound & Vision
「ストレスを感じさせない、目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」

私が聴く音楽はアニメや声優を主体としたものが9割を占めます。
その中でも以下についてはReferenceとしています。

・田村ゆかり

・花澤香菜

・水瀬いのり


どう歌って欲しいかは曲ごとに異なることやそれを書き始めたら終わりが見えないので、今回は紹介で留めておきます(笑)

●Sound Design
理想の音から考えられるシステムに必要な要素を列挙したいと思います。

まず、理想の音を2つに分けます。
 ①「ストレスを感じさせない音」
 ②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」


私にとって①とはどういった音なのかを要素ごとに列挙します。
・耳に刺さらない
・帯域のピーク感を感じさせない
・音の遅れを感じさせない
・サウンドステージが平面的にならない
・音がダマにならない
・音が被らない
・定位感が曖昧にならない
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない
・抜けの悪さを感じさせない

同様に②とはどういった音なのかを列挙します。
・楽器やボーカルに厚みがある
・キレと張りがある
・ボーカルの口が大きくならない
・スピード感とノリの良さ
・声質の再現力
・定位感のブレと滲みが少ない
・纏まり

ざっと思いつくだけ書いてみましたが、一行の文の中にこれだけの要素が詰まっています。
私の場合、それを自身の耳で納得がいくまで試行錯誤を繰り返します。

●Sound Create
上記の要素を実現するためにスピーカ、機器、ケーブル、アクセサリ、部屋の調整を行っていきます。
しかし、それを全ての要素毎に書いていくと終わりが見えないので要素を絞り纏めた状態で書いていこうと思います。

纏めたのが以下になります。

1:耳当たりの良さ
2:躍動感
3:定位感
4:纏まり
5:分解能
6:再現性


機器やケーブル等が上記のどの要素に貢献しているかを簡単に書いていきます。
※上にあるモノほど貢献度が高い
※細かいアクセサリは省く


1:耳当たりの良さ
 ・ルームチューニング
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)
 ・電源機器(アクセサリ含)
 ※My Systemに記載のもの

一言コメントのようなもの:
・ルームチューニングについて、
拙宅は約6畳という狭い空間にシステムを置いています。
部屋の特性は、反射が多く、生活用品によって元々弱デッドに触れています。
そこで拡散材をメインにパネルを置いては外してを繰り返しながら、特定の帯域に大きなピーク感を感じさせないようなエネルギーバランスに調整を行います。
天井と左右の壁の一次反射、正面と正面のコーナーの対策という基本的な部分を重点的に、対策を行っていきます。
部屋が出来上がるにつれて、コンプレッションによる音圧のピーク感が大きく減少していき音が解れていくのが感じられます。
ルームチューニングについて今後も試行錯誤していく部分になります。

・ALL MIT化について、
今年最も投資をした部分になります。
新品で揃えるとMAGICO Q3が中古で買えてしまうおかしな価格ではありますが、今回は国内外の素晴らしいオーディオファイルに恵まれ、格安で揃えることが出来ました。
ALL MIT化のキモはMultipole TechnologyによるそれぞれのPole数が関係しています。この部分については『MIT Oracle MA Interconnect 導入記』を一度ご覧になって頂けるとわかりやすいかもしれません。
広い周波数帯域においてピーク感を整えるので耳あたりが良く、人によっては落ち着いていると感じられますが、私にとっては非常にバランスが整った音と感じらます。
現行MITでは上のグレードに上っていく程、幅広いレンジをカバーすることが出来ます。
補足:Referenceグレード:Oracle Ma, Oracle Matrix50, HighEndグレード:SL-Matrix 90S

・電源機器について、
ノーマルモードやコモンモードノイズ対策は勿論のこと、聴覚上のノイズ感を減らすために導入場所ごとに取ったり外したりを繰り返しながら選定します。

2:躍動感
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Pre Amplifier:Jeff Rowland D.G. CONSONANCE
 ・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B
 ・Power Cord:MIT Oracle AC1 Mod

一言コメントのようなもの:
・スピーカについて、
MAGICO S1と悩んでいる中、購入の決め手となったのがこの要素がRM10の場合はスピーカの個性として最初から持ち合わせていたからです。
RM10については単体記事として来年以降に書いていく予定です。

・プリアンプについて、
アルミブロックの鏡面仕上げが印象的なのが今のJeff Rowlandですが、私があえてコンソナンスを選ぶ理由はその音にあります。
背景の黒さは今に通ずるものを感じながらも濃密で厚みがあり、温度感のある動的な音を出してくる絶妙なバランスに惚れ込んでいるからです。

・パワーアンプについて、
初めはSoulnote仕様のものを使っていましたが音が薄く、寒色系で当初は失敗したかな?と思いました。
しかし、RM10の設計者である鈴木氏にFT仕様へと変えて貰ってからは厚みと適度な温度感が出てきたことで情感深い味のある音へと変わりました。

・電源ケーブルについて、
主に古いMITであるOracle AC1による中低域から低域に厚みと張りを感じさせ、駆動感のあるエネルギッシュな音作りになっています。
Modifyをせずに使うと、このケーブルの悪い特徴である高域の詰まり、サウンドスケープの閉鎖感が気になります。
少しの調整そこが気にならず、このケーブルの良さのみを抽出して使うことが出来ます。


3:定位感
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B
 ・Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 ・Interconnect:MIT Oracle MA

一言コメントのようなもの:
・スピーカについて、
サウンドステージは前後左右に広く、また音が前に出て来やすいため、ボーカルが浮かび上がってくるように感じられます。
構造がこれらの特徴を出していると思っています。

・パワーアンプについて、
聴覚上のノイズ感が極めて少なく、サウンドステージの見通しの良さ、ボーカルが滲まない事があげられます。

・電源ケーブルについて、
CrystalケーブルのセミフラグシップであるDream Line Plus(DLP)はフラグシップのAbsolute Dream(AD)同様、サウンドステージは前後感に優れ、音像と音像の距離感を正確に描写します。
また、音像の輪郭をはっきりくっきり描き出す特徴も兼ね備えているために音像表現に特化したケーブルだと言えます。
そういえば、来年のCESに新しいフラグシップであるUltimate Dreamなるものが展示されるとのことで頭を悩ましています(笑)

ファイル 2016-07-18 17 18 57
・Dream Line Plus(DLP)(撮影者:ブログ主)

Picture 1180
・Absolute Dream(AD)(公式HPより)

UD.jpg
・Ultimate Dreamの構造図(公式HPより)

・Oracle MAについて、
Oracleグレードの上位モデルに採用されている2C3D technologiesによる立体表現が一役買っていると思っています。
同様に、MA-X2でも同様の事が言えます。

IMG_5047.jpg
・MIT Oracle MA-X2(撮影者:ブログ主)

4:纏まり
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)
 ・ルームチューニング

一言コメントのようなもの:
・ALL MIT化について、
現行MITの真骨頂である、ずば抜けたコントロール力こそが最たる特徴だとます。
先月投稿した導入記にもあるように信号ラインのALL MIT化は「音が野放図に放たれるのではなく纏まりを持ちつつ、正確な音階で曖昧さや滲みを感じさせない安定感のある音」を実現してくれます。
これは私が聴くソースでは特に大きな効果を発揮し、必要不可欠なコンポーネントになっています。
だからこそ、より上のモデルへ行きたいという願望が芽生えて来るわけですが、年単位で貯金が必要なほど新品では高価であり、USEDでの出物も少ないのが痛いです...

・ルームチューニングについて、
部屋の特性に応じた吸音と拡散のバランスが、この要素にも大きく関わってきます。
最適解は存在しないので、只管試行錯誤をして自分の耳で確認するしかありません。
少なくとも未対策の部屋とは大きな差を感じられます。

5:分解能
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B
 ・DAC:exaSound e20mk3
 ・ルームチューニング
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)

一言コメントのようなもの:
・分解能について、
分解能は私にとって全ての機器やケーブル等の基本性能にあたる部分なので、これはハイエンド並のクオリティを求められます。
音の出口であるスピーカがこの要素を満たしてない時点で、私の聴くソースは非常に鳴り難いものと感じてしまいます。
同様に機器や機器同士を接続するラインにおいてもそのことが言え、分解能に関しては高いに越したことはありません。
どういったモノが、分解能が高いのかについては、自身の耳で只管に聴くことを繰り返していく他ありません。
私の経験ですと、分解能が高いと思ったものの殆どが高価格帯のものであり、手が届かないものばかりですが、今選ばれた機器達はその中でも自分の身の丈で導入出来る最高のものだと思いながら使っています。

6:再現性
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・PC Transport:Fanless Silent Audio PC
 ・DAC:exaSound e20mk3
 ・Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 ・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B

一言コメントのようなもの:
・再現性について、
再現性を高めるには豊富な情報量と色彩表現が不可欠です。

・PCトラポについて、
PCトラポをチューニング前に、物理的なノイズ(ファンや電源)と高負荷時(DSD再生)の内部のノイズが小さくするために、ファンレス仕様の低電圧駆動で必要十分なマシンスペックの物を選択しました。
チューニングの際はソースの再生に特化するように最適化を深い領域で行っています。再生ソフトについては利便性と音質を両立するべく、Roon + HQplayerの組み合わせを選びました。
その他、様々なチューニングを行うためのソフトを導入し、音質を高めています。

・DACについて、

dCSやMSB、CHORDのような独自開発のDACでは無く、汎用チップを使ったDACを選んだ理由としては3つあげられます。
1つ目は価格、2つ目はメーカの音色が薄い、3つ目は過剰なまでの演出がされないことです。
ソースに含まれる音色に対して着色を行わず、情報量を落とさず精度の高い変換器として選んだのがexaSoundになります。
ESS社のチップが採用されているDACはモノトーン調で無機質とよく言われますが、モノトーン調の時点でメーカの音色が乗っているか情報量が欠落していると私は思っています。
このDACは私が求める豊富な情報量と色彩表現を手が出せる価格帯で実現したものだと思っています。

・電源ケーブルについて、
DLPやADのもう一つの特徴である色彩表現は、他社には無い魅力があります。
特に私が聴くような音楽では、埋もれがちな楽器やボーカルに対してスポットライト当ててくれるような感じで、今まで見えなかったものをはっきりと写し出すことが出来ます。
明瞭なシステム程、明るさのピークが伸びるような間隔に陥りますが、やり過ぎると音の明暗の暗い部分(影)がなくなってしまうので注意が必要です。

●Result
実際にシステムを組み上げてみて、理想の音にどれだけ近づいたかの結果を述べていきます。
※◎→実現、○→概ね実現、△→改善の余地あり

まず、①「ストレスを感じさせない音」については80%達成出来ました。

・耳に刺さらない→◎
・帯域のピーク感を感じさせない→◎
・音の遅れを感じさせない→○
・サウンドステージが平面的にならない→○
・音がダマにならない→○
・音が被らない→○
・定位感が曖昧にならない→○
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない→◎
・抜けの悪さを感じさせない→○


まず、聴き疲れを感じさせない耳当たりの良さと帯域バランスは実現出来ました。

音の遅れを感じさせないについては、中低域と極低域の遅れがまだ少しあるのでそれを覗けば概ね、実現出来ました。

サウンドステージが平面的にならないについては、前後左右の広さを確保することが出来つつ、音像同士の距離感が明確になることで立体的なサウンドステージが形成されました。
まだ、曲によって奥行き方向と上下方向が甘いと感じる部分があるので概ね実現だと思います。

音のダマ感や被りは、高い分解能によって相当解れましたが、曲によって解れ足りないと感じているので、概ね実現にしています。

定位感が曖昧にならないについては、センターボーカルやツインボーカルは満足できる定位感になりましたが、3人以上のボーカルまたは楽器によっては曖昧さが残るので概ね実現にしています。

コンプ音によるピーク感を感じさせないについては、実現出来たと思うほどに感じられなくなりました。

抜けの悪さを感じさせないについては、曲によってまだ悪さをしていると感じられることから概ね実現にしています。

次に②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」については60%達成出来ました。
・楽器やボーカルに厚みがある→○
・キレと張りがある→○
・ボーカルの口が大きくならない→◎
・スピード感とノリの良さ→○
・声質の再現力→○
・定位感のブレと滲みが少ない→○
・纏まり→◎


まず、楽器やボーカルに厚みがあるについてはReference比で見れば実現出来たと言えますが、トータルで見るとまだ厚み不足のモノが所々あるので概ね実現にしました。
具体的にはチェロやコントラバス、ベースの厚みがまだ足りないと思いました。(厚みというより、深み?かも)

キレと張りがあるについては、ドラムの再現力の観点でまだ不満があることから概ね実現にしました。

Referenceにおいてボーカルの口が大きくならないことから、実現出来たにしました。

定位感のブレと滲みの少なさについては、3人以上のボーカルや音数が非常に多いソースに関してまだ不満があることから概ね実現にしています。

スピード感とノリの良さについては、中低域と極低域の遅れがまだ少しあることから概ね実現にしました。

声質の再現力は、Reference比で見れば実現出来たと言えます。
しかし、佐倉綾音と高橋李依のキャラ声や南條愛乃の声質に関してまだ納得が言ってないことから概ね実現にしました。
※上記に上げた名前は、納得していない一例。

纏まりについては、何を聴いても楽しい!と感じられるようになったので実現出来たと思います。

①と②を合わせると70%達成なので、大きな不満は感じられないシステムが構築出来たと実感しています。

以下にReference毎の歌っている度合を示します。

田村ゆかり:110%

花澤香菜:105%

水瀬いのり:90%


●Outlook for the future
今後の予定について書いていきます。

まず、声質の再現力と楽器の質感向上のために以下の電源ケーブルを導入する予定です。
・Crystal Cable Absolute Dream or Ultimate Dream(値段次第) 1m
・Jorma Design AC Landa Cu or RH 2m

次に、再現性向上を考えてネットワークブリッジを導入する。
・exaSound PlayPoint

スピード感と基本性能向上のために以下のパワーアンプの貯金を開始。
・Fundamental MA10

基本的にはボーカルをより良く歌ってもらうために、今後も微調整をゆっくりじっくり行っていく予定です。

●Editor's note/Acknowledgments
ホームオーディオを初めた当時は音質にばかり耳と意識が行ってしまい、音楽を楽しめるという状態ではありませんでした
特に私が聴く音楽というのはオーディオファイルやショップの人間からすると、「音の悪いソース」「オーディオでは鳴らすべきでないソース」という言われようでした。
その当時の私は、まだ理想とする音への軸が定まっておらず、そういった人達の意見を聞いて常に右往左往していました。
私が好む音楽への思いがどんどん希薄になる中で、幾度となく「もうお金をかける必要はないかな」「ポータブルに戻ろうか」という気持ちにもなりました。
そんなことを思いながらも4年、のんびりとホームオーディオを続けてきました。

私のオーディオと音楽に対する考え方が大きく変わったのは去年の8月のことです。
それは、当ブログでもお馴染みexorionさんとの交流が始まった頃です。
初めてお宅に訪問をしたのはその3ヶ月後のことです。まだ堅苦しい訪問記を書いていた頃ですが、当時の興奮が文章を読み返していると感じられます。
あの訪問があったからこそ、ただ「鳴る」のではなく「歌っている」という感じが得られたのだと思います。
そして、そこで初めて私が聴く音楽が悪いのではないと確信しました。
それから、今に至るまであっという間の出来事でした。
どうやったら歌ってくれるのか、消化不良要素を潰せるのか、彼との相互オフを繰り返して行く中で幾度となくブラッシュアップされていきました。

今、この記事が書けているのも私の好む音楽を楽しく聴ける形(道)へ手を差し伸べてくれた彼が居てこそだと思っています。
改めて、感謝の気持ちをここで述べたいと思います。
ありがとうございます!

そして、もう一人、己の理想とする音に対するブレのない姿勢を自身のシステムと会話の中で示してくれたNOSさん。
訪問する度に音と彼のオーディオに対する考え方は、私も見習わなくては...!と常々思っています。
今回の記事では素晴らしい写真を撮影して頂き、私とシステムの機器共々非常に喜んでおります。
この場を使って、感謝を申し上げます。

その他にも、多くの方との出会いによって自分のオーディオ、音楽に対する考え方や行動に大きな影響を頂きました。

来年も多くの方のお宅へ訪問し、様々な音に触れながら、自身の理想とする音のより高い実現をするべく励んでいこうと思います。

-Loui-

おまけ:
今年はA3が二度も実現したことは自分の中で印象深い出来事です。
A3とは、Anison of the Threeの略で、アニソンオーディオファイルが一箇所に集まり音楽を聴きながら談笑する場のことです。
私が勝手に命名して使っているワードです(笑)
現在は私、exorionさん、hayateさんの三人でそれぞれの家に集結し不定期でやっています。
特にブログの一読者であった私がhayateさんとオフをしたりオーディオや音楽についてお話出来る機会が来るとは思ってもいませんでした。
同じジャンルでホームオーディオをやっている方は少ないので、今後もっと増えたらなぁと思っていたり。
(S1を使いでCrystalに興味津々なTさんやシュンヤッタマンにも是非来て欲しい!とこの場で呟く)

『NOSさん撮影集』

・Fundamental FT-sa4.0B
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・Fundamental RM10
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IMG_2393.jpg


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オーディオシステムにおける各コンポーネントの役割

いつも拝見してる方のブログで書いてあったトピックスを私も書いていこうと思います。

Player:
※拙宅の場合はAudio PC + DAC

【役割】
『ソースの再現性に大きく関わる部分』

ここでの再現性とは、
・ニュアンス表現
・情報量
・色彩表現

再現性が高いというのは、レンジが広く整った帯域バランスであることは勿論、情報量(音数、弱音再生を含む)が多いことも指します。
最終的な出音(ここでは、情報量)は、このコンポーネントの質で決まります。
ここで失ったものは、下流では戻しがきかないと思っています。


Control:
※プリアンプを指します。

【役割】
『聴きたい音楽を形作るために必要な演出をする部分』

一つ上のコンポーネントで再現性が高いことが重要と書いておいて、ここでその再現性を下げることをする必要とは、と感じる方もいるかもしれませんが、その理由は私が聴くジャンルにあります。

それでは、私を例に書いていきます。
港では、アニソンは音が悪い。具体的には平面的なサウンドステージで、実体感が無い(音像の線が細い)、音がキツイと言われることが多いです。
ソースによって異なりますが、現代アニソンにはそういったマイナスイメージがあるのも事実です。
悪いものですとコンプレッションのかけ過ぎによる歪感や特定の帯域におけるピーク感が目立ちます。更に、マルチトラックで様々な音を重ね合わして作ってるものだと、音が篭って抜けが悪い、音が潰れるといった悪さをします。
こういった部分はソースの粗として聴こえる方が殆どかと思います。そういった部分を先ほどPlayerで書いた役割をControlですると、粗が悪目立ちし、音楽に没頭出来ません。
そこで、意図的にそういった部分をマスキング(演出)することで音を悪く感じさせない魅力的な音にする訳です。
現代アニソンの鳴らす方法については個別のトピックスで書いてますのでそちらを見て下さい。

最後に私が具体的にどのような演出をしているかを書きます。
・音に厚みを持たせる
・サウンドステージを広く感じさせる
・荒さを取って、耳あたりを良くする(ざらつき、角を取るイメージ)
・纏まりのある音にする

聴くジャンルによっては、Playerと同じ役割でも良いと考えます。
この辺は音楽の聴き方やシステム構成を大きく異なってくると思います。


Power:

【役割】
『駆動力とトランジェント』

スピーカに適した駆動力と音の立ち上がり、立ち下がりのスピード感が揃ってることが重要と考えます。ハイスピードと表現する方もいますが、私の場合その表現は、等速を意味します。
特に現代アニソンを聴く上では、低域の再生においてもたつきや量感不足は悪い部分を目立たせる大きな問題になりますので、ここでの役割に適したアンプ選びが重要となってきます。
再現性という点では高いに越したことはありません。
なるべくControlで演出した部分に、ここでの演出を上乗せしないのが理想です。


Speaker:

【役割】
『聴きたい音楽を実際に聴きたい音にする方向性を決める部分』

最終的な音の出口であるここでの音次第で、心地よく音楽に没頭出来るかどうか決まります。勿論、どうのようにオーディオシステムを構築するかも決まります。
スピーカ選びにおいて、私には2種類の基準があります。

1つ目は、
MAGICOのような主役である音楽を黒子として引き立てる、スピーカでは余分な演出を行わないもの。
ここでの余分な演出とはユニット、ネットワーク設計、エンクロージャの構造と材質によって乗る癖や附帯音があること。

2つ目は、
許容できる、好みである演出が行うもの
1つ目のスピーカ選びですと、それが実現できるものは限られ、コストも非常にかかります。ですので、現在は2つ目の基準でシステムを構築しています。

演出が引き立つシステム構築とは言っても、聴く曲によってその演出が裏目に出る場合があります。そういった部分は、機器やケーブルでは根本的に埋められないので、どれだけ許容出来るかになります。
最終的には1つ目の基準でスピーカを決めていくつもりです。

Power Cable:

【役割】
『足りない要素を埋める部分』

私の場合、
各コンポーネントごとに列挙。
Player:SN感が高く情報量が多いもの(ノイズ対策がしっかりしているもの)
Control:色彩表現が豊かで音像表現がしっかりしているもの
Power:躍動感と音の肉付け、低域の駆動感があるもの


Interconnect & Speaker Cable:

【役割】
『シームレスに機器のポテンシャルを伝える部分』

可能な限りここでは、No Color Lation and Flat Balanceのものを選びます。
附帯音、癖といった部分は信号の伝送路では余計な悩みを増やすだけなので、悩みを減らすという意味でも重要となってきます。
私の場合、MITのOracle MA以降で揃える予定です。

まとめ:
再現性と演出という括りで分けると、

再現性:Player、Power、(Speaker)、Interconnect & Speaker Cable
演出:Control、(Speaker)、Power Cable

こういった考え方はオーディオシステムを構築する上で、各コンポーネントを選ぶ基準になると思っています。他にも電源やルームアコースティック、アクセサリーといった部分もありますが、今回はコンポーネントの中でも重要なものについて書きました。

このトピックスについては、今後書き足しや修正があるかもしれません。
引き続き、不定期で更新していく予定です。

現代アニソンにおけるオーディオでの鳴らし方を考えてみる その1

漸くこのトピックスを書く時が来たかなと思いつつも、この題目で書くのは正直難しい...
出来るだけ分かりやすく、具体例を交えながら書いていきたいと思います。
少しでも現在オーディオでアニソンと向き合っている方の参考になれば!

注意:独学とアニソンオーディオ仲間から得た内容を口下手な私がテキトウに書いていくので、実際に試して効果がない!良くならない!機器が壊れた!お金が無くなった!といったクレームは一切受け付けませんの予め了承の上で以降お読みになって下さい。

私がアニソンをオーディオで鳴らす手順としては以下の3つを考えます。

『分析』→『補正』→『アレンジ』

これだけではピンと来ないと思うので各手順ごとに書いていきます。

っと、その前に巷ではアニソンは音が悪い、鳴らないという話を良く聞きます。
頭から決めつけるのは勿体無い、こんなにも良さが詰まっているのにというのが私の気持ちです。
前置きを長く書いていても退屈でしょうし、早速本題に入りたいと思います。

『分析』
この手順ではまず、音が悪い、鳴らないという状況を起こす原因は何かを理解する必要があります。ここでは「音が悪い」「鳴らない」の2つをまとめて『消化不良』と表現したいと思います。要は、聴いていて少しでも不快と思ったら消化不良が起きているということです。

それでは、消化不良を起こす原因を要素毎に書いていきます。
カッコ内はその要素による聴覚上感じれる現象を端的にまとめたものです。

消化不良を起こす原因

・音抜けが悪い(詰まった音、伸びない)
・量感が多く緩い低域(ダマ感、圧迫感)
・コンプが強い(平面的、煩さ)
・音場(サウンドステージ)の狭さ(閉鎖感、ラジカセ)
・音がキツイ(耳に刺さる、圧迫される等):コンプの影響もあり


これらの要素はアニソンをオーディオシステムで聴いたことがある方の大半は必ず感じたことがあると思います。
これらのどれかしらの原因を「感じたことがあります!」
という方は、既に分析が出来ています!
良く鳴らすためにはそれを弊害する要素の細かい洗い出し、『分析』が必須なのです。

この分析はアニソンに限らず様々なジャンルにおいて重要だと思います。
頭の中で考え込まずに、私のように文で書いてみるのもオススメです。

先ほどの原因の部分で「アニソンはやっぱり音悪じゃんww鳴らなくて当然」
と思った方は、ここでブラウザバック推奨デス


確かに、頑張ってもう絶望的に鳴らないアニソンは存在します。あえて名前はあげませんが、そういったアニソンは全体から見れば一割に満たないと思っています。

それでは次の手順に行きましょう。

『補整』
ここの手順が非常に重要な部分になります。ここが上手く行かないと最後のアレンジは全くの無駄になってしまいます。
まず、「補正」ではなく『補整』と書いた理由からお話します。
理由の前にそれぞれの意味を見ていきましょう。
補正:足りない所を補って、誤りを正すこと。
補整:足りない所を補って、整えること。

意味を見ると、どちらでもいいのでは?寧ろ補正の方が正しい!、そんな細かいことはどうでもいいと思うかもしれませんが、このニュアンスの違いというのはオーディオにおいて些細な違いを感じ取る、拘るといった部分に関わって来ます。
さて、どうして補整を選んだのかというと、この趣味において正誤を判断するのは容易でないからです。なので、ここでは誤りを正すというよりは整えるの方がしっくり来る、妥当であると思いました。後は、これから行うことが正に消化不良を起こす原因の中で、それを良くするために補うまたは整えていくといったことをしているからです。

先程あげた原因にはどういった補整が有効なのか簡単な例を交えて説明していきます。
※全体の文字数の関係で各要素に対する全ての対策、詳細な説明は行いません。

◆音抜けが悪い
補整:音全体にメリハリとスピード感(勢い)を出す。
理由:音抜けが悪いと篭って聴こえますので、一音一音の輪郭をハッキリさせつつ張りを出してあげると目立たなくなります。
また、抜けの悪さはスピード感にも関わってくるので、出来る限りハイスピードでると良いです。

例1:部屋の反響音(反射音)の少ない弱デッド方向にルームアコースティックを施す。
補足:ルームアコースティックは他の要素にも大きく関わる部分なので、極力部屋の音は載せないことが重要です。

例2:Crystal Cableの上位グレード(セミフラグシップ以上が望ましい)やMITのOracleグレードのケーブルを導入する。
補足:前者は音像表現とスピード感に優れ、後者は音の張り、粘り、躍動感に優れているから。また、いずれのケーブルも基礎性能がずば抜けて高い。
※使用場所はシステムによって変わってきます。

例3:箱鳴りが少なく(全く鳴らない)、鳴りの良いスピーカを選ぶまたは、駆動力と反応性が高いアンプを選ぶ。
補足1:箱が鳴くことで不要な響き(付帯音)が乗り、それは現代アニソンにおいてマイナス要素(音抜けが悪い)に繋がります。
補足2:能率が良い、ユニットが重すぎないといったスピーカの方がスピード感は出やすいです。そうでない場合はアンプ選びが重要となります。

◆量感が多く緩い低域(特に中低域)
補整:張りを出しつつ、ある程度量を削って締め上げる。
理由:低域というのは音楽の土台に当たる部分であり、ただ締め上げるだけでは線が細くなり腰高な音になってしまいます。
そこで、張りを出してあげることで量感が減っても、腰高な音にならずに絞ることが出来ます。
※現代アニソンの場合は過剰なまでにバスブーストしたような膨らんだ低域が多いので、システムによっては張りを出さなくても大丈夫だと思います。

例1:スピーカの足回りで調整する
補足:ブックシェルフの場合はインシュレータ+スタンド+ボード、トールボーイとフロアの場合はインシュレータ+ボードで調整します。
※それぞれスピーカの仕様や設置条件によって最適なものが変わるので製品名はあげません。

例2:電源環境を整える(壁コンセント、アイソレーショントランス、クリーン電源等の導入)
補足:電源環境が劣悪だとオーディオシステムに悪影響を及ぼします。その一つがここでの原因であげている低域の膨らみです。

例3:部屋の反響音(反射音)の少ない弱デッド方向にルームアコースティックを施す。
補足:スピーカからの音の反射方向に対して拡散や吸音を行う(過度な吸い過ぎに注意)

例4:MITのOracleグレードのケーブルを導入する。
補足:MITのOracleグレードは低域を制する(完全制御)と言っても過言では無いほど、低域を上手くコントロールしてくれます。

◆コンプが強い、音がキツイ
補整:分解能を高め、耳当たりを良くする。
理由:コンプが強いとボーカルや楽器との距離感が曖昧になり、一直線に繋がったような平面的な音になります。
また、音の立ち下がりが無く常に上がりっぱなしなのでハイ上がりに聴こえます。これにより、子音が刺さる、圧迫感を感じるといった不快感に繋がります。
補足:分解能を高めると言ってもどの程度必要なのかのイメージが付き難いと思いますので、ここで述べたいと思います。
フルオケをある程度大きな音量で鳴らす際に、各楽器のパートがどの位置にあるのか分かれば最低限の分解能があると言えます。

例1:箱鳴りが少なく(全く鳴らない)スピーカ選び
補足:音抜けの例3と被りますが、箱鳴りが少ないに越したことはありません(理想はMAGICO)

例2:部屋の反響音(反射音)の少ない弱デッド方向にルームアコースティックを施す。
補足:部屋の反響音が多いとコンプ音を更にブーストしてしまい酷い目にあいます。
また、適度な吸音と拡散が取れていない部屋だと耳あたりの悪さが目立ちます(特に一次反射の未対策)

例3:電源環境を整える(壁コンセント、アイソレーショントランス、クリーン電源等の導入)
補足:電源環境が劣悪だとオーディオシステムに悪影響を及ぼします。ここでの悪影響とは主に音の荒さ=耳当たりの悪さに繋がります。

例4:分解能の高いケーブルの選定
補足:最低限NordostのValhalla相当、私の場合はAcoustic ZenのAbsolute Silverを入れています。
※銀系やシールドの強いものを多用すると音がキツくなり耳あたりが悪くなるので注意です。

※プレイヤーやアンプ選びも勿論重要です。お使いのスピーカに合わせて提案して行く必要がありますのでここでは触れません。


◆音場(サウンドステージ)の狭さ
補整:サウンドステージを広くする
理由:空間的余裕の無さは情報量が多いアニソンだと致命的です。

例1:スピーカのセッティング
補足1:スピーカと横の壁との距離よりも、左右のスピーカ間の距離を広くしたセッティングが良いと考えます。
補足2:奥域方向は部屋の広さ及び部屋とスピーカーの反射を考慮した広さを選ぶ

例2:部屋の反響音(反射音)の少ない弱デッド方向にルームアコースティックを施す。
補足:クドイようですが、最低限一次反射と各コーナーの音篭もり対策はすることを勧めます。

ここまで各原因の補整についてかなりざっくりと書いてきました。
これらの原因に対する補整を行う場合の個人的な難易度を示したいと思います。(ブックシェルフスピーカを使っている場合)

音抜けが悪い>量感が多く緩い低域>コンプが強い>音場の狭さ>音がキツイ

実際はもっとシビアで複雑な補整が必要となってきますが、最低限これらのことをわかってくると良い結果につながってくると思います。

『アレンジ』
いよいよ最後の手順となります。
これは補整された音に足りないもの(元々無いもの)を、オーディオにおいての色付け(付帯音を乗せる)で飾ることです。
※どういったアレンジが必要なのかはそのシステムを使うオーナーの求める音となります。

例として私がどういったアレンジをしている述べたいと思います。
アレンジ:バックの演奏とボーカルの距離感がハッキリしていて、色彩豊かに歌う様が見えてくるような音
※距離感がハッキリすることによる立体感、実体感。色彩豊かによる声優さんの特徴的な声(キャラクター)を明瞭に出す。
補足1:私のシステムではこの手順をプリアンプとそのアンプ用の電源ケーブル(Crystal Cable Dream Line Plus)が行なっています。
補足2:プリアンプでは音の厚みと艶感、静寂感を出します。電源ケーブルでは前後方向の広さを明確にして音像を前に出し、カラフルな音色を付加しています。

最後に、私が求める現代をアニソンの鳴り方と現代アニソンにおける必要な要素のまとめについて書き、この記事の結びとします。

『聴き手(自分)に不快感を与えないストレスレスな耳当たりの良さと、好きな声優やアニソン歌手の人が目の前で歌っているかのような実体感のある鳴り方』

もっと求める部分がありますが、纏めると上記の感じです。

現代アニソンにおける必要な要素のまとめ
・極めて高い分解能
・スピード感
・耳当たりの良さ
・躍動感
・色彩感
・低域の締りと張り
※低域のレンジ感よりも質が重要
・音像の距離感、前後感が明瞭な定位と音場


今回は相当抽象的な話になってしまい、よくわからないと思う方が居るかもしれませんが少しでもこのジャンルに可能性を感じて欲しいと思い書きました。

今後(その2以降)はもう少し具体的で掘り下げた内容を、実際のアニソンを例に上げながら書いていけたらなと思います。

東京インターナショナルオーディオショウ 2日目に参戦

早いものでインターからちょうど1週間が経過した頃合いでの更新となる

2年連続参戦!とはいかず、去年は平日開催で行けずに終わるorz
今年こそは!ということで2日目に参戦したのだった
前日に入念なタイムテーブルを作り準備万端で国際フォーラムへと向かう♪

インターナショナル会場


事前に登録カードを書いておいたおかげでスムーズに入場出来た

開演してすぐ向かったのは
5F D&Mホールディングス(マランツ)ブース である

今回の目玉の一つであるB&W 800D3シリーズを聴くためだ

マランツ

しかし、開演して10分経たないうちにブース内には立ち見が出来ておりすし詰め状態に....

絶望した


【デモ環境】
スピーカ:B&W 805D3
アンプ:マランツ(型番控え忘れ)
プレイヤー:マランツ(型番控え忘れ)
上流下流共にマランツであった

【レビュー】
旧モデルである805Dとは明らかに音が違うことに気がつくことは出来たが部屋が埋め尽くされるほどの人とオールマランツによる影響でまともに聴くことが出来なかった。

改めて聴き直す必要があると感じた(まともな環境で)

ブースにきて15分も経たないうちに私はブースを出たのだった


次に向かったのは
6Fフューレンコーディネートのブース である

フューレンコーディネート


ここではPIEGA、OCTAVE、BRODMANNなどのメーカの製品を聴くことが出来る
また、私が使っているQuadraSpireのラックもこの会社で取り扱っている

【デモ環境】
スピーカ:PIEGA MasterONE(¥5,800,000/ペア(税別))
パワーアンプ:OCTAVE The Jubilee Mono(¥7,600,000/ペア(税別))
プリアンプ:OCTAVE The Jubilee preamp(¥4,000,000(税別))
プレイヤー:Linn Klimax DSM(¥ 1,600,000(税別))

【レビュー】
一つ一つの値段にギョッとする私...これがハイエンド...
非常に繊細で滑からな音と感じた一方で膨らむ帯域(特に低域)や抜けの悪さが気になった
また色付によって楽器の質感などが不自然に感じた
機器との相性なのか、部屋の問題なのか...

今回は聴けなかったがBRODMANNの音も聴いてみたいものだ

ブロッドマン



次に向かったのは
6F太陽インターナショナルのブース である

太陽ブース


ここではNAGRA、dCS、T+A、AVALON、Rockport等のメーカの製品を聴くことが出来る
また、私がリファレンスのプリに使っているJEFF ROWLANDもこの会社で取り扱っている

【デモ環境】
スピーカ: Avalon Acoustics Diamond(¥6,300,000/ペア(税別))
パワーアンプ:Nagra HD AMP
プリアンプ:JEFF ROWLAND Corus(¥2,120,000(税別))+強化電源
プレイヤー:dCS Vivaldiシリーズ
        Vivaldi Transport(¥5,230,000(税別))
        Vivaldi DAC(¥4,270,000(税別))
        Vivaldi Clock(¥2,120,000(税別))
        Vivaldi Upsampler(¥2,700,000(税別))

【レビュー】
楽しみの一つである太陽ブース
今回はNagraから新しくでるmonoアンプやdCSのRossiniシリーズ、T+Aの製品、JEFF Corusプリ用の強化電源など新しいもので溢れていた。AVALONのフラグシップとして登場したTesseractが拝めるのでは?と密かに期待していたが呆気無くブースに向かって玉砕される....
私が聴きにいった時間は上記のシステムで鳴らされていた。
JAZZ女性ボーカルやビッグバンドなどを聴いた
再生される音は圧巻のひとこと。
広大な空間を描き、上から下まで余すことなく、余計な色づけされない抜けの良いハイスピードな音
ここに来てようやく、いい音だなと感じれる瞬間だった

上機嫌のまま、次のブースに向かうのであった

次に向かったのは
5Fホール AXISSのブース である
lumen

今回一番の楽しみであるlumen whiteの新作、white light anniversaryを聴くためだ
lumen講演

lumen white の創始者Hartmut Roemer氏 と 製造責任者Gerhard Hirt氏が講演を行う時間帯に向かった

【デモ環境】
スピーカ:lumen white white light anniversary(\9,400,000/ペア(税別))
パワーアンプ:Ayre MX-R twenty(\4,700,000/ペア(税別))
DAC&プリアンプ:MSB technology SELECT DAC(\12,300,000(税別))
プレイヤー:MAC PC
NAS:DELA N1A

【レビュー】    
創始者とデザイナーの人からの説明で始まる
説明を聞くとwhite light anniversaryは前作とは全くの別物だということがわかった
キャビネット、ネットワークの作り、ドライバー、部品構成に至るまで全てこのスピーカに合わせて設計しているとのことだ
演奏では主にパイプオルガン、女性ボーカル、ビッグバンド、オーケストラを聴いた
このブースを聴く前に幾多のブースの音を聴いてきたが、その音全てを容易く消し去るものだった
音が出た途端に空気が変わったのがよくわかった
余計な色付けのないストレートなサウンドに展開される広大なサウンステージ
ここまでは太陽ブースとあまり変わらないと思うが、そのレベルが違った
特質すべき点は、音を発してから消えるまでの深みのある余韻と高繊細な表現力だ
しかし、イイことばかりではない
低域の制動が取れておらず曲によって暴れてしまうことがあった
原因としてアンプの駆動力の問題かスピーカの足回りの素材、強度の問題などが考えられる
それを差し引いても非常に良い音を聴かせてもらった
到底買える値段ではないが一度聴いておくことを勧める
スピーカ単体としても素晴らしい訳だが、DAC兼プリとして使っていたMSBに新フラグシップのSELECT DAC

SELECTDAC

これもかなり音に影響していたことは間違いないので、ぜひ他のシステムでも聴いてみたいものだ

だいぶ長くなってしまったのでここからはブース名と画像のみでお送りする
(ここを書いてる時期がイベントが終わって一ヶ月経過した時で記憶が薄れてるわけではない!)

4Fステラ・ゼファンのブース
・CHの中の講演
フルCHでオーシャンウェイAS-1
非常に耳あたりがよく癒やされた
CH講演

・ケンケスラー氏の講演
コンステのセパレートにアナログはTechDASのAir Force ONE、スピーカーはG1 GIYA
GIYAの金属的な鳴りが気になった
ケスラー氏のかけるソースと説明は非常に良いものだった
ケンケスラー氏の講演

vivid

コンステ1

コンステ2

コンステ3

Air Force I

Air Force III

4Fノアのブース
・ブルメスターにsonus faber AMATI Futura
ブースに入って五分経たずに退散
JAZZボーカルがかかっていたが中高域あたりがキンキンしていた
ソナス

4Fナスペックのブース
・SACDPにPlayback DesignsのMPS-5 Limited、アンプはdarTZeelのセパレートにVienna AcousticsのBeethoven Concert Grand Symphony Edition
・電源には今年から取り扱いが始まったIsoTekが使われていた
・聴いていて安心感のある音だった
ナスペック


5Fエレクトリのブース
・PASSのセパレートにMAGICOのSシリーズ最上位S7
PASSとの相性が悪いと聞くがそれを差し引いても抜けの悪い音、スピード感のない低域、ユニットの繋がりの悪さ
ペア1千万と聞き愕然とした、音とバランス考えればS1が一番と思った
改めて聴き直す必要があると思った
S7-1

S7-2

5Fアッカのブース
・Orpheus HeritageシステムにアンプはKRELLのセパレート、スピーカはYGアコースティックスのCarmel2
空間表現力と音の説得力が凄まじかった、これはHeritageシステムの特徴だと思う
YGのスピーカーは位相特性に優れ音像定位がイイはずだが実際に聴いてみると音像が膨らみ曖昧になっていた
これはセッティングや部屋の問題だと思った
アッカブース

5Fハイエンドのブース
・EMMのTSDX SACD/CDトランスポートにDAC2X DAコンバーター、molamolaのセパレートアンプ、スピーカーにはLansche Audio No.5.1
・山賊のギャロップという曲をかけていたが大きな銃声の音に思わずビクつく私
2つのウーファーがこれでもかとピンストン運動する様には驚いた
コロナプラズマトゥイーターから出る作為的な高域は好きな音だった
ブースの人の説明や音含めて次回も行きたいと思った
ハイエンド

6Fヤマハのブース
・新作NS-5000を聴きに来たが大きく期待をハズレる結果となった
部屋のせいも大きいと思うが部屋一面に同社のパネルを使うのはどうかと思う(これにより非常にデッドな環境に)
出てくる音は生気を感じれない音、ピアノ曲がかかっていたがピアノの胴鳴りも聴こえなければ美しい響き、余韻が完全に無くなっていた
ヤマハブース

4Fアークジョイアのブース
・アンプはダニエルヘルツのセパレートに、スピーカはランコ・セルブリン Ktema(クテマ)
アナログ盤で女性ボーカルものを聴いた
音が出た瞬間に感動した
ボーカルの実体感、表現力がとにかく素晴らしかった
体に染み入るような心地よい音だった
アークジョイア1

アークジョイア2

このブースを最後に私と同行していた友人のインターナショナルオーディオは終了した

そして18時に丸の内駅から近い居酒屋で私が感じを務めるインターナショナルオーディオショウの打ち上げを行った
ツイッターで募集し、合計9名の方が参加した
初対面の方を含めて楽しい打ち上げになった
打ち上げ1

打ち上げ2

後半は、間が合いてしまい適当な文になってしまった
次は訪問記とQ10sigのレビューを書く......予定