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ゆかりん、ざーさん、いのすけが歌うために考えたシステム

皆様、ご無沙汰しています。
この更新が2018年初となります。
前回の更新から約半年が経っていました・・・・。

ブログタイトルに反する「更新頑張れてない」です。

さて、今回は色々システムの更新があったので纏めて記事にしたいと思います。

【Introduction】
今回大きく変更した部分は以下の通り、
★プリアンプ
★パワーコンディショナー
★電源ケーブル
★インターコネクト
★LANケーブル
★部屋


【目次】
①My Audio System
②Ideal Sound & Vision
③Sound Design
④Sound Create
⑤Change point & Result
⑥Outlook for the future
⑦Editor's note/Acknowledgments

①My Audio System
・赤字が変更点

・Network Bridge:exaSound PlayPoint(Build in Roon Core)
 - Power Supply:Special orders
  - Power Cord:VOVOX Textura power
  - USB Cable:AIM SHIELDIO UM1-N005
  - LAN Cable:AIM SHIELDIO NA5-N010
  - Insulator:KRYNA:C-prop/3P


・Switching Hub:JS PC Audio NH-10D(Special orders)
  - Power Cord:Fundametal RPC10
  - LAN Terminator:JS PC Audio NLT1

・NAS:IO DATA Rock Disk next WD1T
  - Noise Cancellation:iFi Audio DC iPurifier
  - Power Supply:Special orders
   - AC Conditioner:JS PC Audio AFS1 LTD [1st Anniversary Edition]
   - Power Cord:Fundametal RPC10
  - LAN Cable:AIM SHIELDIO NA5-N005


・DAC:exaSound e20mk3
 - Noise cancellation:iFi Audio DC iPurifier
 - Power Supply:Audio Design DCA-12V
  - Power Cord:VOVOX Textura power
 - Insulator:KRYNA:C-prop mini extend/3P

・Pre Amplifier:Fundamental LA10 Version2
 - Power Cord:Crystal Cable Absolute Dream


・Power Amplifier:Fundamental MA10
 - Power Cord:Fundamental RPC10

・Speakers:Fundamental RM10
 - Sp Cable:MIT SL-Matrix 90 Speaker Interface 10ft
 - Sp Insulator:KRYNA:D-prop mini extend/3P
 - Sp Stand:Acoustic Revive RSS-602
 - Stand Insulator:COLD RAY:SPIKE PROTECTOR 3
 - Sp Board:Acoustic Revive RST-64

・Interconnect:
 - DAC → Pre:MIT Oracle MA
 - Pre → Power:MIT Oracle MA

・Outlet:JODELICA THE SOUND SOURCE Ⅱ
 - Outlet Cover:Audio Replas CPP-2SZ
 - Outlet Base:Acoustic Revive CB1-DB

・Power conditioner:IsoTek Titan GⅡ
 - Power Cord:JORMA DESIGN AC Landa Cu
 - Audio Board:Special orders by Venom-Man


・Power Supply:VOVOX textura power distribution
 - Power Cord:JORMA DESIGN AC Landa Cu

・Audio Rack:QUADRASPIRE Q4D SLIT Black

・Room Tuning:
 - SoundSphere Next TILE TL1350 /2
 - SoundSphere Next PYRAMID PY400 /2
 - Vento SQUARE /62
 - YAMAHA ACP-2 MB /1
 - etc... /22



『システム系統図(信号系)』
※最大化して表示推奨
2018_Audio_System.png

『システム系統図(電源系)』
※最大化して表示推奨
2018_Power_System.png

システムギャラリー:
写真 2018-03-31 22 28 41
・システム全体像(撮影者:ブログ主)


IMG_5666.jpg
・Network Bridge&DAC(撮影者:NOSさん)


IMG_5640.jpg
・Pre Amplifier(撮影者:NOSさん)


IMG_5635.jpg
・Power Amplifier(撮影者:NOSさん)


②Ideal Sound & Vision
こちらの項目は大きな変更がないので、前回の記事から引用します。

「ストレスを感じさせない、目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」

私が聴く音楽はアニメや声優を主体としたものが9割を占めます。
その中でも以下についてはReferenceとしています。
アーティスト名:曲名

・田村ゆかり:追い風
7.jpg


・花澤香菜:君がいなくちゃだめなんだ
kimi_003_cs1w1_400x.jpg


・水瀬いのり:Innocent Flower

1189040_1_0_large.jpg

③Sound Design
こちらの項目も大きな変更がないので、前回の記事から引用します。
一部追記あり。

理想の音から考えられるシステムに必要な要素を列挙したいと思います。

まず、理想の音を2つに分けます。
 ①「ストレスを感じさせない音」
 ②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」


私にとって①とはどういった音要素なのかを列挙します。
・耳に刺さらない
・帯域にピーク感を感じさせない
・音の遅れを感じさせない
・音がダマにならない
・音が被らない
・定位感が曖昧にならない
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない
・抜けの悪さを感じさせない


同様に②とはどういった要素なのかを列挙します。
・楽器やボーカルに厚みがある
・キレと張りがある
・ボーカルの口が大きくならない
・スピード感とノリの良さ
・声質の再現力
・実在感を感じさせる空気感
・定位感のブレない
・音像の滲みが少ない
・サウンドステージが平面的にならない
・音楽としての纏まり

ざっと思いつくだけ書いてみましたが、一行の文の中にこれだけの要素が詰まっています。
これらを自身の感性だけを信じてで納得がいくまで試行錯誤を繰り返していきます。。
抽象的で曖昧な表現が多いですが、1つ1つの要素が満たされていくことで、自分の中での違和感の無い音に繋がります。


④Sound Create
この項目については、以下2つの記事に纏めていますのでそちらをお読み下さい。
Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成!(仮)その1

Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成!(仮)その2



⑤Change point & Result

今回は主にこの項目に重点を置いて書きます。
★プリアンプ
Fundamental LA10 Version2の導入

IMG_5647.jpg
・撮影者:NOSさん

『導入の経緯』
※長くなるので読み飛ばしても構いません。
年明けに友人たちと某所へお邪魔した際、そこにはGoldmund Mimesis 22History+Goldmund TELOS5000がありました。
スピーカはThe SonusFaber。非常に大きくさぞかし鳴らし難いのだろうなと内心思ってました。
しかし、この組み合わせで鳴らせないスピーカは無いのでは?と思うほどに、そこから出てくる圧倒的な基本性能と駆動力に打ちのめされました。
ロックやポップス、自分の持参したアニソンが破綻なく、音楽としてビシッバシッと鳴っていたのです。
帰宅後、自分のシステムの音を聴いて安心した半面、比べるまでも無いのですが物凄い物足りなさを感じました。
そこで今何が一番この物足りなさを感じさせるボトルネックになっているのか考えました。
今まで使ってきたJeff Rowland D.G.のCONSONANCE。
音色や私の求める要素と高度に両立出来ているプリアンプと感じ愛用してきましたが、パワーアンプを変えたことでここが物足りなさを引き起こしているボトルネックなのだと気が付きました。
オーディオではよくある話ですが、自分よりも遥に高度なシステムを聴かなければ現状でも満足出来ていたのに...というものです。
ここでの高度なシステムとは極めて基本性能が高いまたは自分の好みの要素を極限まで高めて出してくるシステムのことを指します。
ただ、プリアンプを変えるにも何を買ったら良いのだろうか?と悩みました。
22Hは買えるはずもありません・・。
ちなみに、この時はLA10(Version2)を買う予定は全くありませんでした。
何故ならメーカーの試聴室で聴いた時に、私が聴く音楽にとっては見たくない部分も包み隠さず出してくる高い性能とそれによる弊害(ストレス)を感じさせるものだったからです。
そこで、Spectral DMC-30SS2が第一候補に上がりましたが他社パワーアンプと組わせた時に残留ノイズが気になることを思い出しました。
次にテクニカルブレーンのプリアンプですが、残念ながら予算としてはオーバー。
他、数社検討はしてみるものの決定打となるようなものはありませんでした。
この時は、考えるのを止めてまたいつものように今の音に慣れて満足出来るようになるだろうと思っていました。
某所へ訪問した1~2ヶ月後、当ブログでもよく名前が出てくるNOSさんの所へお邪魔してきました。
なんと1年半ぶりの訪問でした。(こちらへは定期的に来て頂いているのに自分ときたら・・)
そこで今回のプリを購入に至るきっかけが、あったのです。
1年半ぶりにもなると機器やケーブルが大きく変わっていました。
その中でも一際気になったのがプリアンプの変更です。
彼は元々自作のバッテリー駆動プリアンプを使っていましたが、それをオーディオデザイン製のプリアンプに変えていました。
個人的にこのメーカーは、性能は極めて高いが音が淡白で面白みがない、つまらないという印象が強かったです。
しかし、音を聴いて直ぐにそんなイメージはかき消されました。。
悪い部分は感じさせず、性能の高さがいい方向に纏まっていたのです。
全体的な基本性能の向上とそれに伴うスピーカを駆動する力が良くなっていました。
彼は様々なコンポーネントを駆使することでシステムトータルとしての調和を取っていたのです。
この時、以前メーカーでLA10を聴いた時のイメージはあくまでその環境であって、自分のシステムで試して見ないとわからないと思い、購入の決心がつきました。
暫くして、いつもお世話になっているオーディオショップへ連絡をとり、LA10Version2購入に至ったのです。
因みに、何故Version2なのかというとまず、自分が購入したときは既に1はディスコンになっていたこと。
次に、Version2の方が小・中音量再生に優れており、基本性能の中でも特に解像感において1よりも良くなっていたからです。
導入前に悩んだことはケーブルです。
メーカーには幸い純正ケーブルがありますが、信号系のALL MIT化はマストにしている私にとってはまず純正は使うつもりはありませんでした。
このプリアンプはバランスイン、バランスアウトが基本設計となっており、手持ちのMITはどれもアンバランスで変換が必要になります。
更にVersion2からは4連式のバランスアッテネーターになっており、アンバランスで入り出しするには内部結線を変更する必要があると鈴木さんが教えてくれました。
すぐさま、購入したショップへ特注の変換プラグの購入と鈴木さんへ内部結線の変更を事前に依頼したわけです。
これでアンバランスイン、アンバランスアウトが出来て、信号系のALL MIT化が維持出来ました。

『導入後の使いこなし』
前置きが長くなりましたが...。
LA10が来て直ぐは電源ケーブルに純正のRPC10を使っていました。
導入仕立ての時の印象としては、予想通り基本性能が跳ね上がり今まで見えてこなかった音や表情を感じられるようになりました。
また、Jeffの時も少し気になっていた残留ノイズは皆無でサウンドステージが非常に静かになりました。
この時はあぁ買ってよかった。自分の判断に間違いはなかったと思いました。
しかし、そう思ったのも束の間。なんだか、音が薄い。。モノトーンだなぁと気になりました。
これもオーディオではよくある買った当初では気が付かない、暫くして気になりだす"あれ"です。。
そこで、真っ先に元々プリアンプ用に使っているCrystalのAbsolute Dreamを取り出し繋ぎました。
すると・・何故最初からやらなかったんだ!と後悔しました。
それはは更に基本性能を高めつつ立体的で色彩感豊かな音です。
これで漸く満足して音楽を聴き始めるようになりました。

本来なら、導入記として詳細なレビューをしたい所ですが、最近ブログを書く時間が全然無くなってしまったので要約してこの記事にまとめることにしました。

★パワーコンディショナー
IsoTek Titan GⅡの導入

IMG_5665.jpg
・撮影者:ブログ主

『導入の経緯』
ボーカルの質感、低域のクオリティ、力感を高めるべくアメリカから1世代前のGⅡを輸入しました。
現行のEvo3と比べて、本機への入力がパワコンであること、中のフィルタの性能が若干低いことが挙げられますが手の出しやすい価格で出ていたので迷わず突撃しました。

『導入後の使いこなし』
結果として思っていた通り欲しい部分、高めたい部分がしっかり出てきてくれました。
以前使っていたシュンヤッタのHydraと比べると空間の広がりが少し弱くなった気がしますが、その反面音像の立体感がましたのでトータル的に良いと判断しました。
決定的なのは中低域、低域のクオリティと音色を変えないニュートラルな部分、そして高い基本性能です。
質感の部分について純正だと荒く聴こえたので次に紹介する電源ケーブルに改装しました。

★電源ケーブル
JORMA DESIGN AC Landa Cuの2本導入

写真 2017-12-03 16 43 15
写真 2017-11-02 21 28 05
・撮影者:ブログ主

『導入後の使いこなし』
2本購入し、それぞれ片側の頭をパワコンに変更しました。
1本は壁コンとTitanの間に、もう1本はTitanのLinkOUTから電源タップに使っています。
2本導入後は全体的に質感が良くなり、空間も純正よりも広がるようになりました。
また、より癖は少なく厚みも出てくるようになりました。

★インターコネクト
Oracle MAの追加

写真 2018-03-08 19 56 04
・撮影者:ブログ主

『導入の経緯』
たまたま、いつも利用する海外のサイトを見ていた所出物を見つけてしまったからです(ホント)
世代としては元々使っていたOracle Matrix50の方が新しく性能的にも勝る部分がありましたので追加して良くなるかは正直不明確でした。。

『導入後の使いこなし』
追加して感じたのはOracle Matirix50よりも音が滑らかに朗々と鳴るようになりました。
これはPole数が50から68へ上ったこととInterfaceのBOXがCNC削り出しのアルミ筐体になった恩恵だと思います。
一番、追加してよかった部分はサウンドステージと音像の立体感です。これはOracle Matrix50には搭載していない機能の2C3Dの違いによる部分が大きいと思います。
DACからPowerまでOracle MAになったことで、少し最低域のコントロールが甘いな、これはOracle Matrix50が入っていた時の方が良いと思いました。
やはち、最終的に行く所はMA-X2以上を2本入れる何でしょうね.....w

★LANケーブル
AIM SHIELDIO NA5の2本導入

写真 2018-04-13 22 13 38
・撮影者:ブログ主

『ファーストインプレッション』
・箇条書き
音を汚さない静かさ。
音色はニュートラルでバランスが良い
以前まではドラムが弾むけども少し膨らんでいたことに気がつく
そして、ボーカルに付帯音が乗っていた(静かさに関連)
ボーカルの表情がよりリアルで立体的になった

『導入後の使いこなし』
以前使用していたNOCXの方が押し出し感はあるものの、NA5の方が緻密で正確で靭やかで深く沈む低域が出るようになりました。
何より、何処かにピークを感じさせない所に強み魅力を感じました。
あからさま解像感を表に出さない所。微細でスーッと伸びて散っていく余韻。そして、ゴージャスな演出をしない、そのままを感じれらること。


★部屋
音響パネルの追加や移動、部屋全体のリメイクの実施。

写真 2018-03-31 22 37 46
写真 2018-03-31 22 37 54
・撮影者:ブログ主

『まとめ』
総合的に音の滲みや特定の帯域が耳につくという部分がなくなりました。
床の一次反射にYAMAHA ACP-2N MBへ移動させたのが部屋関連では最も大きい効果を見せました。
中低域・低域の音階がはっきりし、床からの反射によって汚されていたボーカルや楽器がよりナチュラルにグンと立体的に歌うようになりました。


実際にシステムを組み上げてみて、理想の音にどれだけ近づいたかの結果を述べていきます。
※◎→実現、○→概ね実現、△→改善の余地あり
※+が付いたものは実現出来て以降、更に良くなったことを示す。

まず、①「ストレスを感じさせない音」については105%達成出来ました。
(%に上限は設けてないです)

・耳に刺さらない→◎+
・帯域のピーク感を感じさせない→◎+
・音の遅れを感じさせない→◎+
・サウンドステージが平面的にならない→◎+
・音がダマにならない→◎
・音が被らない→◎
・定位感が曖昧にならない→◎
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない→◎+
・抜けの悪さを感じさせない→◎


次に②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」については102%達成出来ました。
・楽器やボーカルに厚みがある→◎
・キレと張りがある→◎
・ボーカルの口が大きくならない→◎+
・スピード感とノリの良さ→◎
・声質の再現力→◎
・定位感のブレと滲みが少ない→◎
・纏まり→◎+


①と②を合わせると約104%(前回+24%)達成なので、だいぶ満足の行くシステムが構築出来たと実感しています。

以下にReference毎の歌っている度合を示します。

田村ゆかり:120%

花澤香菜:110%

水瀬いのり:98%


きっともっと良くなるのかも知れませんが、自分がいろんな所で聴いた限りでは経験として見つけられてないです。
水樹奈々や鈴木このみ、LiSAはexorionさん所で120%以上振り切れたクオリティで歌っています。
あのくらいまで行けると感動を覚えます。

●Outlook for the future
今後の予定について書いていきます。
DACのアップデート
『候補検討中』e32?MSB?

パワーアンプ用の電源ケーブルを購入
候補として、
・Crystal Cable Absolute Dream
・STAGE III CONCEPTS - A.S.P. KRAKEN

プリアンプ用の電源ケーブルを購入
・Crystal Cable Ultimate Dream
※現在のADはパワーorDACの電源へ

引き続き、無期限で現行ALL MIT化のグレードアップ
Oracle MA-X2→Oracle MA-X2→Oracle Matrix SHD120


●Editor's note/Acknowledgments
前回のシステム完成(仮)から8ヶ月が経っていました。
今年は年明け早々にぶっ飛ばしてしまい、他のモノが買えなくなってしまいました。
それに並行してなのか仕事も忙しくなり、音楽を聴く時間がガッツリ減りました。
平日は少音量で数十分、休日は仕事が無ければある程度聴く時間が取れている感じです。
今回の更新時点で目指す方向性が不満を潰すよりも、より自分を感動させう理想の音にするためには?にシフトした感じです。
ここ3年位で一気に自分の考える最高を揃えられてきたので、このへんでひと休憩したい所ですが・・・。
また暫く更新が滞ってしまうと思いますが、今後ともよろしくお願いします!

- Loui -

●おまけ
ハイエンド電源、ケーブル色々聴いてみようの会
Special Thanks:exorionさん
Guest:あしゅらんさん

ラインナップ:
・Crystal Cable Ultimate Dream
・JORMA DESIGN Prime
・TRANSPARENT Opus
・Crystal Cable Absolute Dream(手持ち)

写真 2018-02-03 14 34 02
写真 2018-02-03 14 35 22
・撮影者:ブログ主

結論:
ADとUDを併用したボーカルは極上!欲しい!
その組み合わせの前には他の2本は印象が薄い・・・。

写真 2018-02-03 15 10 30
撮影者:ブログ主

『NOS撮影者集』
exaSound PlayPoint & e20mk3
IMG_5668.jpg

<Fundamental LA10 Version2>
IMG_5644.jpg
IMG_5649.jpg
IMG_5650.jpg
IMG_5660.jpg

<Fundamental MA10>
IMG_5631.jpg
IMG_5685.jpg

<Fundamental RM10>
IMG_5683.jpg

『黒い三連星』
LA10 version2が届いて真っ先にブログ主がやったこと(笑)
写真 2018-02-01 11 58 23
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Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成!(仮)その2

今年の締めくくりにはまだ早いですが、今年分のシステム改修が完了したので記事にします。
ベースとなるのは昨年の12月に更新した以下の記事になります。
Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成(仮)!

主な変更点は以下の通り、
<●Outlook for the futureより、>
次に、再現性向上を考えてネットワークブリッジを導入する。
→それに伴いPCをRoon Core Serverとしての運用を排し、PPに集約
・exaSound PlayPoint
→導入記はこちら
exaSound-PP1-Side-640.png
・外観(公式HPより)


スピード感と基本性能向上のために以下のパワーアンプを導入する。
・Fundamental MA10
ma10_f2.jpg
・外観(公式HPより)

<新規>
電源コンディショナーの導入
・Shunyata Research Hydra Cyclops V2
→導入記はこちら
shunyata-research-power-distribution-hydra-series-cyclops-us-angle.jpg
・外観(公式HPより)


電源タップの変更
・VOVOX textura power distribution
90002-Gesamtbild-black-usa.jpg
・外観(公式HPより)

その他、ルームアコースティックの強化と電源構成の変更


【目次】
●My System
●Ideal Sound & Vision
●Sound Design
●Sound Create
●Result
●Outlook for the future
●Editor's note/Acknowledgments



IMG_2374.jpg
・スピーカ(撮影者:NOSさん)

●My System
・赤字が変更点

・Network Bridge:exaSound PlayPoint
 - Power Supply:Special orders
  - Power Cord:VOVOX Textura power
 - USB Cable:AIM SHIELDIO UM1-N005
 - LAN Cable:JS PC Audio NOCX

 - Switching Hub:JS PC Audio NH-10D(Special orders)
   - Power Cord:Custom
  - LAN Terminator:JS PC Audio NLT1

 - NAS:IO DATA Rock Disk next WD2T
  - Noise Cancellation:iFi Audio DC iPurifier
  - Power Supply:Special orders
   - AC Conditioner:JS PC Audio AFS1 LTD [1st Anniversary Edition]
   - Power Cord:OYAIDE L/i 50 OFC R2.5
  - LAN Cable:JS PC Audio NOCX

・DAC:exaSound e20mk3
 - Noise cancellation:iFi Audio DC iPurifier
 - Power Supply:Audio Design DCA-12V
  - Power Cord:VOVOX Textura power
 - Insulator:KRYNA:C-prop mini extend/3P

・Pre Amplifier:Jeff Rowland D.G. CONSONANCE
 - Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 - Insulator:KRYNA:C-prop/3P

・Power Amplifier:Fundamental MA10
 - Power Cord:Fundamental RPC10

・Speakers:Fundamental RM10
 - Sp Cable:MIT SL-Matrix 90 Speaker Interface 10ft
 - Sp Insulator:KRYNA:D-prop mini extend/3P
 - Sp Stand:Acoustic Revive RSS-602
 - Stand Insulator:COLD RAY:SPIKE PROTECTOR 3
 - Sp Board:Acoustic Revive RST-64

・Interconnect:
 - DAC → Pre:MIT Oracle MA
 - Pre → Power:MIT Oracle Matrix 50

・Outlet:JODELICA THE SOUND SOURCE Ⅱ
 - Outlet Cover:Audio Replas CPP-2SZ
 - Outlet Base:Acoustic Revive CB1-DB
 - Power IN:Poweramp, Power conditioner

・Power conditioner:Shunyata Research Hydra Cyclops V2
 - Power Cord:MIT Oracle AC1 Rev1.2
 - Insulator:OBLIGATO ACOUSTIC DCmini/4P
 - Power IN:Power Supply2, Preamp

・Power Supply:VOVOX textura power distribution
 - Power Cord:MIT Oracle Z-Cord III
 - Power IN:PC, Hub, NAS
 - Noise Harvester:Richard Gray's Power Company 400pro Mod rev.3

・Rack:QUADRASPIRE Q4D SLIT Black

・Room Tuning:
 - SoundSphere Next TILE TL1350 /2
 - SoundSphere Next PYRAMID PY400 /2
 - Vento SQUARE /32
 - YAMAHA ACP-2 MB /1
 - etc... /22

システムギャラリー:
IMG_3934.jpg
・システム全体像(撮影者:NOSさん)

写真 2017-08-19 14 55 33
・NetworkBridgeとDAC、専用電源(撮影者:ブログ主)

写真 2017-08-19 14 56 54
・Preamp(撮影者:ブログ主)

IMG_3958.jpg
・Poweramp(撮影者:NOSさん)

IMG_2267.jpg
・Speaker(撮影者:NOSさん)

IMG_3965.jpg
・Shunyata Research Hydra Cyclops V2(撮影者:NOSさん)

ファイル 2016-12-17 14 08 21
・MIT Oracle MA(撮影者:ブログ主)

IMG_3968.jpg
・MIT Oracle Matrix50(撮影者:NOSさん)

IMG_2332.jpg
・MIT SL-Matirx90S(撮影者:NOSさん)

写真 2017-08-19 15 56 54
・MIT Oracle AC1mod Rev1.2(撮影者:ブログ主)

写真 2017-08-19 14 57 30
Crystal Cable Dream Line Plus(撮影者:ブログ主)

システムの構築にあたって、
まず、私が求める理想の音について述べます。

●Ideal Sound & Vision
「ストレスを感じさせない、目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」

私が聴く音楽はアニメや声優を主体としたものが9割を占めます。
その中でも以下についてはReferenceとしています。
アーティスト名:曲名

・田村ゆかり:追い風
7.jpg


・花澤香菜:君がいなくちゃだめなんだ
kimi_003_cs1w1_400x.jpg


・水瀬いのり:Innocent Flower

1189040_1_0_large.jpg

●Sound Design
理想の音から考えられるシステムに必要な要素を列挙したいと思います。

まず、理想の音を2つに分けます。
 ①「ストレスを感じさせない音」
 ②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」


私にとって①とはどういった音なのかを要素ごとに列挙します。
・耳に刺さらない
・帯域にピーク感を感じさせない
・音の遅れを感じさせない
・音がダマにならない
・音が被らない
・定位感が曖昧にならない
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない
・抜けの悪さを感じさせない

同様に②とはどういった音なのかを列挙します。
・楽器やボーカルに厚みがある
・キレと張りがある
・ボーカルの口が大きくならない
・スピード感とノリの良さ
・声質の再現力
・実在感を感じさせる空気感
・定位感のブレと滲みが少ない
・サウンドステージが平面的にならない
・纏まり

ざっと思いつくだけ書いてみましたが、一行の文の中にこれだけの要素が詰まっています。
私の場合、それを自身の耳で納得がいくまで試行錯誤を繰り返します。
感性的で曖昧な表現が多いですが、1つ1つ要素が満たされていくと、それは自分の中での違和感のなさに繋がります。


●Sound Create
上記の要素を実現するためにスピーカ、機器、ケーブル、アクセサリ、部屋の調整を行っていきます。
しかし、それを全ての要素毎に書いていくと終わりが見えないので要素を絞り纏めた状態で書いていこうと思います。

纏めたのが以下になります。

1:耳当たりの良さ
2:躍動感
3:定位感
4:纏まり
5:分解能
6:再現性


機器やケーブル等が上記のどの要素に貢献しているかを簡単に書いていきます。
※上にあるモノほど貢献度が高い
※細かいアクセサリは省く


1:耳当たりの良さ
 ・ルームチューニング
 ・信号ラインの現行ALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)
 ・電源環境の改善(アクセサリ含)
 ※My Systemに記載のもの

一言コメントのようなもの:
・ルームチューニングについて、
拙宅は約6畳という狭い空間にシステムを置いています。
部屋の特性は、反射が多く、生活用品によって元々弱デッドに触れています。
そこで拡散材をメインにパネルを置いては外しを繰り返しながら、特定の帯域に大きなピーク感を感じさせないようなエネルギーバランスに調整を行います。
天井と左右の壁の一次反射、正面と正面のコーナーの対策という基本的な部分を重点的に、対策を行っていきます。
部屋が出来上がるにつれて、コンプレッションによる音圧のピーク感が大きく減少していき音が解れていくのが感じられます。
ルームチューニングについて今後も試行錯誤していく部分になります。

・現行ALL MIT化について、
ALL MIT化のキモはMultipole Technologyによる高いPole数を持ったグレードで統一することによる広いレンジを滲み無く、バランスよく、繋がりよくすることにあります。
これは最終的な音が非常にバランスの良い違和感の少ない音になります。
また、基本性能はずば抜けて高く、純度を落とさず補正を行うパッシプEQのような振る舞いをします。
現行MITでは上のグレードに上っていく程、幅広いレンジをカバーすることが出来ます。
補足:Referenceグレード:Oracle Ma, Oracle Matrix50, HighEndグレード:SL-Matrix 90S
当ブログではMIT関連の記事を多く投稿しているので興味を持たれた方はそちらをご覧ください。

・電源環境の改善について、
ノーマルモードやコモンモードノイズ対策は勿論のこと、聴覚上のノイズ感を減らすために導入場所ごとに取ったり外したりを繰り返しながら選定します。
今回、Hydra Cyclops V2を入れた効果は非常に大きく、ノイズ感をぐっと減らして音色のバランスを大きく変えずに壁を感じさせない空間が現れました。
今回一番時間がかかった部分は各機器の電源の取り方かもしれません。


2:躍動感
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Pre Amplifier:Jeff Rowland D.G. CONSONANCE
 ・Power Cord:MIT Oracle AC1 Mod

一言コメントのようなもの:
・スピーカについて、
MAGICO S1と悩んでいる中、購入の決め手となったのがこの要素がRM10の場合はスピーカの個性として最初から持ち合わせていたからです。
まだ底が見えないと思っていましたが今回パワーアンプを変えて漸くその真価の一部を感じました。

・プリアンプについて、
アルミブロックの鏡面仕上げが印象的なのが今のJeff Rowlandですが、私があえてコンソナンスを選ぶ理由はその音にあります。
背景の黒さは今に通ずるものを感じながらも濃密で厚みがあり、温度感のある動的な音を出してくる絶妙なバランスに惚れ込んでいるからです。
音色に大きな色を付けているという印象は薄く。恐らく上流機材の真面目さと上手く合わさっていると思っています。

・電源ケーブルについて、
主に古いMITであるOracle AC1による中低域から低域に厚みと張りを感じさせ、駆動感のあるエネルギッシュな音作りになっています。
Modifyをせずに使うと、このケーブルの悪い特徴である高域の詰まり、サウンドステージの閉鎖感が気になります。
少しの調整でそこが気にならず、このケーブルの良さのみを抽出して使うことが出来ます。
今回はHydra Cyclops V2用にIECを20A品に改装しました。プラグはフルテックの元トップエンドのFI52になります。
より背景の黒さが際立ち、従来の張りを持たせつつキレと滑らかさが出てきました。


3:定位感
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Power Amplifier:Fundamental MA10
 ・Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 ・Interconnect:MIT Oracle MA

一言コメントのようなもの:
・スピーカについて、
サウンドステージは前後左右に広く、また音が前に出て来やすいため、ボーカルが浮かび上がってくるように感じられます。
構造がこれらの特徴を出していると思っています。

・パワーアンプについて、
聴覚上のノイズ感が極めて少なく、サウンドステージの見通しの良さ、ボーカルが滲まない事があげられます。
上記の部分は以前のパワーアンプの数段上をいくクオリティを出し、低域の見通しと安定感がよりしっかりとした定位感が得られるようになりました。

・電源ケーブルについて、
Crystalケーブルの上から三番目のモデルであるDream Line Plus(DLP)はセミフラグシップのAbsolute Dream(AD)同様、サウンドステージは前後感に優れ、音像と音像の距離感を正確に描写します。
また、音像の輪郭をはっきりくっきり描き出す特徴も兼ね備えているために音像表現に特化したケーブルだと言えます。
最近、当ブログではお馴染みのexorionさんの所でフラグシップのUltimate Dream(UD)とADの比較をしましたが、別方向の質の高さを感じました。


ファイル 2016-07-18 17 18 57
・Dream Line Plus(DLP)(撮影者:ブログ主)

Picture 1180
・Absolute Dream(AD)(公式HPより)

UD.jpg
・Ultimate Dreamの構造図(公式HPより)

・Oracle MAについて、
Oracleグレードの上位モデルに採用されている2C3D technologiesによって立体的サウンドステージが現れます。
この技術によってより定位感が際立ちます。
下記の写真にある以前試聴したMA-X2はもっと凄いです!

IMG_5047.jpg
・MIT Oracle MA-X2(撮影者:ブログ主)

4:纏まり
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)
 ・ルームチューニング

一言コメントのようなもの:
・ALL MIT化について、
現行MITの真骨頂である、ずば抜けたコントロール力こそが最たる特徴だとます。
先月投稿した導入記にもあるように信号ラインのALL MIT化は「音が野放図に放たれるのではなく纏まりを持ちつつ、正確な音階で曖昧さや滲みを感じさせない安定感のある音」を実現してくれます。
これは私が聴くソースでは特に大きな効果を発揮し、必要不可欠なコンポーネントになっています。
だからこそ、より上のモデルへ行きたいという願望が芽生えて来るわけですが、年単位で貯金が必要なほど新品では高価であり、USEDでの出物も少ないのが痛いです...
それでも、全てを現行のOracleグレードで揃えるつもりです!

・ルームチューニングについて、
部屋の特性に応じた吸音と拡散のバランスが、この要素にも大きく関わってきます。
最適解は存在しないので、只管試行錯誤をして自分の耳で確認するしかありません。
少なくとも未対策の部屋とは大きな差を感じられます。

5:分解能
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Power Amplifier:Fundamental MA10
 ・Network Bridge:exaSound PlayPoint
 ・DAC:exaSound e20mk3
 ・ルームチューニング
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)

一言コメントのようなもの:
・分解能について、
分解能は私にとって全ての機器やケーブル等の基本性能にあたる部分なので、これはハイエンド並のクオリティを求められます。
音の出口であるスピーカがこの要素を満たしてない時点で、私の聴くソースは非常に鳴り難いものと感じてしまいます。
同様に機器や機器同士を接続するラインにおいてもそのことが言え、分解能に関しては高いに越したことはありません。
どういった所が、分解能が高いと感じるのかについては、自身の耳で只管に聴くことを繰り返していく他ありません。
私の経験ですと分解能が高いと思ったものの殆どが高価格帯のものであり、手が届かないものばかりですが、今選ばれた機器達はその中でも自分の身の丈で導入出来る最高のものだと思いながら使っています。
今回、パワーアンプ変更に伴い、この要素を大きく向上しました。
今後も纏まりを維持しつつ更なる向上を目指します。

6:再現性
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Network Bridge:exaSound PlayPoint
 ・DAC:exaSound e20mk3
 ・Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus

一言コメントのようなもの:
・再現性について、
再現性を高めるには豊富な情報量と色彩表現が不可欠です。

・Network Bridgeについて、
Roonを運用する上で以前使っていたPCは必要不可欠と思っていましたが、PPの最新FWでRoon1.3の正式対応によりCore serverとして動くようになったお陰でこの度PCが不要になりました。
PPの導入記ではPCをCore serverとHQPによる前段オーバーサンプリングの方がPPをCore serverとして運用するより優位と書きましたが、roon1.3の対応とその他今回の改修によりPCを廃止したほうが優れるという結果になりました。
特に再現性という要素において、前構成はオーディオ的な鳴り方としては優れていますが比較すると違和感のある音であるという事がわかりました。


・DACについて、

dCSやMSB、CHORDのような独自開発のDACでは無く、汎用チップを使ったDACを選んだ理由としては3つあげられます。
1つ目は価格、2つ目はメーカの音色が薄い、3つ目は過剰なまでの演出がされないことです。
ソースに含まれる音色に対して着色を行わず、情報量を落とさず精度の高い変換器として選んだのがexaSoundになります。
ESS社のチップが採用されているDACはモノトーン調で無機質とよく言われますが、モノトーン調の時点でメーカの音色が乗っているか情報量が欠落していると私は思っています。
このDACは私が求める豊富な情報量と色彩表現を手が出せる価格帯で実現したものだと思っています。

・電源ケーブルについて、
DLPやADのもう一つの特徴である色彩表現は、他社には無い魅力があります。
特に私が聴くような音楽では、埋もれがちな楽器やボーカルに対してスポットライト当ててくれるような感じで、今まで見えなかったものをはっきりと写し出すことが出来ます。
明瞭なシステム程、明るさのピークが伸びるような間隔に陥りますが、やり過ぎると音の明暗の暗い部分(影)がなくなってしまうので注意が必要です。


●Result
実際にシステムを組み上げてみて、理想の音にどれだけ近づいたかの結果を述べていきます。
※◎→実現、○→概ね実現、△→改善の余地あり

まず、①「ストレスを感じさせない音」については85%達成出来ました。

・耳に刺さらない→◎
・帯域のピーク感を感じさせない→◎
・音の遅れを感じさせない→◎
・サウンドステージが平面的にならない→◎
・音がダマにならない→○
・音が被らない→○
・定位感が曖昧にならない→○
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない→◎
・抜けの悪さを感じさせない→○


まず、聴き疲れを感じさせない耳当たりの良さと帯域バランスは実現出来ました。

音の遅れを感じさせないについては、今回パワーアンプを変更することで、実現出来ました。

サウンドステージが平面的にならないについては、前後左右の広さを確保することが出来つつ、音像同士の距離感が明確になることで立体的なサウンドステージが形成されました。
パワーアンプの変更と電源コンディショナーの導入、ルームアコースティックの強化に伴い実現出来たと思います。

音のダマ感や被りは、高い分解能によって相当解れましたが、曲によって解れ足りないと感じているので、概ね実現にしています。
Kalafinaのheavenly blueが歌うまでは実現出来たとは言えません(わかる人にはわかる難易度)

定位感が曖昧にならないについては、センターボーカルやツインボーカルは満足できる定位感になりましたが、3人以上のボーカルまたは楽器によっては曖昧さが残るので概ね実現にしています。
もっと良くなる部分なので今後も改修の必要があります。

コンプ音によるピーク感を感じさせないについては、現代アニソンを大きな音量で聴いても感じなくなりましたので実現出来たと思います。

抜けの悪さを感じさせないについては、曲によってまだ悪さをしていると感じられることから概ね実現にしています。
こちらもKalafinaのheavenly blueが歌うまでは実現出来たとは言えません

次に②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」については65%達成出来ました。
・楽器やボーカルに厚みがある→○
・キレと張りがある→○
・ボーカルの口が大きくならない→◎
・スピード感とノリの良さ→◎
・声質の再現力→○
・定位感のブレと滲みが少ない→○
・纏まり→◎


まず、楽器やボーカルに厚みがあるについてはReference比で見れば実現出来たと言えますが、トータルで見るとまだ厚み不足を感じる時が所々あるので概ね実現にしました。
パワーアンプの変更で劇的に良くなった部分ではあるもののまだ実現というには早いと思いました。

キレと張りがあるについては、ドラムの再現力の観点でまだ不満があることから概ね実現にしました。
もっとグイッくる張りが欲しいと思っているので、電源強化で実現しようと思っています。

Referenceにおいてボーカルの口が大きくならないことから、実現出来たにしました。

定位感のブレと滲みの少なさについては、3人以上のボーカルや音数が非常に多いソースに関してまだ不満があることから概ね実現にしています。

スピード感とノリの良さについてはパワーアンプの変更によって上から下まで遅れること無く、ノリよく聴けるようになったので実現出来ました。

声質の再現力は、Reference比で見れば実現出来たと言えます。
しかし、佐倉綾音と高橋李依のキャラ声や南條愛乃の声質に関してまだ納得が言ってないことから概ね実現にしました。
※上記に上げた名前は、納得していない一例。

纏まりについては、何を聴いても楽しい!と感じられるようになったので実現出来たと思います。

①と②を合わせると80%(前回+10%)達成なので、大きな不満は感じられないシステムが構築出来たと実感しています。

以下にReference毎の歌っている度合を示します。

田村ゆかり:110%

花澤香菜:108%

水瀬いのり:95%



●Outlook for the future
今後の予定について書いていきます。

引き続き、声質の再現力と楽器の質感向上のために以下の電源ケーブルを導入する予定です。
・Crystal Cable Absolute Dream 1m
・Jorma Design AC Landa Cu or Cu2 1m

次に、アタック感と厚みの向上を目指して電源の強化を行う。
・IsoTek Evo3 Titan or Titan One

無期限で現行ALL MIT化のグレードアップ
Oracle MA-X2→Oracle MA-X2→Oracle Matrix SHD120

基本的にはボーカルをより良く歌ってもらうために、今後も微調整をゆっくりじっくり行っていく予定です。


●Editor's note/Acknowledgments
早いもので前回のシステム完成(仮)記事から半年以上経過していました。
着々とロードマップの通りに改修が進み更に楽しく、自身の理想に近い音になりました。
今年も残り半年を切る中で、今回の記事は今年のオーディオの区切りと言えます。
最近は月1回更新の目標が二ヶ月に1回の更新になってしまい不定期になりつつありますが、
RM10とMA10を纏めた導入記を今年中に投稿出来ればと思います。
今回の記事は昨年の記事を流用した手抜き記事ではありますが、少しでもお楽しみ頂ければと思います。

-Loui-


『NOSさん撮影集』
・Fundamental MA10
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・Shunyata Research Hydra Cyclops V2
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Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成!(仮)その1

どこかで見覚えのあるタイトルの書き方ですが、今月もなんとか一ネタ更新出来ました。

ホームオーディオをはじめて早5年。
漸くシステムの完成の7割が見えた所で、今年を締めくくる記事を書いていこうと思います。
このシステムは、私が聴くジャンル(アニソン)に特化させたものになります。

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●My System

・PC Transport:Fanless Silent Audio PC
 - DC Conditioner:JS PC Audio DFS40
 - Power Supply:RATOC Audio Lab RAL-AC05-03
 - OS・Software : Windows 8.1, Roon, HQplayer, etc...
 - USB Cable:AIM SHIELDIO UM1-N005

 - Switching Hub:JS PC Audio NH-10D(Special orders)
  - Power Cord:VOVOX Textura power
  - LAN Terminator:JS PC Audio NLT1
  - LAN Cable:JS PC Audio NOCX ×2

 - NAS:IO DATA Rock Disk next WD2T
  - Noise Cancellation:iFi Audio DC iPurifier
  - Power Supply:iFi Audio iPower 12V

・DAC:exaSound e20mk3
 - Noise cancellation:iFi Audio DC iPurifier
 - Power Supply:Audio Design DCA-12V
 - Power Cord:VOVOX Textura power
 - Insulator:KRYNA:C-prop mini extend/3P

・Pre Amplifier:Jeff Rowland D.G. CONSONANCE
 - Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 - Insulator:KRYNA:C-prop/3P

・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B(match to Preamp)
 - Power Cord:MIT Oracle AC1 Mod

・Speakers:Fundamental RM10
 - Sp Cable:MIT SL-Matrix 90 Speaker Interface 10ft
 - Sp Insulator:KRYNA:D-prop mini extend/3P
 - Sp Stand:Acoustic Revive RSS-602
 - Stand Insulator:COLD RAY:SPIKE PROTECTOR 3
 - Sp Board:Acoustic Revive RST-64

・Interconnect:
 - DAC → Pre:MIT Oracle MA
 - Pre → Power:MIT Oracle Matrix 50

・Outlet:JODELICA THE SOUND SOURCE Ⅱ
 - Outlet Cover:Audio Replas CPP-2SZ
 - Outlet Base:Acoustic Revive CB1-DB
 - Power IN:Poweramp, Power Supply1

・Power Supply 1:Richard Gray's Power Company 400pro Mod rev.3
 - Power Cord:MIT Oracle Z-Cord III
 - Insulator:OBLIGATO ACOUSTIC DCmini/4P
 - Audio Board:Finland Birch Board
 - Power IN:Power Supply2, Preamp, DAC

・Power Supply 2:Acoustic Revive RTP-6 Mod
 - AC Conditioner:JS PC Audio AFS1 LTD [1st Anniversary Edition]
 - Power Cord:OYAIDE L/i 50 OFC R2.5
 - Power IN:PC, Hub, NAS

・Rack:QUADRASPIRE Q4D SLIT Black

・Room Tuning:
 - SoundSphere Next TILE TL1350 /2
 - SoundSphere Next PYRAMID PY400 /2
 - Vento SQUARE /32
 - YAMAHA ACP-2 MB /2
 - etc... /18

システムギャラリー:
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・全体像(撮影者:NOSさん)

ファイル 2016-12-17 14 09 37
・DAC(撮影者:ブログ主)

ファイル 2016-12-17 14 09 16
・Preamp(撮影者:ブログ主)

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・Poweramp(撮影者:NOSさん)

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・Speaker(撮影者:NOSさん)

ファイル 2016-12-17 14 08 21
・MIT Oracle MA(撮影者:ブログ主)

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・MIT Oracle Matrix50(撮影者:NOSさん)

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・MIT SL-Matirx90S(撮影者:NOSさん)

システムの構築にあたって、
まず、私が求める理想の音について述べます。

●Ideal Sound & Vision
「ストレスを感じさせない、目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」

私が聴く音楽はアニメや声優を主体としたものが9割を占めます。
その中でも以下についてはReferenceとしています。

・田村ゆかり

・花澤香菜

・水瀬いのり


どう歌って欲しいかは曲ごとに異なることやそれを書き始めたら終わりが見えないので、今回は紹介で留めておきます(笑)

●Sound Design
理想の音から考えられるシステムに必要な要素を列挙したいと思います。

まず、理想の音を2つに分けます。
 ①「ストレスを感じさせない音」
 ②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」


私にとって①とはどういった音なのかを要素ごとに列挙します。
・耳に刺さらない
・帯域のピーク感を感じさせない
・音の遅れを感じさせない
・サウンドステージが平面的にならない
・音がダマにならない
・音が被らない
・定位感が曖昧にならない
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない
・抜けの悪さを感じさせない

同様に②とはどういった音なのかを列挙します。
・楽器やボーカルに厚みがある
・キレと張りがある
・ボーカルの口が大きくならない
・スピード感とノリの良さ
・声質の再現力
・定位感のブレと滲みが少ない
・纏まり

ざっと思いつくだけ書いてみましたが、一行の文の中にこれだけの要素が詰まっています。
私の場合、それを自身の耳で納得がいくまで試行錯誤を繰り返します。

●Sound Create
上記の要素を実現するためにスピーカ、機器、ケーブル、アクセサリ、部屋の調整を行っていきます。
しかし、それを全ての要素毎に書いていくと終わりが見えないので要素を絞り纏めた状態で書いていこうと思います。

纏めたのが以下になります。

1:耳当たりの良さ
2:躍動感
3:定位感
4:纏まり
5:分解能
6:再現性


機器やケーブル等が上記のどの要素に貢献しているかを簡単に書いていきます。
※上にあるモノほど貢献度が高い
※細かいアクセサリは省く


1:耳当たりの良さ
 ・ルームチューニング
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)
 ・電源機器(アクセサリ含)
 ※My Systemに記載のもの

一言コメントのようなもの:
・ルームチューニングについて、
拙宅は約6畳という狭い空間にシステムを置いています。
部屋の特性は、反射が多く、生活用品によって元々弱デッドに触れています。
そこで拡散材をメインにパネルを置いては外してを繰り返しながら、特定の帯域に大きなピーク感を感じさせないようなエネルギーバランスに調整を行います。
天井と左右の壁の一次反射、正面と正面のコーナーの対策という基本的な部分を重点的に、対策を行っていきます。
部屋が出来上がるにつれて、コンプレッションによる音圧のピーク感が大きく減少していき音が解れていくのが感じられます。
ルームチューニングについて今後も試行錯誤していく部分になります。

・ALL MIT化について、
今年最も投資をした部分になります。
新品で揃えるとMAGICO Q3が中古で買えてしまうおかしな価格ではありますが、今回は国内外の素晴らしいオーディオファイルに恵まれ、格安で揃えることが出来ました。
ALL MIT化のキモはMultipole TechnologyによるそれぞれのPole数が関係しています。この部分については『MIT Oracle MA Interconnect 導入記』を一度ご覧になって頂けるとわかりやすいかもしれません。
広い周波数帯域においてピーク感を整えるので耳あたりが良く、人によっては落ち着いていると感じられますが、私にとっては非常にバランスが整った音と感じらます。
現行MITでは上のグレードに上っていく程、幅広いレンジをカバーすることが出来ます。
補足:Referenceグレード:Oracle Ma, Oracle Matrix50, HighEndグレード:SL-Matrix 90S

・電源機器について、
ノーマルモードやコモンモードノイズ対策は勿論のこと、聴覚上のノイズ感を減らすために導入場所ごとに取ったり外したりを繰り返しながら選定します。

2:躍動感
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Pre Amplifier:Jeff Rowland D.G. CONSONANCE
 ・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B
 ・Power Cord:MIT Oracle AC1 Mod

一言コメントのようなもの:
・スピーカについて、
MAGICO S1と悩んでいる中、購入の決め手となったのがこの要素がRM10の場合はスピーカの個性として最初から持ち合わせていたからです。
RM10については単体記事として来年以降に書いていく予定です。

・プリアンプについて、
アルミブロックの鏡面仕上げが印象的なのが今のJeff Rowlandですが、私があえてコンソナンスを選ぶ理由はその音にあります。
背景の黒さは今に通ずるものを感じながらも濃密で厚みがあり、温度感のある動的な音を出してくる絶妙なバランスに惚れ込んでいるからです。

・パワーアンプについて、
初めはSoulnote仕様のものを使っていましたが音が薄く、寒色系で当初は失敗したかな?と思いました。
しかし、RM10の設計者である鈴木氏にFT仕様へと変えて貰ってからは厚みと適度な温度感が出てきたことで情感深い味のある音へと変わりました。

・電源ケーブルについて、
主に古いMITであるOracle AC1による中低域から低域に厚みと張りを感じさせ、駆動感のあるエネルギッシュな音作りになっています。
Modifyをせずに使うと、このケーブルの悪い特徴である高域の詰まり、サウンドスケープの閉鎖感が気になります。
少しの調整そこが気にならず、このケーブルの良さのみを抽出して使うことが出来ます。


3:定位感
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B
 ・Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 ・Interconnect:MIT Oracle MA

一言コメントのようなもの:
・スピーカについて、
サウンドステージは前後左右に広く、また音が前に出て来やすいため、ボーカルが浮かび上がってくるように感じられます。
構造がこれらの特徴を出していると思っています。

・パワーアンプについて、
聴覚上のノイズ感が極めて少なく、サウンドステージの見通しの良さ、ボーカルが滲まない事があげられます。

・電源ケーブルについて、
CrystalケーブルのセミフラグシップであるDream Line Plus(DLP)はフラグシップのAbsolute Dream(AD)同様、サウンドステージは前後感に優れ、音像と音像の距離感を正確に描写します。
また、音像の輪郭をはっきりくっきり描き出す特徴も兼ね備えているために音像表現に特化したケーブルだと言えます。
そういえば、来年のCESに新しいフラグシップであるUltimate Dreamなるものが展示されるとのことで頭を悩ましています(笑)

ファイル 2016-07-18 17 18 57
・Dream Line Plus(DLP)(撮影者:ブログ主)

Picture 1180
・Absolute Dream(AD)(公式HPより)

UD.jpg
・Ultimate Dreamの構造図(公式HPより)

・Oracle MAについて、
Oracleグレードの上位モデルに採用されている2C3D technologiesによる立体表現が一役買っていると思っています。
同様に、MA-X2でも同様の事が言えます。

IMG_5047.jpg
・MIT Oracle MA-X2(撮影者:ブログ主)

4:纏まり
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)
 ・ルームチューニング

一言コメントのようなもの:
・ALL MIT化について、
現行MITの真骨頂である、ずば抜けたコントロール力こそが最たる特徴だとます。
先月投稿した導入記にもあるように信号ラインのALL MIT化は「音が野放図に放たれるのではなく纏まりを持ちつつ、正確な音階で曖昧さや滲みを感じさせない安定感のある音」を実現してくれます。
これは私が聴くソースでは特に大きな効果を発揮し、必要不可欠なコンポーネントになっています。
だからこそ、より上のモデルへ行きたいという願望が芽生えて来るわけですが、年単位で貯金が必要なほど新品では高価であり、USEDでの出物も少ないのが痛いです...

・ルームチューニングについて、
部屋の特性に応じた吸音と拡散のバランスが、この要素にも大きく関わってきます。
最適解は存在しないので、只管試行錯誤をして自分の耳で確認するしかありません。
少なくとも未対策の部屋とは大きな差を感じられます。

5:分解能
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B
 ・DAC:exaSound e20mk3
 ・ルームチューニング
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)

一言コメントのようなもの:
・分解能について、
分解能は私にとって全ての機器やケーブル等の基本性能にあたる部分なので、これはハイエンド並のクオリティを求められます。
音の出口であるスピーカがこの要素を満たしてない時点で、私の聴くソースは非常に鳴り難いものと感じてしまいます。
同様に機器や機器同士を接続するラインにおいてもそのことが言え、分解能に関しては高いに越したことはありません。
どういったモノが、分解能が高いのかについては、自身の耳で只管に聴くことを繰り返していく他ありません。
私の経験ですと、分解能が高いと思ったものの殆どが高価格帯のものであり、手が届かないものばかりですが、今選ばれた機器達はその中でも自分の身の丈で導入出来る最高のものだと思いながら使っています。

6:再現性
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・PC Transport:Fanless Silent Audio PC
 ・DAC:exaSound e20mk3
 ・Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 ・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B

一言コメントのようなもの:
・再現性について、
再現性を高めるには豊富な情報量と色彩表現が不可欠です。

・PCトラポについて、
PCトラポをチューニング前に、物理的なノイズ(ファンや電源)と高負荷時(DSD再生)の内部のノイズが小さくするために、ファンレス仕様の低電圧駆動で必要十分なマシンスペックの物を選択しました。
チューニングの際はソースの再生に特化するように最適化を深い領域で行っています。再生ソフトについては利便性と音質を両立するべく、Roon + HQplayerの組み合わせを選びました。
その他、様々なチューニングを行うためのソフトを導入し、音質を高めています。

・DACについて、

dCSやMSB、CHORDのような独自開発のDACでは無く、汎用チップを使ったDACを選んだ理由としては3つあげられます。
1つ目は価格、2つ目はメーカの音色が薄い、3つ目は過剰なまでの演出がされないことです。
ソースに含まれる音色に対して着色を行わず、情報量を落とさず精度の高い変換器として選んだのがexaSoundになります。
ESS社のチップが採用されているDACはモノトーン調で無機質とよく言われますが、モノトーン調の時点でメーカの音色が乗っているか情報量が欠落していると私は思っています。
このDACは私が求める豊富な情報量と色彩表現を手が出せる価格帯で実現したものだと思っています。

・電源ケーブルについて、
DLPやADのもう一つの特徴である色彩表現は、他社には無い魅力があります。
特に私が聴くような音楽では、埋もれがちな楽器やボーカルに対してスポットライト当ててくれるような感じで、今まで見えなかったものをはっきりと写し出すことが出来ます。
明瞭なシステム程、明るさのピークが伸びるような間隔に陥りますが、やり過ぎると音の明暗の暗い部分(影)がなくなってしまうので注意が必要です。

●Result
実際にシステムを組み上げてみて、理想の音にどれだけ近づいたかの結果を述べていきます。
※◎→実現、○→概ね実現、△→改善の余地あり

まず、①「ストレスを感じさせない音」については80%達成出来ました。

・耳に刺さらない→◎
・帯域のピーク感を感じさせない→◎
・音の遅れを感じさせない→○
・サウンドステージが平面的にならない→○
・音がダマにならない→○
・音が被らない→○
・定位感が曖昧にならない→○
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない→◎
・抜けの悪さを感じさせない→○


まず、聴き疲れを感じさせない耳当たりの良さと帯域バランスは実現出来ました。

音の遅れを感じさせないについては、中低域と極低域の遅れがまだ少しあるのでそれを覗けば概ね、実現出来ました。

サウンドステージが平面的にならないについては、前後左右の広さを確保することが出来つつ、音像同士の距離感が明確になることで立体的なサウンドステージが形成されました。
まだ、曲によって奥行き方向と上下方向が甘いと感じる部分があるので概ね実現だと思います。

音のダマ感や被りは、高い分解能によって相当解れましたが、曲によって解れ足りないと感じているので、概ね実現にしています。

定位感が曖昧にならないについては、センターボーカルやツインボーカルは満足できる定位感になりましたが、3人以上のボーカルまたは楽器によっては曖昧さが残るので概ね実現にしています。

コンプ音によるピーク感を感じさせないについては、実現出来たと思うほどに感じられなくなりました。

抜けの悪さを感じさせないについては、曲によってまだ悪さをしていると感じられることから概ね実現にしています。

次に②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」については60%達成出来ました。
・楽器やボーカルに厚みがある→○
・キレと張りがある→○
・ボーカルの口が大きくならない→◎
・スピード感とノリの良さ→○
・声質の再現力→○
・定位感のブレと滲みが少ない→○
・纏まり→◎


まず、楽器やボーカルに厚みがあるについてはReference比で見れば実現出来たと言えますが、トータルで見るとまだ厚み不足のモノが所々あるので概ね実現にしました。
具体的にはチェロやコントラバス、ベースの厚みがまだ足りないと思いました。(厚みというより、深み?かも)

キレと張りがあるについては、ドラムの再現力の観点でまだ不満があることから概ね実現にしました。

Referenceにおいてボーカルの口が大きくならないことから、実現出来たにしました。

定位感のブレと滲みの少なさについては、3人以上のボーカルや音数が非常に多いソースに関してまだ不満があることから概ね実現にしています。

スピード感とノリの良さについては、中低域と極低域の遅れがまだ少しあることから概ね実現にしました。

声質の再現力は、Reference比で見れば実現出来たと言えます。
しかし、佐倉綾音と高橋李依のキャラ声や南條愛乃の声質に関してまだ納得が言ってないことから概ね実現にしました。
※上記に上げた名前は、納得していない一例。

纏まりについては、何を聴いても楽しい!と感じられるようになったので実現出来たと思います。

①と②を合わせると70%達成なので、大きな不満は感じられないシステムが構築出来たと実感しています。

以下にReference毎の歌っている度合を示します。

田村ゆかり:110%

花澤香菜:105%

水瀬いのり:90%


●Outlook for the future
今後の予定について書いていきます。

まず、声質の再現力と楽器の質感向上のために以下の電源ケーブルを導入する予定です。
・Crystal Cable Absolute Dream or Ultimate Dream(値段次第) 1m
・Jorma Design AC Landa Cu or RH 2m

次に、再現性向上を考えてネットワークブリッジを導入する。
・exaSound PlayPoint

スピード感と基本性能向上のために以下のパワーアンプの貯金を開始。
・Fundamental MA10

基本的にはボーカルをより良く歌ってもらうために、今後も微調整をゆっくりじっくり行っていく予定です。

●Editor's note/Acknowledgments
ホームオーディオを初めた当時は音質にばかり耳と意識が行ってしまい、音楽を楽しめるという状態ではありませんでした
特に私が聴く音楽というのはオーディオファイルやショップの人間からすると、「音の悪いソース」「オーディオでは鳴らすべきでないソース」という言われようでした。
その当時の私は、まだ理想とする音への軸が定まっておらず、そういった人達の意見を聞いて常に右往左往していました。
私が好む音楽への思いがどんどん希薄になる中で、幾度となく「もうお金をかける必要はないかな」「ポータブルに戻ろうか」という気持ちにもなりました。
そんなことを思いながらも4年、のんびりとホームオーディオを続けてきました。

私のオーディオと音楽に対する考え方が大きく変わったのは去年の8月のことです。
それは、当ブログでもお馴染みexorionさんとの交流が始まった頃です。
初めてお宅に訪問をしたのはその3ヶ月後のことです。まだ堅苦しい訪問記を書いていた頃ですが、当時の興奮が文章を読み返していると感じられます。
あの訪問があったからこそ、ただ「鳴る」のではなく「歌っている」という感じが得られたのだと思います。
そして、そこで初めて私が聴く音楽が悪いのではないと確信しました。
それから、今に至るまであっという間の出来事でした。
どうやったら歌ってくれるのか、消化不良要素を潰せるのか、彼との相互オフを繰り返して行く中で幾度となくブラッシュアップされていきました。

今、この記事が書けているのも私の好む音楽を楽しく聴ける形(道)へ手を差し伸べてくれた彼が居てこそだと思っています。
改めて、感謝の気持ちをここで述べたいと思います。
ありがとうございます!

そして、もう一人、己の理想とする音に対するブレのない姿勢を自身のシステムと会話の中で示してくれたNOSさん。
訪問する度に音と彼のオーディオに対する考え方は、私も見習わなくては...!と常々思っています。
今回の記事では素晴らしい写真を撮影して頂き、私とシステムの機器共々非常に喜んでおります。
この場を使って、感謝を申し上げます。

その他にも、多くの方との出会いによって自分のオーディオ、音楽に対する考え方や行動に大きな影響を頂きました。

来年も多くの方のお宅へ訪問し、様々な音に触れながら、自身の理想とする音のより高い実現をするべく励んでいこうと思います。

-Loui-

おまけ:
今年はA3が二度も実現したことは自分の中で印象深い出来事です。
A3とは、Anison of the Threeの略で、アニソンオーディオファイルが一箇所に集まり音楽を聴きながら談笑する場のことです。
私が勝手に命名して使っているワードです(笑)
現在は私、exorionさん、hayateさんの三人でそれぞれの家に集結し不定期でやっています。
特にブログの一読者であった私がhayateさんとオフをしたりオーディオや音楽についてお話出来る機会が来るとは思ってもいませんでした。
同じジャンルでホームオーディオをやっている方は少ないので、今後もっと増えたらなぁと思っていたり。
(S1を使いでCrystalに興味津々なTさんやシュンヤッタマンにも是非来て欲しい!とこの場で呟く)

『NOSさん撮影集』

・Fundamental FT-sa4.0B
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・Fundamental RM10
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オーディオシステムにおける各コンポーネントの役割

いつも拝見してる方のブログで書いてあったトピックスを私も書いていこうと思います。

Player:
※拙宅の場合はAudio PC + DAC

【役割】
『ソースの再現性に大きく関わる部分』

ここでの再現性とは、
・ニュアンス表現
・情報量
・色彩表現

再現性が高いというのは、レンジが広く整った帯域バランスであることは勿論、情報量(音数、弱音再生を含む)が多いことも指します。
最終的な出音(ここでは、情報量)は、このコンポーネントの質で決まります。
ここで失ったものは、下流では戻しがきかないと思っています。


Control:
※プリアンプを指します。

【役割】
『聴きたい音楽を形作るために必要な演出をする部分』

一つ上のコンポーネントで再現性が高いことが重要と書いておいて、ここでその再現性を下げることをする必要とは、と感じる方もいるかもしれませんが、その理由は私が聴くジャンルにあります。

それでは、私を例に書いていきます。
港では、アニソンは音が悪い。具体的には平面的なサウンドステージで、実体感が無い(音像の線が細い)、音がキツイと言われることが多いです。
ソースによって異なりますが、現代アニソンにはそういったマイナスイメージがあるのも事実です。
悪いものですとコンプレッションのかけ過ぎによる歪感や特定の帯域におけるピーク感が目立ちます。更に、マルチトラックで様々な音を重ね合わして作ってるものだと、音が篭って抜けが悪い、音が潰れるといった悪さをします。
こういった部分はソースの粗として聴こえる方が殆どかと思います。そういった部分を先ほどPlayerで書いた役割をControlですると、粗が悪目立ちし、音楽に没頭出来ません。
そこで、意図的にそういった部分をマスキング(演出)することで音を悪く感じさせない魅力的な音にする訳です。
現代アニソンの鳴らす方法については個別のトピックスで書いてますのでそちらを見て下さい。

最後に私が具体的にどのような演出をしているかを書きます。
・音に厚みを持たせる
・サウンドステージを広く感じさせる
・荒さを取って、耳あたりを良くする(ざらつき、角を取るイメージ)
・纏まりのある音にする

聴くジャンルによっては、Playerと同じ役割でも良いと考えます。
この辺は音楽の聴き方やシステム構成を大きく異なってくると思います。


Power:

【役割】
『駆動力とトランジェント』

スピーカに適した駆動力と音の立ち上がり、立ち下がりのスピード感が揃ってることが重要と考えます。ハイスピードと表現する方もいますが、私の場合その表現は、等速を意味します。
特に現代アニソンを聴く上では、低域の再生においてもたつきや量感不足は悪い部分を目立たせる大きな問題になりますので、ここでの役割に適したアンプ選びが重要となってきます。
再現性という点では高いに越したことはありません。
なるべくControlで演出した部分に、ここでの演出を上乗せしないのが理想です。


Speaker:

【役割】
『聴きたい音楽を実際に聴きたい音にする方向性を決める部分』

最終的な音の出口であるここでの音次第で、心地よく音楽に没頭出来るかどうか決まります。勿論、どうのようにオーディオシステムを構築するかも決まります。
スピーカ選びにおいて、私には2種類の基準があります。

1つ目は、
MAGICOのような主役である音楽を黒子として引き立てる、スピーカでは余分な演出を行わないもの。
ここでの余分な演出とはユニット、ネットワーク設計、エンクロージャの構造と材質によって乗る癖や附帯音があること。

2つ目は、
許容できる、好みである演出が行うもの
1つ目のスピーカ選びですと、それが実現できるものは限られ、コストも非常にかかります。ですので、現在は2つ目の基準でシステムを構築しています。

演出が引き立つシステム構築とは言っても、聴く曲によってその演出が裏目に出る場合があります。そういった部分は、機器やケーブルでは根本的に埋められないので、どれだけ許容出来るかになります。
最終的には1つ目の基準でスピーカを決めていくつもりです。

Power Cable:

【役割】
『足りない要素を埋める部分』

私の場合、
各コンポーネントごとに列挙。
Player:SN感が高く情報量が多いもの(ノイズ対策がしっかりしているもの)
Control:色彩表現が豊かで音像表現がしっかりしているもの
Power:躍動感と音の肉付け、低域の駆動感があるもの


Interconnect & Speaker Cable:

【役割】
『シームレスに機器のポテンシャルを伝える部分』

可能な限りここでは、No Color Lation and Flat Balanceのものを選びます。
附帯音、癖といった部分は信号の伝送路では余計な悩みを増やすだけなので、悩みを減らすという意味でも重要となってきます。
私の場合、MITのOracle MA以降で揃える予定です。

まとめ:
再現性と演出という括りで分けると、

再現性:Player、Power、(Speaker)、Interconnect & Speaker Cable
演出:Control、(Speaker)、Power Cable

こういった考え方はオーディオシステムを構築する上で、各コンポーネントを選ぶ基準になると思っています。他にも電源やルームアコースティック、アクセサリーといった部分もありますが、今回はコンポーネントの中でも重要なものについて書きました。

このトピックスについては、今後書き足しや修正があるかもしれません。
引き続き、不定期で更新していく予定です。

現代アニソンにおけるオーディオでの鳴らし方を考えてみる その1

漸くこのトピックスを書く時が来たかなと思いつつも、この題目で書くのは正直難しい...
出来るだけ分かりやすく、具体例を交えながら書いていきたいと思います。
少しでも現在オーディオでアニソンと向き合っている方の参考になれば!

注意:独学とアニソンオーディオ仲間から得た内容を口下手な私がテキトウに書いていくので、実際に試して効果がない!良くならない!機器が壊れた!お金が無くなった!といったクレームは一切受け付けませんの予め了承の上で以降お読みになって下さい。

私がアニソンをオーディオで鳴らす手順としては以下の3つを考えます。

『分析』→『補整』→『アレンジ』

これだけではピンと来ないと思うので各手順ごとに書いていきます。

っと、その前に巷ではアニソンは音が悪い、鳴らないという話を良く聞きます。
頭から決めつけるのは勿体無い、こんなにも良さが詰まっているのにというのが私の気持ちです。
前置きを長く書いていても退屈でしょうし、早速本題に入りたいと思います。

『分析』
この手順ではまず、音が悪い、鳴らないという状況を起こす原因は何かを理解する必要があります。ここでは「音が悪い」「鳴らない」の2つをまとめて『消化不良』と表現したいと思います。要は、聴いていて少しでも不快と思ったら消化不良が起きているということです。

それでは、消化不良を起こす原因を要素毎に書いていきます。
カッコ内はその要素による聴覚上感じれる現象を端的にまとめたものです。

消化不良を起こす原因

・音抜けが悪い(詰まった音、伸びない)
・量感が多く緩い低域(ダマ感、圧迫感)
・コンプが強い(平面的、煩さ)
・音場(サウンドステージ)の狭さ(閉鎖感、ラジカセ)
・音がキツイ(耳に刺さる、圧迫される等):コンプの影響もあり


これらの要素はアニソンをオーディオシステムで聴いたことがある方の大半は必ず感じたことがあると思います。
これらのどれかしらの原因を「感じたことがあります!」
という方は、既に分析が出来ています!
良く鳴らすためにはそれを弊害する要素の細かい洗い出し、『分析』が必須なのです。

この分析はアニソンに限らず様々なジャンルにおいて重要だと思います。
頭の中で考え込まずに、私のように文で書いてみるのもオススメです。

先ほどの原因の部分で「アニソンはやっぱり音悪じゃんww鳴らなくて当然」
と思った方は、ここでブラウザバック推奨デス


確かに、頑張ってもう絶望的に鳴らないアニソンは存在します。あえて名前はあげませんが、そういったアニソンは全体から見れば一割に満たないと思っています。

それでは次の手順に行きましょう。

『補整』
ここの手順が非常に重要な部分になります。ここが上手く行かないと最後のアレンジは全くの無駄になってしまいます。
まず、「補正」ではなく『補整』と書いた理由からお話します。
理由の前にそれぞれの意味を見ていきましょう。
補正:足りない所を補って、誤りを正すこと。
補整:足りない所を補って、整えること。

意味を見ると、どちらでもいいのでは?寧ろ補正の方が正しい!、そんな細かいことはどうでもいいと思うかもしれませんが、このニュアンスの違いというのはオーディオにおいて些細な違いを感じ取る、拘るといった部分に関わって来ます。
さて、どうして補整を選んだのかというと、この趣味において正誤を判断するのは容易でないからです。なので、ここでは誤りを正すというよりは整えるの方がしっくり来る、妥当であると思いました。後は、これから行うことが正に消化不良を起こす原因の中で、それを良くするために補うまたは整えていくといったことをしているからです。

先程あげた原因にはどういった補整が有効なのか簡単な例を交えて説明していきます。
※全体の文字数の関係で各要素に対する全ての対策、詳細な説明は行いません。

◆音抜けが悪い
補整:音全体にメリハリとスピード感(勢い)を出す。
理由:音抜けが悪いと篭って聴こえますので、一音一音の輪郭をハッキリさせつつ張りを出してあげると目立たなくなります。
また、抜けの悪さはスピード感にも関わってくるので、出来る限りハイスピードでると良いです。

例1:部屋の反響音(反射音)の少ない弱デッド方向にルームアコースティックを施す。
補足:ルームアコースティックは他の要素にも大きく関わる部分なので、極力部屋の音は載せないことが重要です。

例2:Crystal Cableの上位グレード(セミフラグシップ以上が望ましい)やMITのOracleグレードのケーブルを導入する。
補足:前者は音像表現とスピード感に優れ、後者は音の張り、粘り、躍動感に優れているから。また、いずれのケーブルも基礎性能がずば抜けて高い。
※使用場所はシステムによって変わってきます。

例3:箱鳴りが少なく(全く鳴らない)、鳴りの良いスピーカを選ぶまたは、駆動力と反応性が高いアンプを選ぶ。
補足1:箱が鳴くことで不要な響き(付帯音)が乗り、それは現代アニソンにおいてマイナス要素(音抜けが悪い)に繋がります。
補足2:能率が良い、ユニットが重すぎないといったスピーカの方がスピード感は出やすいです。そうでない場合はアンプ選びが重要となります。

◆量感が多く緩い低域(特に中低域)
補整:張りを出しつつ、ある程度量を削って締め上げる。
理由:低域というのは音楽の土台に当たる部分であり、ただ締め上げるだけでは線が細くなり腰高な音になってしまいます。
そこで、張りを出してあげることで量感が減っても、腰高な音にならずに絞ることが出来ます。
※現代アニソンの場合は過剰なまでにバスブーストしたような膨らんだ低域が多いので、システムによっては張りを出さなくても大丈夫だと思います。

例1:スピーカの足回りで調整する
補足:ブックシェルフの場合はインシュレータ+スタンド+ボード、トールボーイとフロアの場合はインシュレータ+ボードで調整します。
※それぞれスピーカの仕様や設置条件によって最適なものが変わるので製品名はあげません。

例2:電源環境を整える(壁コンセント、アイソレーショントランス、クリーン電源等の導入)
補足:電源環境が劣悪だとオーディオシステムに悪影響を及ぼします。その一つがここでの原因であげている低域の膨らみです。

例3:部屋の反響音(反射音)の少ない弱デッド方向にルームアコースティックを施す。
補足:スピーカからの音の反射方向に対して拡散や吸音を行う(過度な吸い過ぎに注意)

例4:MITのOracleグレードのケーブルを導入する。
補足:MITのOracleグレードは低域を制する(完全制御)と言っても過言では無いほど、低域を上手くコントロールしてくれます。

◆コンプが強い、音がキツイ
補整:分解能を高め、耳当たりを良くする。
理由:コンプが強いとボーカルや楽器との距離感が曖昧になり、一直線に繋がったような平面的な音になります。
また、音の立ち下がりが無く常に上がりっぱなしなのでハイ上がりに聴こえます。これにより、子音が刺さる、圧迫感を感じるといった不快感に繋がります。
補足:分解能を高めると言ってもどの程度必要なのかのイメージが付き難いと思いますので、ここで述べたいと思います。
フルオケをある程度大きな音量で鳴らす際に、各楽器のパートがどの位置にあるのか分かれば最低限の分解能があると言えます。

例1:箱鳴りが少なく(全く鳴らない)スピーカ選び
補足:音抜けの例3と被りますが、箱鳴りが少ないに越したことはありません(理想はMAGICO)

例2:部屋の反響音(反射音)の少ない弱デッド方向にルームアコースティックを施す。
補足:部屋の反響音が多いとコンプ音を更にブーストしてしまい酷い目にあいます。
また、適度な吸音と拡散が取れていない部屋だと耳あたりの悪さが目立ちます(特に一次反射の未対策)

例3:電源環境を整える(壁コンセント、アイソレーショントランス、クリーン電源等の導入)
補足:電源環境が劣悪だとオーディオシステムに悪影響を及ぼします。ここでの悪影響とは主に音の荒さ=耳当たりの悪さに繋がります。

例4:分解能の高いケーブルの選定
補足:最低限NordostのValhalla相当、私の場合はAcoustic ZenのAbsolute Silverを入れています。
※銀系やシールドの強いものを多用すると音がキツくなり耳あたりが悪くなるので注意です。

※プレイヤーやアンプ選びも勿論重要です。お使いのスピーカに合わせて提案して行く必要がありますのでここでは触れません。


◆音場(サウンドステージ)の狭さ
補整:サウンドステージを広くする
理由:空間的余裕の無さは情報量が多いアニソンだと致命的です。

例1:スピーカのセッティング
補足1:スピーカと横の壁との距離よりも、左右のスピーカ間の距離を広くしたセッティングが良いと考えます。
補足2:奥域方向は部屋の広さ及び部屋とスピーカーの反射を考慮した広さを選ぶ

例2:部屋の反響音(反射音)の少ない弱デッド方向にルームアコースティックを施す。
補足:クドイようですが、最低限一次反射と各コーナーの音篭もり対策はすることを勧めます。

ここまで各原因の補整についてかなりざっくりと書いてきました。
これらの原因に対する補整を行う場合の個人的な難易度を示したいと思います。(ブックシェルフスピーカを使っている場合)

音抜けが悪い>量感が多く緩い低域>コンプが強い>音場の狭さ>音がキツイ

実際はもっとシビアで複雑な補整が必要となってきますが、最低限これらのことをわかってくると良い結果につながってくると思います。

『アレンジ』
いよいよ最後の手順となります。
これは補整された音に足りないもの(元々無いもの)を、オーディオにおいての色付け(付帯音を乗せる)で飾ることです。
※どういったアレンジが必要なのかはそのシステムを使うオーナーの求める音となります。

例として私がどういったアレンジをしている述べたいと思います。
アレンジ:バックの演奏とボーカルの距離感がハッキリしていて、色彩豊かに歌う様が見えてくるような音
※距離感がハッキリすることによる立体感、実体感。色彩豊かによる声優さんの特徴的な声(キャラクター)を明瞭に出す。
補足1:私のシステムではこの手順をプリアンプとそのアンプ用の電源ケーブル(Crystal Cable Dream Line Plus)が行なっています。
補足2:プリアンプでは音の厚みと艶感、静寂感を出します。電源ケーブルでは前後方向の広さを明確にして音像を前に出し、カラフルな音色を付加しています。

最後に、私が求める現代をアニソンの鳴り方と現代アニソンにおける必要な要素のまとめについて書き、この記事の結びとします。

『聴き手(自分)に不快感を与えないストレスレスな耳当たりの良さと、好きな声優やアニソン歌手の人が目の前で歌っているかのような実体感のある鳴り方』

もっと求める部分がありますが、纏めると上記の感じです。

現代アニソンにおける必要な要素のまとめ
・極めて高い分解能
・スピード感
・耳当たりの良さ
・躍動感
・色彩感
・低域の締りと張り
※低域のレンジ感よりも質が重要
・音像の距離感、前後感が明瞭な定位と音場


今回は相当抽象的な話になってしまい、よくわからないと思う方が居るかもしれませんが少しでもこのジャンルに可能性を感じて欲しいと思い書きました。

今後(その2以降)はもう少し具体的で掘り下げた内容を、実際のアニソンを例に上げながら書いていけたらなと思います。
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