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Crystal Cable Absolute Dream Power Cable おかわり

前回の記事から4ヶ月も経過してしまいましたが、お休みのタイミングで久々の更新です。
表題の通り、ADおかわりしました!

写真 2018-07-29 12 04 52
・全体像

1本目はexorionさんより譲って頂きましたが、今回の新品での導入になります。
おかわりというとこれを思い出しますね...

logo.png
・Create by "みなジェネ"

今回は簡易レビューになります。
詳細は1本目の導入記で書いているのでそちらをご覧ください。

Crystal Cable Absolute Dream Power Cable 導入記


1本目と微妙に外観が変わっていたのでその変に触れたいと思います。

【外見】
写真 2018-07-29 12 10 34
・AD 1本目(下)、2本目(上) 比較

写真の通り右と左でロゴの印字が違います。
他には、プラグ、スタビライザーの保護にCrystalロゴの入ったフードに変わっています。
1本目の方は網状のスリーブが付いていました。
あと、一層目のシールドに使っている単結晶金メッキ銀の色が違います。
2本目の方が濃いめの金色に見えます。
1本目のS/Nは800番台、2本目はS/Nは1000番台なのでロット違いかマイナーチェンジでしょうか。

【レビュー】
写真 2018-07-29 15 11 45
・パワーへAD

導入した場所:パワーアンプ
導入前に使用していたケーブル: Fundamental RPC10

プリで使用した際の印象と大きくは変わりませんが、パワーアンプならではの変化について書こうと思います。
それは低域のレンジ感と駆動感です。
今まで使っていたRPC10はMA10の純正ケーブルだけあってアンプとの親和性が高くADに変更するまでは特段大きな不満はありませんでしたが、実際に比べてみると基本的な性能、音楽的な聴かせ方、上記の要素に関して、思わず「うわッ」と声を出すような違いがありました。
ADを入れたMA10は音楽に濃厚で緻密、滲みと遅れのないリズミカルで豊かな色彩感を与えてくれます。
まだまだこのアンプの持つポテンシャルが計り知れないと驚きました。

【まとめ】
写真 2018-07-29 15 05 12
・プリへAD

ようやくプリとパワーにADが入って晴れてW AD!!になったわけですが、ADは2本目を入れると更に良さが際立ちます。
ゆかりんやざーさんが更に魅力的に目の前で歌ってくれるようになったので休みの日は時間を忘れて音楽に浸ってしまいます♪
次はいよいよUDを入れたいところですが、少し時間がかかりそうな感じです(主に価格面で)

短めの更新になりましたが、次回は厄払いケーブルその2の導入記になります。
※厄払いケーブルとは仕事で溜まった厄を払うために導入したケーブルのこと。
※一回の厄を払うためにオーバリミット状態でオーディオ資金を使うこと。


おわり

-Loui-
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ゆかりん、ざーさん、いのすけが歌うために考えたシステム

皆様、ご無沙汰しています。
この更新が2018年初となります。
前回の更新から約半年が経っていました・・・・。

ブログタイトルに反する「更新頑張れてない」です。

さて、今回は色々システムの更新があったので纏めて記事にしたいと思います。

【Introduction】
今回大きく変更した部分は以下の通り、
★プリアンプ
★パワーコンディショナー
★電源ケーブル
★インターコネクト
★LANケーブル
★部屋


【目次】
①My Audio System
②Ideal Sound & Vision
③Sound Design
④Sound Create
⑤Change point & Result
⑥Outlook for the future
⑦Editor's note/Acknowledgments

①My Audio System
・赤字が変更点

・Network Bridge:exaSound PlayPoint(Build in Roon Core)
 - Power Supply:Special orders
  - Power Cord:VOVOX Textura power
  - USB Cable:AIM SHIELDIO UM1-N005
  - LAN Cable:AIM SHIELDIO NA5-N010
  - Insulator:KRYNA:C-prop/3P


・Switching Hub:JS PC Audio NH-10D(Special orders)
  - Power Cord:Fundametal RPC10
  - LAN Terminator:JS PC Audio NLT1

・NAS:IO DATA Rock Disk next WD1T
  - Noise Cancellation:iFi Audio DC iPurifier
  - Power Supply:Special orders
   - AC Conditioner:JS PC Audio AFS1 LTD [1st Anniversary Edition]
   - Power Cord:Fundametal RPC10
  - LAN Cable:AIM SHIELDIO NA5-N005


・DAC:exaSound e20mk3
 - Noise cancellation:iFi Audio DC iPurifier
 - Power Supply:Audio Design DCA-12V
  - Power Cord:VOVOX Textura power
 - Insulator:KRYNA:C-prop mini extend/3P

・Pre Amplifier:Fundamental LA10 Version2
 - Power Cord:Crystal Cable Absolute Dream


・Power Amplifier:Fundamental MA10
 - Power Cord:Fundamental RPC10

・Speakers:Fundamental RM10
 - Sp Cable:MIT SL-Matrix 90 Speaker Interface 10ft
 - Sp Insulator:KRYNA:D-prop mini extend/3P
 - Sp Stand:Acoustic Revive RSS-602
 - Stand Insulator:COLD RAY:SPIKE PROTECTOR 3
 - Sp Board:Acoustic Revive RST-64

・Interconnect:
 - DAC → Pre:MIT Oracle MA
 - Pre → Power:MIT Oracle MA

・Outlet:JODELICA THE SOUND SOURCE Ⅱ
 - Outlet Cover:Audio Replas CPP-2SZ
 - Outlet Base:Acoustic Revive CB1-DB

・Power conditioner:IsoTek Titan GⅡ
 - Power Cord:JORMA DESIGN AC Landa Cu
 - Audio Board:Special orders by Venom-Man


・Power Supply:VOVOX textura power distribution
 - Power Cord:JORMA DESIGN AC Landa Cu

・Audio Rack:QUADRASPIRE Q4D SLIT Black

・Room Tuning:
 - SoundSphere Next TILE TL1350 /2
 - SoundSphere Next PYRAMID PY400 /2
 - Vento SQUARE /62
 - YAMAHA ACP-2 MB /1
 - etc... /22



『システム系統図(信号系)』
※最大化して表示推奨
2018_Audio_System.png

『システム系統図(電源系)』
※最大化して表示推奨
2018_Power_System.png

システムギャラリー:
IMG_5666.jpg
・Network Bridge&DAC(撮影者:NOSさん)


IMG_5640.jpg
・Pre Amplifier(撮影者:NOSさん)


IMG_5635.jpg
・Power Amplifier(撮影者:NOSさん)


②Ideal Sound & Vision
こちらの項目は大きな変更がないので、前回の記事から引用します。

「ストレスを感じさせない、目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」

私が聴く音楽はアニメや声優を主体としたものが9割を占めます。
その中でも以下についてはReferenceとしています。
アーティスト名:曲名

・田村ゆかり:追い風
7.jpg


・花澤香菜:君がいなくちゃだめなんだ
kimi_003_cs1w1_400x.jpg


・水瀬いのり:Innocent Flower

1189040_1_0_large.jpg

③Sound Design
こちらの項目も大きな変更がないので、前回の記事から引用します。
一部追記あり。

理想の音から考えられるシステムに必要な要素を列挙したいと思います。

まず、理想の音を2つに分けます。
 ①「ストレスを感じさせない音」
 ②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」


私にとって①とはどういった音要素なのかを列挙します。
・耳に刺さらない
・帯域にピーク感を感じさせない
・音の遅れを感じさせない
・音がダマにならない
・音が被らない
・定位感が曖昧にならない
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない
・抜けの悪さを感じさせない


同様に②とはどういった要素なのかを列挙します。
・楽器やボーカルに厚みがある
・キレと張りがある
・ボーカルの口が大きくならない
・スピード感とノリの良さ
・声質の再現力
・実在感を感じさせる空気感
・定位感のブレない
・音像の滲みが少ない
・サウンドステージが平面的にならない
・音楽としての纏まり

ざっと思いつくだけ書いてみましたが、一行の文の中にこれだけの要素が詰まっています。
これらを自身の感性だけを信じてで納得がいくまで試行錯誤を繰り返していきます。。
抽象的で曖昧な表現が多いですが、1つ1つの要素が満たされていくことで、自分の中での違和感の無い音に繋がります。


④Sound Create
この項目については、以下2つの記事に纏めていますのでそちらをお読み下さい。
Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成!(仮)その1

Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成!(仮)その2



⑤Change point & Result

今回は主にこの項目に重点を置いて書きます。
★プリアンプ
Fundamental LA10 Version2の導入

IMG_5647.jpg
・撮影者:NOSさん

『導入の経緯』
※長くなるので読み飛ばしても構いません。
年明けに友人たちと某所へお邪魔した際、そこにはGoldmund Mimesis 22History+Goldmund TELOS5000がありました。
スピーカはThe SonusFaber。非常に大きくさぞかし鳴らし難いのだろうなと内心思ってました。
しかし、この組み合わせで鳴らせないスピーカは無いのでは?と思うほどに、そこから出てくる圧倒的な基本性能と駆動力に打ちのめされました。
ロックやポップス、自分の持参したアニソンが破綻なく、音楽としてビシッバシッと鳴っていたのです。
帰宅後、自分のシステムの音を聴いて安心した半面、比べるまでも無いのですが物凄い物足りなさを感じました。
そこで今何が一番この物足りなさを感じさせるボトルネックになっているのか考えました。
今まで使ってきたJeff Rowland D.G.のCONSONANCE。
音色や私の求める要素と高度に両立出来ているプリアンプと感じ愛用してきましたが、パワーアンプを変えたことでここが物足りなさを引き起こしているボトルネックなのだと気が付きました。
オーディオではよくある話ですが、自分よりも遥に高度なシステムを聴かなければ現状でも満足出来ていたのに...というものです。
ここでの高度なシステムとは極めて基本性能が高いまたは自分の好みの要素を極限まで高めて出してくるシステムのことを指します。
ただ、プリアンプを変えるにも何を買ったら良いのだろうか?と悩みました。
22Hは買えるはずもありません・・。
ちなみに、この時はLA10(Version2)を買う予定は全くありませんでした。
何故ならメーカーの試聴室で聴いた時に、私が聴く音楽にとっては見たくない部分も包み隠さず出してくる高い性能とそれによる弊害(ストレス)を感じさせるものだったからです。
そこで、Spectral DMC-30SS2が第一候補に上がりましたが他社パワーアンプと組わせた時に残留ノイズが気になることを思い出しました。
次にテクニカルブレーンのプリアンプですが、残念ながら予算としてはオーバー。
他、数社検討はしてみるものの決定打となるようなものはありませんでした。
この時は、考えるのを止めてまたいつものように今の音に慣れて満足出来るようになるだろうと思っていました。
某所へ訪問した1~2ヶ月後、当ブログでもよく名前が出てくるNOSさんの所へお邪魔してきました。
なんと1年半ぶりの訪問でした。(こちらへは定期的に来て頂いているのに自分ときたら・・)
そこで今回のプリを購入に至るきっかけが、あったのです。
1年半ぶりにもなると機器やケーブルが大きく変わっていました。
その中でも一際気になったのがプリアンプの変更です。
彼は元々自作のバッテリー駆動プリアンプを使っていましたが、それをオーディオデザイン製のプリアンプに変えていました。
個人的にこのメーカーは、性能は極めて高いが音が淡白で面白みがない、つまらないという印象が強かったです。
しかし、音を聴いて直ぐにそんなイメージはかき消されました。。
悪い部分は感じさせず、性能の高さがいい方向に纏まっていたのです。
全体的な基本性能の向上とそれに伴うスピーカを駆動する力が良くなっていました。
彼は様々なコンポーネントを駆使することでシステムトータルとしての調和を取っていたのです。
この時、以前メーカーでLA10を聴いた時のイメージはあくまでその環境であって、自分のシステムで試して見ないとわからないと思い、購入の決心がつきました。
暫くして、いつもお世話になっているオーディオショップへ連絡をとり、LA10Version2購入に至ったのです。
因みに、何故Version2なのかというとまず、自分が購入したときは既に1はディスコンになっていたこと。
次に、Version2の方が小・中音量再生に優れており、基本性能の中でも特に解像感において1よりも良くなっていたからです。
導入前に悩んだことはケーブルです。
メーカーには幸い純正ケーブルがありますが、信号系のALL MIT化はマストにしている私にとってはまず純正は使うつもりはありませんでした。
このプリアンプはバランスイン、バランスアウトが基本設計となっており、手持ちのMITはどれもアンバランスで変換が必要になります。
更にVersion2からは4連式のバランスアッテネーターになっており、アンバランスで入り出しするには内部結線を変更する必要があると鈴木さんが教えてくれました。
すぐさま、購入したショップへ特注の変換プラグの購入と鈴木さんへ内部結線の変更を事前に依頼したわけです。
これでアンバランスイン、アンバランスアウトが出来て、信号系のALL MIT化が維持出来ました。

『導入後の使いこなし』
前置きが長くなりましたが...。
LA10が来て直ぐは電源ケーブルに純正のRPC10を使っていました。
導入仕立ての時の印象としては、予想通り基本性能が跳ね上がり今まで見えてこなかった音や表情を感じられるようになりました。
また、Jeffの時も少し気になっていた残留ノイズは皆無でサウンドステージが非常に静かになりました。
この時はあぁ買ってよかった。自分の判断に間違いはなかったと思いました。
しかし、そう思ったのも束の間。なんだか、音が薄い。。モノトーンだなぁと気になりました。
これもオーディオではよくある買った当初では気が付かない、暫くして気になりだす"あれ"です。。
そこで、真っ先に元々プリアンプ用に使っているCrystalのAbsolute Dreamを取り出し繋ぎました。
すると・・何故最初からやらなかったんだ!と後悔しました。
それはは更に基本性能を高めつつ立体的で色彩感豊かな音です。
これで漸く満足して音楽を聴き始めるようになりました。

本来なら、導入記として詳細なレビューをしたい所ですが、最近ブログを書く時間が全然無くなってしまったので要約してこの記事にまとめることにしました。

★パワーコンディショナー
IsoTek Titan GⅡの導入

IMG_5665.jpg
・撮影者:ブログ主

『導入の経緯』
ボーカルの質感、低域のクオリティ、力感を高めるべくアメリカから1世代前のGⅡを輸入しました。
現行のEvo3と比べて、本機への入力がパワコンであること、中のフィルタの性能が若干低いことが挙げられますが手の出しやすい価格で出ていたので迷わず突撃しました。

『導入後の使いこなし』
結果として思っていた通り欲しい部分、高めたい部分がしっかり出てきてくれました。
以前使っていたシュンヤッタのHydraと比べると空間の広がりが少し弱くなった気がしますが、その反面音像の立体感がましたのでトータル的に良いと判断しました。
決定的なのは中低域、低域のクオリティと音色を変えないニュートラルな部分、そして高い基本性能です。
質感の部分について純正だと荒く聴こえたので次に紹介する電源ケーブルに改装しました。

★電源ケーブル
JORMA DESIGN AC Landa Cuの2本導入

写真 2017-12-03 16 43 15
写真 2017-11-02 21 28 05
・撮影者:ブログ主

『導入後の使いこなし』
2本購入し、それぞれ片側の頭をパワコンに変更しました。
1本は壁コンとTitanの間に、もう1本はTitanのLinkOUTから電源タップに使っています。
2本導入後は全体的に質感が良くなり、空間も純正よりも広がるようになりました。
また、より癖は少なく厚みも出てくるようになりました。

★インターコネクト
Oracle MAの追加

写真 2018-03-08 19 56 04
・撮影者:ブログ主

『導入の経緯』
たまたま、いつも利用する海外のサイトを見ていた所出物を見つけてしまったからです(ホント)
世代としては元々使っていたOracle Matrix50の方が新しく性能的にも勝る部分がありましたので追加して良くなるかは正直不明確でした。。

『導入後の使いこなし』
追加して感じたのはOracle Matirix50よりも音が滑らかに朗々と鳴るようになりました。
これはPole数が50から68へ上ったこととInterfaceのBOXがCNC削り出しのアルミ筐体になった恩恵だと思います。
一番、追加してよかった部分はサウンドステージと音像の立体感です。これはOracle Matrix50には搭載していない機能の2C3Dの違いによる部分が大きいと思います。
DACからPowerまでOracle MAになったことで、少し最低域のコントロールが甘いな、これはOracle Matrix50が入っていた時の方が良いと思いました。
やはち、最終的に行く所はMA-X2以上を2本入れる何でしょうね.....w

★LANケーブル
AIM SHIELDIO NA5の2本導入

写真 2018-04-13 22 13 38
・撮影者:ブログ主

『ファーストインプレッション』
・箇条書き
音を汚さない静かさ。
音色はニュートラルでバランスが良い
以前まではドラムが弾むけども少し膨らんでいたことに気がつく
そして、ボーカルに付帯音が乗っていた(静かさに関連)
ボーカルの表情がよりリアルで立体的になった

『導入後の使いこなし』
以前使用していたNOCXの方が押し出し感はあるものの、NA5の方が緻密で正確で靭やかで深く沈む低域が出るようになりました。
何より、何処かにピークを感じさせない所に強み魅力を感じました。
あからさま解像感を表に出さない所。微細でスーッと伸びて散っていく余韻。そして、ゴージャスな演出をしない、そのままを感じれらること。


★部屋
音響パネルの追加や移動、部屋全体のリメイクの実施。

写真 2018-03-31 22 37 46
写真 2018-03-31 22 37 54
・撮影者:ブログ主

『まとめ』
総合的に音の滲みや特定の帯域が耳につくという部分がなくなりました。
床の一次反射にYAMAHA ACP-2N MBへ移動させたのが部屋関連では最も大きい効果を見せました。
中低域・低域の音階がはっきりし、床からの反射によって汚されていたボーカルや楽器がよりナチュラルにグンと立体的に歌うようになりました。


実際にシステムを組み上げてみて、理想の音にどれだけ近づいたかの結果を述べていきます。
※◎→実現、○→概ね実現、△→改善の余地あり
※+が付いたものは実現出来て以降、更に良くなったことを示す。

まず、①「ストレスを感じさせない音」については105%達成出来ました。
(%に上限は設けてないです)

・耳に刺さらない→◎+
・帯域のピーク感を感じさせない→◎+
・音の遅れを感じさせない→◎+
・サウンドステージが平面的にならない→◎+
・音がダマにならない→◎
・音が被らない→◎
・定位感が曖昧にならない→◎
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない→◎+
・抜けの悪さを感じさせない→◎


次に②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」については102%達成出来ました。
・楽器やボーカルに厚みがある→◎
・キレと張りがある→◎
・ボーカルの口が大きくならない→◎+
・スピード感とノリの良さ→◎
・声質の再現力→◎
・定位感のブレと滲みが少ない→◎
・纏まり→◎+


①と②を合わせると約104%(前回+24%)達成なので、だいぶ満足の行くシステムが構築出来たと実感しています。

以下にReference毎の歌っている度合を示します。

田村ゆかり:120%

花澤香菜:110%

水瀬いのり:98%


きっともっと良くなるのかも知れませんが、自分がいろんな所で聴いた限りでは経験として見つけられてないです。
水樹奈々や鈴木このみ、LiSAはexorionさん所で120%以上振り切れたクオリティで歌っています。
あのくらいまで行けると感動を覚えます。

●Outlook for the future
今後の予定について書いていきます。
DACのアップデート
『候補検討中』e32?MSB?

パワーアンプ用の電源ケーブルを購入
候補として、
・Crystal Cable Absolute Dream
・STAGE III CONCEPTS - A.S.P. KRAKEN

プリアンプ用の電源ケーブルを購入
・Crystal Cable Ultimate Dream
※現在のADはパワーorDACの電源へ

引き続き、無期限で現行ALL MIT化のグレードアップ
Oracle MA-X2→Oracle MA-X2→Oracle Matrix SHD120


●Editor's note/Acknowledgments
前回のシステム完成(仮)から8ヶ月が経っていました。
今年は年明け早々にぶっ飛ばしてしまい、他のモノが買えなくなってしまいました。
それに並行してなのか仕事も忙しくなり、音楽を聴く時間がガッツリ減りました。
平日は少音量で数十分、休日は仕事が無ければある程度聴く時間が取れている感じです。
今回の更新時点で目指す方向性が不満を潰すよりも、より自分を感動させう理想の音にするためには?にシフトした感じです。
ここ3年位で一気に自分の考える最高を揃えられてきたので、このへんでひと休憩したい所ですが・・・。
また暫く更新が滞ってしまうと思いますが、今後ともよろしくお願いします!

- Loui -

●おまけ
ハイエンド電源、ケーブル色々聴いてみようの会
Special Thanks:exorionさん
Guest:あしゅらんさん

ラインナップ:
・Crystal Cable Ultimate Dream
・JORMA DESIGN Prime
・TRANSPARENT Opus
・Crystal Cable Absolute Dream(手持ち)

写真 2018-02-03 14 34 02
写真 2018-02-03 14 35 22
・撮影者:ブログ主

結論:
ADとUDを併用したボーカルは極上!欲しい!
その組み合わせの前には他の2本は印象が薄い・・・。

写真 2018-02-03 15 10 30
撮影者:ブログ主

『NOS撮影者集』
exaSound PlayPoint & e20mk3
IMG_5668.jpg

<Fundamental LA10 Version2>
IMG_5644.jpg
IMG_5649.jpg
IMG_5650.jpg
IMG_5660.jpg

<Fundamental MA10>
IMG_5631.jpg
IMG_5685.jpg

<Fundamental RM10>
IMG_5683.jpg

『黒い三連星』
LA10 version2が届いて真っ先にブログ主がやったこと(笑)
写真 2018-02-01 11 58 23

Crystal Cable Absolute Dream Power Cable 導入記

皆さん、ご無沙汰しています。

月一更新のはずがいつの間にか不定期になり、三ヶ月が経っていました。
(更新のネタが溜まりすぎて捌けない状態になっています...)

暫く訪問記はお休みにしてコンポーネント関係の導入記が続くと思います。
今回の導入したのは「Crystal Cable」の『Absolute Dream Power Cable』デス。
8月に投稿したシステム完成記事の最後に書いた今後のロードマップがまさか今年中に叶うとは思っていませんでした(笑)

写真 2017-10-29 10 16 03
・AD全体像(撮影者:ブログ主)

当ブログでもお馴染みexorionさんのご厚意により、譲っていただきました。
早速の概要に移りたいと思いますが、基本的にはDLPの導入記からの引用が多いです。

【概要】
まず、Crystal Cableとはどのようなメーカーなのか、代理店であるHarman International JapanのHPから詳細を引用します。
(引用元はこちら

以下詳細、

2004年にオランダで設立。既に世界30カ国以上の販売実績を持ち、多くの録音スタジオへの導入も進んでいます。
高純度伝送を極限まで追求し超低歪率を達成した“シルバー=ゴールド導体”、
シースルー・ジャケットに包まれたスリムでエレガントなスタイル、弦楽器の弦のようなしなやかさ。
新しい発想から誕生した「Crystal Cable」は、デジタルAV、マルチチャンネル時代に対応する新世代ハイクオリティ・ケーブルです。

ここまで
補足:国内代理店では下位モデルのUltra Diamondまでの取り扱いとなっています。


更にブランドの生い立ちについてe-イヤホンさんのブログに詳細が記載されていますのでそちらから引用します。
(引用元こちら

以下詳細、

Crystal Cableの設立者はMrs.Gabi van der Kley(ガビ・ファン・ダー・クレイ夫人)。SILTECH社長Edwin van der kley氏の奥様です。
夫人がSILTECHのマーケティングを担当していた時期、SILTECHのリサーチ部門(新たな素材や応用技術などを調査開拓する部門)に航空機の機内配線材(航空機のオペレーション用信号/データの伝送用)として、細くて軽く、強度と耐熱性に優れた高性能ケーブルを航空機メーカーと共同開発するプロジェクトがあり、この『マイクロケーブル』の技術が完成しました。
航空機用ケーブルとして、すべての厳格な規格や安全基準にパスしましたが、延べ数百メートルにも及ぶ機内配線材としてはあまりにも高価であったため、採用には至らなかったといいます。
Crystal CableはSILTECHの基礎技術をベースとして(シルバー=ゴールド導体やカプトンインシュレーターなど)開発されたケーブルではありますが、現在では独立した研究開発部門を持ち、独自に素材の調達、加工も行っています。
SILTECHの工場敷地内ではありますが専用ラインを設け製造を行っており、資本的にも完全に独立した一ケーブルメーカーです。

ここまで


Monocrystal

The Crystal Cable Monocrystal Silver Conductor ? The Gold Standard For Signal Transfer

・導体の構造については図に示すとおりです。
crystal_cable_absolute_cross_section_large.jpg
導体の構造図(公式HPより)

中心に「Monocrystal Silver Core(単結晶銀導体)」、その外側を「Dual Kapton layer(2層のカプトン材)」、
更にその外側を「PEEK(ポリエーテルエーテルケトン樹脂)」に覆われています。
二層目のシールドには「Silver plated monocrystal copper shield(単結晶銀メッキ銅シールド)」が施されています。
一層目のシールドには「Gold plated monocrystal silver shield(単結晶金メッキ銀シールド)」が施されています。
それらを纏めた「Transparent sleeve(透明なジャケット)」に覆われています。

現在Monocrystal silver導体を用いているのは、以下の3モデルになります。
flagship: Ultimate Dream(以降:UD)
TUD_POWER450x300.jpg
CONSTRUCTION_POWER.jpg
(公式HPより)

2nd: Absolute Dream(以降:AD)
Carbon_Power450x300.jpg
crystal.jpg
(公式HPより)

3rd: Dreamline Plus(以降:DLP)
Power450x300.jpg
Dreamline_Plus_constructie.jpg
(公式HPより)

それぞれの違いについては以下の表に示すとおりです。
表1


価格表についてはこちらをご覧ください。
※2014年の価格リストなので現在とは異なる場合があります。

参考程度に現在の定価(EUR)と円換算した場合の比較表を作りました。
※送料、中間マージンは含まない
表2


【外見】
ジャケットの内側が単結晶金メッキ銀シールドなので外見は金色寄りです。
(Odinは銀色寄りです。画像のものはアプリックスさんのご厚意で試聴した際の画像)

写真 2017-10-29 10 18 49
・AD全体像2(撮影者:ブログ主)

写真 2016-08-23 18 43 05
・Odin全体像(撮影者:ブログ主)

DLPと比べるとMonocrystalの束が4本使われているので太いですね。
とはいっても、他社のハイエンド電源ケーブルと比べると細めで取り回し良好です。
(DLPの取り回しには劣ります。)

プラグは上の表に記載した通りFurutechのFI50M(R) + FI50(R)です。
DLPで使われていたWattgateのプラグと違って金属パーツが多いのでずっしり重いです。
あとはプラグのシェルが他社よりも太いのでコンセントカバー、機器のIECによっては刺さりません。

写真 2017-10-29 10 35 23
・DLPとAD全体像(撮影者:ブログ主)

スタビライザーというか飾りは、DLPは樹脂でコンパクト、ADは金属で重く光沢があります。
この飾りは移動できるので、設置場所に合わせて丁度よい所へ移動させます。
渡しの場合は機器のIEC側に寄せています。
トラペ、Jorma Prime、MITの用に中にパッシプのフィルターが入っているわけではないです。
写真 2017-08-19 14 57 30
・DLPの飾り(撮影者:ブログ主)

写真 2017-10-29 10 38 50
・ADの飾り(撮影者:ブログ主)

ケーブルが入った化粧箱はDLP同様、豪華な雰囲気ムンムンですが、個人的にはDLPの箱の方が落ち着いて好きでした。

写真 2017-11-02 23 33 38
・上DLP、下ADの化粧箱

写真 2017-10-29 10 12 32
写真 2017-10-29 10 12 39
写真 2017-10-29 10 14 53
・ADの化粧箱(撮影者:ブログ主)


【レビュー】
いつも通り、細かいパラメータや比較などは入れずに、このケーブルを導入してみて感じたことをそのまま文にしていこうと思います。
と言いつつも、DLPとの比較も含めて書きます。ついでにexorionさん所でUD聴いた際も少しだけ触れます。

導入場所:プリアンプ
以前使用していたケーブル:Crystal Cable Dreamline Plus Power cables

プラスと捉えられる傾向について

・ずば抜けた音像描写力(AD > UD > DLP)
音像描写に関しては他社を突き放すような高い性能を持ちます。
それ程までに立体的で実体感を帯びた音像がサウンドステージ上に描写します。
以前聴いたOdinの音像表現も凄みを感じますが、どちらかというと音場表現に長けており、ADと比べると引っ込んで聴こえます。
音がグイッと前に出てきつつも奥域方向が浅くならないので、ボーカルと楽器の位置関係がハッキリしています。
横方向もスピーカ外まで広がるので十分に広めです。そして音が前に飛んでくる分、包み込まれるようなホログラフィックなサウンドステージを体感できます。
音像は膨らまず明瞭で厚みは損なわれないままコンパクト、サウンドステージ上に余裕を持って定位します。
上記をDLPと比較すると、DLPの方が、音像が大きめでステージの深さが浅めで余裕がないように感じられます。


・ハイスピードで抜群の抜けの良さ(DLP > AD > UD)
以前にも書いた通り、この項こそDLPが持つ最たるものだと思います。
(その代わり、マイナス部分がはっきりしていますが。。)
しかし、ADには脅かされます。明らかに上と下のレンジが広くなっており、特に下の深い部分の制動力、スピード感はそもそもDLPでは出てなかった部分です。
レンジが広がった分、揃い具合にほんの少しのずれを感じます。(特定の曲の特定部分くらいの少しなので基本的には気にならないです。)
プリアンプとの相性ですが、揃い具合と引き締め効果だとDLPですが、トータルバランスだとADの方が良いと思いました。


・カラフルな色彩表現(UD > AD > DLP)
モノトーン調な色彩にはならず、個々それぞれのニュアンスを明確に表現します。
それぞれの音の明と暗のうち、明の部分のパラメータを持ち上げて、色味を濃くするような感じです。
ここでの明は明度ではなくコントラストです。また、ほんの少し彩度も上げているように感じます。
極端ですが画像で例えるとこんな感じ。実際に聴き比べると音楽の見え方が画像くらい違います。
肉
この表現は生楽器もそうですが、打ち込みで最も驚きました。
「あれ...この部分こんなにキラキラでゴージャスな感じだったけ?」
「しかも、品があって楽器やボーカルを主役に引き立たせている。ワーイ!タノシー!(思考力低下)」
DCecxrXUwAAHi8g.jpg

音楽の印象そのものが変わります。今まで隠れていて感じられなかった細かな表現を明確に深く描写されるので、音楽にかぶりついて聴けるようになります。
あとは声の再現において、この項は非常に重要であり、現在最高に位置するのがUD、次いでADとなります。
他社を寄せ付けない特徴ですねb

【まとめ】
以前のまとめに追記する形で書いていきます。
より広い帯域におけるエネルギーバランス、スケール感についてはADが優れており、また情報量も多いです。
総じてADは非常に使いやすいコンポーネントであると言えますが、部分的に特化しているDLPにおいてはバランス調整さえ出来てしまえば、ADにも大きく劣らない性能が期待できます。
今回導入に合わせてDLPとOracle AC1Modを手放しました。両方共同じ方の元に嫁ぐ形になりました。
その方にもお話したことですが、低域過多なシステムやMITのOracleグレードのような低域を得意とするコンポーネントと合わせることでDLPのマイナス部分を補うことができ、容易にバランスの調整が可能です。
ここまで来て思うことはこのクラスの電源ケーブルで基本性能を気にすることは非常に野暮なことであり、その先にあるオンリーワンの世界観を感じたいがために手にするものだと思いました。
Crystal Cableの場合、その世界観がDLP、AD、UDでそれぞれ違うものを持っており、どれかに強くはまってしまうと中々抜け出せないことを知りました。
最後までDLPを手放すのを悩みましたが、ボーカル表現が決め手になりました。(この調子だとUDにも堕ちそうですが...)

Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成!(仮)その2

今年の締めくくりにはまだ早いですが、今年分のシステム改修が完了したので記事にします。
ベースとなるのは昨年の12月に更新した以下の記事になります。
Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成(仮)!

主な変更点は以下の通り、
<●Outlook for the futureより、>
次に、再現性向上を考えてネットワークブリッジを導入する。
→それに伴いPCをRoon Core Serverとしての運用を排し、PPに集約
・exaSound PlayPoint
→導入記はこちら
exaSound-PP1-Side-640.png
・外観(公式HPより)


スピード感と基本性能向上のために以下のパワーアンプを導入する。
・Fundamental MA10
ma10_f2.jpg
・外観(公式HPより)

<新規>
電源コンディショナーの導入
・Shunyata Research Hydra Cyclops V2
→導入記はこちら
shunyata-research-power-distribution-hydra-series-cyclops-us-angle.jpg
・外観(公式HPより)


電源タップの変更
・VOVOX textura power distribution
90002-Gesamtbild-black-usa.jpg
・外観(公式HPより)

その他、ルームアコースティックの強化と電源構成の変更


【目次】
●My System
●Ideal Sound & Vision
●Sound Design
●Sound Create
●Result
●Outlook for the future
●Editor's note/Acknowledgments



IMG_2374.jpg
・スピーカ(撮影者:NOSさん)

●My System
・赤字が変更点

・Network Bridge:exaSound PlayPoint
 - Power Supply:Special orders
  - Power Cord:VOVOX Textura power
 - USB Cable:AIM SHIELDIO UM1-N005
 - LAN Cable:JS PC Audio NOCX

 - Switching Hub:JS PC Audio NH-10D(Special orders)
   - Power Cord:Custom
  - LAN Terminator:JS PC Audio NLT1

 - NAS:IO DATA Rock Disk next WD2T
  - Noise Cancellation:iFi Audio DC iPurifier
  - Power Supply:Special orders
   - AC Conditioner:JS PC Audio AFS1 LTD [1st Anniversary Edition]
   - Power Cord:OYAIDE L/i 50 OFC R2.5
  - LAN Cable:JS PC Audio NOCX

・DAC:exaSound e20mk3
 - Noise cancellation:iFi Audio DC iPurifier
 - Power Supply:Audio Design DCA-12V
  - Power Cord:VOVOX Textura power
 - Insulator:KRYNA:C-prop mini extend/3P

・Pre Amplifier:Jeff Rowland D.G. CONSONANCE
 - Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 - Insulator:KRYNA:C-prop/3P

・Power Amplifier:Fundamental MA10
 - Power Cord:Fundamental RPC10

・Speakers:Fundamental RM10
 - Sp Cable:MIT SL-Matrix 90 Speaker Interface 10ft
 - Sp Insulator:KRYNA:D-prop mini extend/3P
 - Sp Stand:Acoustic Revive RSS-602
 - Stand Insulator:COLD RAY:SPIKE PROTECTOR 3
 - Sp Board:Acoustic Revive RST-64

・Interconnect:
 - DAC → Pre:MIT Oracle MA
 - Pre → Power:MIT Oracle Matrix 50

・Outlet:JODELICA THE SOUND SOURCE Ⅱ
 - Outlet Cover:Audio Replas CPP-2SZ
 - Outlet Base:Acoustic Revive CB1-DB
 - Power IN:Poweramp, Power conditioner

・Power conditioner:Shunyata Research Hydra Cyclops V2
 - Power Cord:MIT Oracle AC1 Rev1.2
 - Insulator:OBLIGATO ACOUSTIC DCmini/4P
 - Power IN:Power Supply2, Preamp

・Power Supply:VOVOX textura power distribution
 - Power Cord:MIT Oracle Z-Cord III
 - Power IN:PC, Hub, NAS
 - Noise Harvester:Richard Gray's Power Company 400pro Mod rev.3

・Rack:QUADRASPIRE Q4D SLIT Black

・Room Tuning:
 - SoundSphere Next TILE TL1350 /2
 - SoundSphere Next PYRAMID PY400 /2
 - Vento SQUARE /32
 - YAMAHA ACP-2 MB /1
 - etc... /22

システムギャラリー:
写真 2017-08-19 14 55 33
・NetworkBridgeとDAC、専用電源(撮影者:ブログ主)

写真 2017-08-19 14 56 54
・Preamp(撮影者:ブログ主)

IMG_3958.jpg
・Poweramp(撮影者:NOSさん)

IMG_2267.jpg
・Speaker(撮影者:NOSさん)

IMG_3965.jpg
・Shunyata Research Hydra Cyclops V2(撮影者:NOSさん)

ファイル 2016-12-17 14 08 21
・MIT Oracle MA(撮影者:ブログ主)

IMG_3968.jpg
・MIT Oracle Matrix50(撮影者:NOSさん)

IMG_2332.jpg
・MIT SL-Matirx90S(撮影者:NOSさん)

写真 2017-08-19 15 56 54
・MIT Oracle AC1mod Rev1.2(撮影者:ブログ主)

写真 2017-08-19 14 57 30
Crystal Cable Dream Line Plus(撮影者:ブログ主)

システムの構築にあたって、
まず、私が求める理想の音について述べます。

●Ideal Sound & Vision
「ストレスを感じさせない、目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」

私が聴く音楽はアニメや声優を主体としたものが9割を占めます。
その中でも以下についてはReferenceとしています。
アーティスト名:曲名

・田村ゆかり:追い風
7.jpg


・花澤香菜:君がいなくちゃだめなんだ
kimi_003_cs1w1_400x.jpg


・水瀬いのり:Innocent Flower

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●Sound Design
理想の音から考えられるシステムに必要な要素を列挙したいと思います。

まず、理想の音を2つに分けます。
 ①「ストレスを感じさせない音」
 ②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」


私にとって①とはどういった音なのかを要素ごとに列挙します。
・耳に刺さらない
・帯域にピーク感を感じさせない
・音の遅れを感じさせない
・音がダマにならない
・音が被らない
・定位感が曖昧にならない
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない
・抜けの悪さを感じさせない

同様に②とはどういった音なのかを列挙します。
・楽器やボーカルに厚みがある
・キレと張りがある
・ボーカルの口が大きくならない
・スピード感とノリの良さ
・声質の再現力
・実在感を感じさせる空気感
・定位感のブレと滲みが少ない
・サウンドステージが平面的にならない
・纏まり

ざっと思いつくだけ書いてみましたが、一行の文の中にこれだけの要素が詰まっています。
私の場合、それを自身の耳で納得がいくまで試行錯誤を繰り返します。
感性的で曖昧な表現が多いですが、1つ1つ要素が満たされていくと、それは自分の中での違和感のなさに繋がります。


●Sound Create
上記の要素を実現するためにスピーカ、機器、ケーブル、アクセサリ、部屋の調整を行っていきます。
しかし、それを全ての要素毎に書いていくと終わりが見えないので要素を絞り纏めた状態で書いていこうと思います。

纏めたのが以下になります。

1:耳当たりの良さ
2:躍動感
3:定位感
4:纏まり
5:分解能
6:再現性


機器やケーブル等が上記のどの要素に貢献しているかを簡単に書いていきます。
※上にあるモノほど貢献度が高い
※細かいアクセサリは省く


1:耳当たりの良さ
 ・ルームチューニング
 ・信号ラインの現行ALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)
 ・電源環境の改善(アクセサリ含)
 ※My Systemに記載のもの

一言コメントのようなもの:
・ルームチューニングについて、
拙宅は約6畳という狭い空間にシステムを置いています。
部屋の特性は、反射が多く、生活用品によって元々弱デッドに触れています。
そこで拡散材をメインにパネルを置いては外しを繰り返しながら、特定の帯域に大きなピーク感を感じさせないようなエネルギーバランスに調整を行います。
天井と左右の壁の一次反射、正面と正面のコーナーの対策という基本的な部分を重点的に、対策を行っていきます。
部屋が出来上がるにつれて、コンプレッションによる音圧のピーク感が大きく減少していき音が解れていくのが感じられます。
ルームチューニングについて今後も試行錯誤していく部分になります。

・現行ALL MIT化について、
ALL MIT化のキモはMultipole Technologyによる高いPole数を持ったグレードで統一することによる広いレンジを滲み無く、バランスよく、繋がりよくすることにあります。
これは最終的な音が非常にバランスの良い違和感の少ない音になります。
また、基本性能はずば抜けて高く、純度を落とさず補正を行うパッシプEQのような振る舞いをします。
現行MITでは上のグレードに上っていく程、幅広いレンジをカバーすることが出来ます。
補足:Referenceグレード:Oracle Ma, Oracle Matrix50, HighEndグレード:SL-Matrix 90S
当ブログではMIT関連の記事を多く投稿しているので興味を持たれた方はそちらをご覧ください。

・電源環境の改善について、
ノーマルモードやコモンモードノイズ対策は勿論のこと、聴覚上のノイズ感を減らすために導入場所ごとに取ったり外したりを繰り返しながら選定します。
今回、Hydra Cyclops V2を入れた効果は非常に大きく、ノイズ感をぐっと減らして音色のバランスを大きく変えずに壁を感じさせない空間が現れました。
今回一番時間がかかった部分は各機器の電源の取り方かもしれません。


2:躍動感
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Pre Amplifier:Jeff Rowland D.G. CONSONANCE
 ・Power Cord:MIT Oracle AC1 Mod

一言コメントのようなもの:
・スピーカについて、
MAGICO S1と悩んでいる中、購入の決め手となったのがこの要素がRM10の場合はスピーカの個性として最初から持ち合わせていたからです。
まだ底が見えないと思っていましたが今回パワーアンプを変えて漸くその真価の一部を感じました。

・プリアンプについて、
アルミブロックの鏡面仕上げが印象的なのが今のJeff Rowlandですが、私があえてコンソナンスを選ぶ理由はその音にあります。
背景の黒さは今に通ずるものを感じながらも濃密で厚みがあり、温度感のある動的な音を出してくる絶妙なバランスに惚れ込んでいるからです。
音色に大きな色を付けているという印象は薄く。恐らく上流機材の真面目さと上手く合わさっていると思っています。

・電源ケーブルについて、
主に古いMITであるOracle AC1による中低域から低域に厚みと張りを感じさせ、駆動感のあるエネルギッシュな音作りになっています。
Modifyをせずに使うと、このケーブルの悪い特徴である高域の詰まり、サウンドステージの閉鎖感が気になります。
少しの調整でそこが気にならず、このケーブルの良さのみを抽出して使うことが出来ます。
今回はHydra Cyclops V2用にIECを20A品に改装しました。プラグはフルテックの元トップエンドのFI52になります。
より背景の黒さが際立ち、従来の張りを持たせつつキレと滑らかさが出てきました。


3:定位感
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Power Amplifier:Fundamental MA10
 ・Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 ・Interconnect:MIT Oracle MA

一言コメントのようなもの:
・スピーカについて、
サウンドステージは前後左右に広く、また音が前に出て来やすいため、ボーカルが浮かび上がってくるように感じられます。
構造がこれらの特徴を出していると思っています。

・パワーアンプについて、
聴覚上のノイズ感が極めて少なく、サウンドステージの見通しの良さ、ボーカルが滲まない事があげられます。
上記の部分は以前のパワーアンプの数段上をいくクオリティを出し、低域の見通しと安定感がよりしっかりとした定位感が得られるようになりました。

・電源ケーブルについて、
Crystalケーブルの上から三番目のモデルであるDream Line Plus(DLP)はセミフラグシップのAbsolute Dream(AD)同様、サウンドステージは前後感に優れ、音像と音像の距離感を正確に描写します。
また、音像の輪郭をはっきりくっきり描き出す特徴も兼ね備えているために音像表現に特化したケーブルだと言えます。
最近、当ブログではお馴染みのexorionさんの所でフラグシップのUltimate Dream(UD)とADの比較をしましたが、別方向の質の高さを感じました。


ファイル 2016-07-18 17 18 57
・Dream Line Plus(DLP)(撮影者:ブログ主)

Picture 1180
・Absolute Dream(AD)(公式HPより)

UD.jpg
・Ultimate Dreamの構造図(公式HPより)

・Oracle MAについて、
Oracleグレードの上位モデルに採用されている2C3D technologiesによって立体的サウンドステージが現れます。
この技術によってより定位感が際立ちます。
下記の写真にある以前試聴したMA-X2はもっと凄いです!

IMG_5047.jpg
・MIT Oracle MA-X2(撮影者:ブログ主)

4:纏まり
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)
 ・ルームチューニング

一言コメントのようなもの:
・ALL MIT化について、
現行MITの真骨頂である、ずば抜けたコントロール力こそが最たる特徴だとます。
先月投稿した導入記にもあるように信号ラインのALL MIT化は「音が野放図に放たれるのではなく纏まりを持ちつつ、正確な音階で曖昧さや滲みを感じさせない安定感のある音」を実現してくれます。
これは私が聴くソースでは特に大きな効果を発揮し、必要不可欠なコンポーネントになっています。
だからこそ、より上のモデルへ行きたいという願望が芽生えて来るわけですが、年単位で貯金が必要なほど新品では高価であり、USEDでの出物も少ないのが痛いです...
それでも、全てを現行のOracleグレードで揃えるつもりです!

・ルームチューニングについて、
部屋の特性に応じた吸音と拡散のバランスが、この要素にも大きく関わってきます。
最適解は存在しないので、只管試行錯誤をして自分の耳で確認するしかありません。
少なくとも未対策の部屋とは大きな差を感じられます。

5:分解能
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Power Amplifier:Fundamental MA10
 ・Network Bridge:exaSound PlayPoint
 ・DAC:exaSound e20mk3
 ・ルームチューニング
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)

一言コメントのようなもの:
・分解能について、
分解能は私にとって全ての機器やケーブル等の基本性能にあたる部分なので、これはハイエンド並のクオリティを求められます。
音の出口であるスピーカがこの要素を満たしてない時点で、私の聴くソースは非常に鳴り難いものと感じてしまいます。
同様に機器や機器同士を接続するラインにおいてもそのことが言え、分解能に関しては高いに越したことはありません。
どういった所が、分解能が高いと感じるのかについては、自身の耳で只管に聴くことを繰り返していく他ありません。
私の経験ですと分解能が高いと思ったものの殆どが高価格帯のものであり、手が届かないものばかりですが、今選ばれた機器達はその中でも自分の身の丈で導入出来る最高のものだと思いながら使っています。
今回、パワーアンプ変更に伴い、この要素を大きく向上しました。
今後も纏まりを維持しつつ更なる向上を目指します。

6:再現性
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Network Bridge:exaSound PlayPoint
 ・DAC:exaSound e20mk3
 ・Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus

一言コメントのようなもの:
・再現性について、
再現性を高めるには豊富な情報量と色彩表現が不可欠です。

・Network Bridgeについて、
Roonを運用する上で以前使っていたPCは必要不可欠と思っていましたが、PPの最新FWでRoon1.3の正式対応によりCore serverとして動くようになったお陰でこの度PCが不要になりました。
PPの導入記ではPCをCore serverとHQPによる前段オーバーサンプリングの方がPPをCore serverとして運用するより優位と書きましたが、roon1.3の対応とその他今回の改修によりPCを廃止したほうが優れるという結果になりました。
特に再現性という要素において、前構成はオーディオ的な鳴り方としては優れていますが比較すると違和感のある音であるという事がわかりました。


・DACについて、

dCSやMSB、CHORDのような独自開発のDACでは無く、汎用チップを使ったDACを選んだ理由としては3つあげられます。
1つ目は価格、2つ目はメーカの音色が薄い、3つ目は過剰なまでの演出がされないことです。
ソースに含まれる音色に対して着色を行わず、情報量を落とさず精度の高い変換器として選んだのがexaSoundになります。
ESS社のチップが採用されているDACはモノトーン調で無機質とよく言われますが、モノトーン調の時点でメーカの音色が乗っているか情報量が欠落していると私は思っています。
このDACは私が求める豊富な情報量と色彩表現を手が出せる価格帯で実現したものだと思っています。

・電源ケーブルについて、
DLPやADのもう一つの特徴である色彩表現は、他社には無い魅力があります。
特に私が聴くような音楽では、埋もれがちな楽器やボーカルに対してスポットライト当ててくれるような感じで、今まで見えなかったものをはっきりと写し出すことが出来ます。
明瞭なシステム程、明るさのピークが伸びるような間隔に陥りますが、やり過ぎると音の明暗の暗い部分(影)がなくなってしまうので注意が必要です。


●Result
実際にシステムを組み上げてみて、理想の音にどれだけ近づいたかの結果を述べていきます。
※◎→実現、○→概ね実現、△→改善の余地あり

まず、①「ストレスを感じさせない音」については85%達成出来ました。

・耳に刺さらない→◎
・帯域のピーク感を感じさせない→◎
・音の遅れを感じさせない→◎
・サウンドステージが平面的にならない→◎
・音がダマにならない→○
・音が被らない→○
・定位感が曖昧にならない→○
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない→◎
・抜けの悪さを感じさせない→○


まず、聴き疲れを感じさせない耳当たりの良さと帯域バランスは実現出来ました。

音の遅れを感じさせないについては、今回パワーアンプを変更することで、実現出来ました。

サウンドステージが平面的にならないについては、前後左右の広さを確保することが出来つつ、音像同士の距離感が明確になることで立体的なサウンドステージが形成されました。
パワーアンプの変更と電源コンディショナーの導入、ルームアコースティックの強化に伴い実現出来たと思います。

音のダマ感や被りは、高い分解能によって相当解れましたが、曲によって解れ足りないと感じているので、概ね実現にしています。
Kalafinaのheavenly blueが歌うまでは実現出来たとは言えません(わかる人にはわかる難易度)

定位感が曖昧にならないについては、センターボーカルやツインボーカルは満足できる定位感になりましたが、3人以上のボーカルまたは楽器によっては曖昧さが残るので概ね実現にしています。
もっと良くなる部分なので今後も改修の必要があります。

コンプ音によるピーク感を感じさせないについては、現代アニソンを大きな音量で聴いても感じなくなりましたので実現出来たと思います。

抜けの悪さを感じさせないについては、曲によってまだ悪さをしていると感じられることから概ね実現にしています。
こちらもKalafinaのheavenly blueが歌うまでは実現出来たとは言えません

次に②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」については65%達成出来ました。
・楽器やボーカルに厚みがある→○
・キレと張りがある→○
・ボーカルの口が大きくならない→◎
・スピード感とノリの良さ→◎
・声質の再現力→○
・定位感のブレと滲みが少ない→○
・纏まり→◎


まず、楽器やボーカルに厚みがあるについてはReference比で見れば実現出来たと言えますが、トータルで見るとまだ厚み不足を感じる時が所々あるので概ね実現にしました。
パワーアンプの変更で劇的に良くなった部分ではあるもののまだ実現というには早いと思いました。

キレと張りがあるについては、ドラムの再現力の観点でまだ不満があることから概ね実現にしました。
もっとグイッくる張りが欲しいと思っているので、電源強化で実現しようと思っています。

Referenceにおいてボーカルの口が大きくならないことから、実現出来たにしました。

定位感のブレと滲みの少なさについては、3人以上のボーカルや音数が非常に多いソースに関してまだ不満があることから概ね実現にしています。

スピード感とノリの良さについてはパワーアンプの変更によって上から下まで遅れること無く、ノリよく聴けるようになったので実現出来ました。

声質の再現力は、Reference比で見れば実現出来たと言えます。
しかし、佐倉綾音と高橋李依のキャラ声や南條愛乃の声質に関してまだ納得が言ってないことから概ね実現にしました。
※上記に上げた名前は、納得していない一例。

纏まりについては、何を聴いても楽しい!と感じられるようになったので実現出来たと思います。

①と②を合わせると80%(前回+10%)達成なので、大きな不満は感じられないシステムが構築出来たと実感しています。

以下にReference毎の歌っている度合を示します。

田村ゆかり:110%

花澤香菜:108%

水瀬いのり:95%



●Outlook for the future
今後の予定について書いていきます。

引き続き、声質の再現力と楽器の質感向上のために以下の電源ケーブルを導入する予定です。
・Crystal Cable Absolute Dream 1m
・Jorma Design AC Landa Cu or Cu2 1m

次に、アタック感と厚みの向上を目指して電源の強化を行う。
・IsoTek Evo3 Titan or Titan One

無期限で現行ALL MIT化のグレードアップ
Oracle MA-X2→Oracle MA-X2→Oracle Matrix SHD120

基本的にはボーカルをより良く歌ってもらうために、今後も微調整をゆっくりじっくり行っていく予定です。


●Editor's note/Acknowledgments
早いもので前回のシステム完成(仮)記事から半年以上経過していました。
着々とロードマップの通りに改修が進み更に楽しく、自身の理想に近い音になりました。
今年も残り半年を切る中で、今回の記事は今年のオーディオの区切りと言えます。
最近は月1回更新の目標が二ヶ月に1回の更新になってしまい不定期になりつつありますが、
RM10とMA10を纏めた導入記を今年中に投稿出来ればと思います。
今回の記事は昨年の記事を流用した手抜き記事ではありますが、少しでもお楽しみ頂ければと思います。

-Loui-


『NOSさん撮影集』
・Fundamental MA10
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・Shunyata Research Hydra Cyclops V2
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Shunyata Research Hydra Cyclops V2 導入記

今回導入したものはShunyata Research社のPower Distribution『Hydra Cyclops V2』になります。
6月の上旬にアメリカから輸入しました。

写真 2017-06-08 20 59 08
・Hydra Cyclops V2の外見1(撮影者:ブログ主)

概要に移る前に、Shunyata Research社の紹介をしたいと思います。
logo_2.png
・ロゴ(公式HPより)

シュンヤッタ・リサーチは米国国家安全保障委員会(NSA)の通信関係のエンジニアとして活躍したケーリン・ガブリエルと物理学者テリー・バッジとの共同で1998年に創業され、独自の設計と工法によるケーブル開発で一躍ハイエンドオーディオ界の注目を浴びている。
また、同社のケーブルはマスタリングスタジオでも活躍し中。
ピンクフロイドのメンバー、ディビッドギルモアの評判の高いアストラスタジオで使用されているのをはじめ、匠といわれるミキサーエンジニア、ダグ・サックス、ジェームス・ガスリーらも愛用している。
また、ピンクフロイドの名作『狂気』のSACDリマスターの最終音決め段階でソニーミュージックにおいても多用されているという。
さらに、フィリップス所有のクレストナショナルスタジオでもDVDやCDのマスタリングなどの高品位再生音を求める作業の際にはシュンヤッタ・リサーチのケーブルを独占的に使用している。
このクレストナショナルスタジオは米国でたった一カ所、SACDの製造施設として認定され、高品質な5.1チャンネルマスターシステムで知られているマスタリングスタジオである。
(引用先:ケーブルブランド探訪記(SHUNYATA RESEARCH編その4「Diamondback」)

リンク先にはShunyata Researchケーブルの特徴についても詳細に書かれていますので興味がある方は是非!


【概要】
Power Distributionは以下の3つのシリーズで展開されています。
・Hydara series
・Denali series
・Venom series


Hydraは同社の最上位にあたるReferenceグレードのシリーズです。
その中でもHydra Cyclopsはミニマム構成のものになります。
(V2というのが現行ラインナップ)

Hydra Cyclopsは、Hydra series最上位のTRITON用に開発された技術と材料を使用しています。
主に、高出力のアンプや大型のビデオプロジェクター等の非常に高い電流用に設計されています。
以下の図ではモノラルパワーアンプに供給するような構成図になっています。
cyclops_diagram.jpg


【技術紹介】
以下、公式HPの情報を掲載したものになります。

CCI: Component-to-Component Interference
CCI.jpg
(公式HPより)

従来のパワーコンディショナーは、家外から入ってくるノイズを遮断するように設計されていますが、電子部品自体によって生成されるノイズには対応していません。
実際、多くのコンディショナーは、それに接続されている他のコンポーネントにノイズを戻します。
CCIは、システムの性能を向上させる最も重要部分でありながら見過ごされがちな側面の1つです。
Shunyata Researchは、大きなトランスやコイル、または大きなコンデンサを使用せずにCCI干渉を制御するためのいくつかのノイズ低減の技術を開発しました。

CCC: Computer Controlled Cryogenics
cryo.jpg
(公式HPより)

Shunyata Researchは、独自のオンサイト「Cryogenics International」コンピュータ制御の極低温施設を運用しています。
液体窒素を使用して内容物の温度を華氏-320°F(摂氏-196℃)に下げる。
この時熱衝撃を防ぐために、コンピュータは一度に温度を1度ずつ監視し、低下させます。
このプロセスを使用して、当社の電源製品およびケーブルで使用される線材や導体、コネクタおよび端子の性能を向上させます。

ZPP-DS Distribution Buss:
zpp-ds.jpg
(公式HPより)

ZPP-DS(Zero-Point Power Distribution System )は、
高純度OFE合金101銅で完全に作られたShunyata Researchの独自のパワーバスです。
ZPP-DSは、内部配線や電源コンタクト、配電バスを一点の電気接点に統一します。
これにより、他の製品に見られる多くの端子接続と数珠接続を排除することにより、接点の完全性とDTCDの性能を向上させます。

"Trivial" Terminals:
trivial_terminals.jpg
(公式HPより)

内部配線、端子、スイッチの接続に使用されるリング端子、スペード、ボルト、ワッシャーは、一部の技術者によって「取るに足らない雑多な部品」とみなされる部品の良い例です。
Shunyata Researchは、特定の用途ごとに優れた金属とメッキを使用して、これらの小さな部品を実際に設計し、製造しています。

DTCD: Dynamic Transient Current Delivery
dtcd.jpg
(公式HPより)

これは低インピーダンスの電気導体および接点を通る際の瞬時電流を測定する技術です。
当社では、電源装置および電源ケーブルの電流供給性能を最大限に引き出すために、部品および材料の設計、仕様および構築を最適化するためにこの技術を使用しています。

CopperCONN Outlets:
copperconn.jpg
(公式HPより)

商用電源コンセントやオーディオグレードコンセントの電極接点の殆どは、真鍮または銅製です。
いくつかのオーディオグレードでは、厚さわずか数百万分の1インチのニッケル、銀、金またはロジウムのメッキが施されている場合があります。
しかし、ベースの金属は数千倍も厚く、電流の大部分を占めています。
Shunyata ResearchのCopperCONNコンセントは、はるかに大きな導電性を提供する固体で、高純度、無酸素銅を使用して構築されています。
CopperCONNの出口は、優れたグリップ力と安定した接点がDTCDにおける測定可能な向上と可聴性能に明らかな違いがでるよう設計されています。

Chassis Dampening:
isolation_footer.jpg
(公式HPより)

Shunyata Researchでは、振動制御は当社製品の全体的な性能にとって重要であると認識しています。
当社の電源装置のシャーシは、重いゲージスチールまたはアルミニウムで作られ、プラスチックや薄い板金ではありません。
我々は、非常に低いレベルの振動を検出する独自の加速度計テスト装置を開発しました。
電源装置内の共振振動を測定可能し低減するエネルギー吸収フッタ、ACアウトレットガスケット、シャーシダンパーなどの振動吸収材料の開発に使用しています。

ZrCa: Noise Reduction Compound
zrca.jpg
(公式HPより)

ZrCa-2000コンパウンドは、電源導体または電源に近接して配置された場合、MHzおよびGHzの周波数範囲で高周波ノイズを吸収および散逸させる強誘電体物質の独自の配合物です。
ZrCa-2000の材料は、フェライト(鉄金属)が磁場に作用する様式と同様に電場に作用する結晶材料であり、両方とも高周波ノイズを吸収します。
しかしながら、ZrCa-2000コンパウンドは、オーディオシステムにおけるフェライトを使用した時のような負の副作用なしにそうすることが出来ます。

OFE ALLOY 101 Copper:
ofe_copper.jpg
(公式HPより)

Shunyata Researchは、線材の製造に使用できる最高純度の銅のみを使用しています。
OFE合金101またはC10100は、最低99.99%の純度と101%IACSの導電率を有する最高級の銅です。
OFEは無酸素電解液の略で、OFHC(無酸素高伝導度)に代わるものです。
C10100は純度の書面による証明書が添付された銅の唯一のグレードです。

OFE 12-Gauge Power Wire:
ofe-12gauge_wire.jpg
(公式HPより)

パワーコンディショナーの内部配線は、性能にとって非常に重要です。
この配線は、ユニットの全体的な通電容量を決定し、認識されるオーディオおよびビデオの性能に劇的に影響する可能性があります。
Shunyata Researchは、入手可能な銅の最高純度であり、純度の書面による証明書が添付されている銅の唯一のグレードである、OFE合金101の12ゲージ電源線を独自に製造しています。
その後、線材は当社のオンサイトCryogenics Internationalコンピュータ制御施設を使用して高度な極低温処理を行います。
Shunyata Research の12ゲージの電源線はUL認定品です。

C20 Inret:
hubbell_c20_inlet.jpg
(公式HPより)

興味深いことに、多くのいわゆるオーディオグレードのパワーコンディショナーは、一般的なコンピュータグレードのC14パワーインレットを使用しています。
それは非常に小さい電気接点とグリップ強度を持っており、最大15Aの定格電流しかありません。
馬鹿げています! エントリーレベルのVENOM PS8パワーディストリビューターでさえ、HUBBELL IEC C20インレットが装備されています。
それは大規模な電気接点とグリップ強度を持っており、一般的なC14グレードの入口を軽く超えたものであり、当社の制御された低温装置で処理されます。

NIC Noise Reduction:
nic.jpg
(公式HPより)

NIC(Noise Isolation Chamber)は、
高周波ノイズを低減するShunyata Research独自の技術です。
これは、MHzからGHzの範囲の高周波ノイズを実際に吸収する強誘電体を使用しています。
Shunyata NICを搭載したリサーチパワーディストリビューターは、従来のパワーコンディショナーにあった副作用もなく、ノイズを低減します。

ざっと、呼んでみると拘り抜かれた製品であることがよくわかりますね!
ここまでがっつり説明を載せているメーカも少ないと思います。

【外見】
専用のダンボールに入って送られきました。
にしてもシュンヤッタのメーカロゴはカッコいいです。。
写真 2017-06-08 20 51 41
・Hydra Cyclops V2の元箱(撮影者:ブログ主)

写真 2017-06-08 20 55 26
・開封時(撮影者:ブログ主)

本体のトップにもロゴが印字されており、光の当たり加減で見えるのが素晴らしいです!
ファイル 2017-07-17 18 05 51
・Hydra Cyclops V2のトップ(撮影者:NOSさん)

コンセント側にはUS仕様のMax125V品が使われています。
またインレット側は20A仕様になります。
国内で販売されている電源ケーブルの殆どが15A仕様のインレットプラグなので、変換プラグを買うか、20A仕様のプラグに変える必要があります。
今回は変換プラグを使って手持ちの電源ケーブルに接続しています。

ちなみに推奨の電源ケーブルがメーカから提示されています。
・ΞTRON SIGMA HC
・ΞTRON ALPHA HC
・VENOM HC
・Standard 20A Cord
※上に行く程上位モデル

余談ですが、昨年友人に依頼され、同社電源ケーブル最上位ZtronシリーズのΣSigma Analogを輸入しました。
メーカ推奨のHC(大電流モデル)とは異なりますが、恐らく相性は良いと思われます。
もし、拙宅で入れるなら推奨としているZtronシリーズのΣSigma HCですね。
写真 2016-10-23 16 37 22
・ZtronΣSigma Analog(撮影者:ブログ主)

非常にコンパクトなので設置に難儀することはないと思います。
むしろ、使う電源ケーブルによって取り回しに難儀する可能性があります。。。

【レビュー】
Hydra Cyclops V2を使うに当たって、様々な接続方法を試しました、その中でも最も良好だった接続方法でのレビューをしていきたいと思います。
上の方でも書きましたが、ハイパワーな機器に使うことが推奨されています。

接続方法は以下のような系統になっています。
系統

パワーアンプはHydra Cyclopsから直接電源供給を行い、残りの機器はHydra Cyclopsを通した後の電源タップから電源供給を行います。

今までと接続方法が異なるため今回は比較を行いません。
基本的にはこの機器を導入してみて感じたことを書きます。

<良好に思った部分、変化した部分>
を含めて箇条書きしていきます。

・背景の黒さ、静かさ、透明感が増す
・質感が良くなり、楽器、ボーカル毎の細かい違いが分かりやすくなる
・音が大きく鈍らず、スピード感に一体感が出てくる
・情報量が格段に上がる
・全域にかけて滑らかになり耳当たりが良くなる
・聴く時間毎の音質のバラつきが非常に小さくなる
・音の線が細くならない
・力感が大きく損なわれない
・上下、左右、奥域方向のサウンドステージの広がりと彫りが深くなる


副作用について大きく目立った所はありません。
よくあるモノトーン調のつまらない音になる、どの曲を聴いても一辺倒な鳴り方、癖を感じると言った副作用はこの製品には感じられません。
この点はメーカが言うように最小限になるよう対策しているというのが頷けます。
拙宅環境下で敷いてあげるとすると耳当たり向上に伴う鮮度感が少し薄くなった点でしょうか・・。
ただし、それも他製品と比べれば非常に小さいもので、トータルの改善点からすると問題ないレベルと思っています。
こういった電源装置に関しては導入場所、接続方法で大きく印象が変わるものなので、このレビューを鵜呑みにして輸入されことはおすすめしません。

最近では国内ですとIsoTekというイギリスの電源メーカが出す電源装置が人気かと思われます。
拙宅では試せていませんが、ショップや知人宅でTitanを試聴した時の印象では、同様に線が細くなる、力感が無くなると言った副作用がなく音の透明度や情報量等を底上げされ素晴らしい製品だと思いました。
EV03_Titan_img.jpg
・IsoTek Titan(公式HPより)

また、Hydra Cyclopsとの大きな違いは、力感が明らかに増し弾力、太さが出てきます。
これはこういった電源装置を通さないときよりも増していると思いました。
ただ色んな曲を聴くとそれ一辺倒に感じる場合があり、一種のブースト感を感じる場合もあったので、この製品同様、導入場所や構成は吟味する必要があると思います。
そした、どちらにも言えることですが標準でついてくる電源ケーブルを使うとそれがボトルネックになってしまって良さを活かせないのでそれに適したものを見つける必要があります。

【まとめ】
昨年のシステム完成記事のロードマップには記載していなかったものを導入する形にはなりましたが、今回改めて電源の重要性、その影響力の大きさを実感しました。
上のレビューでも書きましたが、聴く時間ごとの音質のバラつきが小さくなったことは嬉しい誤算です。
時間がある時に満足出来ると音で好きな音楽を楽しめるというのは幸せだなと思いました。

今回の導入を元に最終的にはパワーアンプにHydra CyclopsV2、他の機材に同社のフラグシップモデルのHydra TRITON V3の導入したいと思います。
triton_v2_ssf50.jpg
・Hydra TRITON V3(公式HPより)

次回は今月の三連休に訪問した方の訪問記、その次はロードマップにも記載した大物機材の導入記を更新予定です。
更にその後はシステム完成記事のアップデートも実施予定です。
現状二ヶ月に一回の更新ペースとなってはいますが、引き続きお楽しみ頂ければと思います。