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現行MITについて~Interconnect編~

3月も間もなく終わりに近づいてますが、今月も何とか更新できました(汗)

当ブログでも数多く記事で扱っているMIT(Music Interface Technology)について一度纏めていきたいと思います。
Interconnect編とSpeaker Interface編の2つに分けて書いていきます。

ここではタイトルの通り、現行品として製品リストにあるもののみに限定して纏めます。
(一部ディスコン品も含む、Limited Productionは含まない)

まず、ラインナップとして以前書いた内容をより詳しくして紹介します。

MITのInterconnectは大きく3つのシリーズがあります。
①「StyleLine Series (Startedグレード)」

②『SL-Matrix Series (High Endグレード)』

③【Oracle Series (Referenceグレード)】



①「StyleLine Series (Startedグレード)」について
・価格帯(USD,1m):199~499USD[~799USD](約22000円~55000円[~89000円])
※1USD=111JPY
・モデル数:3[3]モデル
※[]内はXLRモデル

・StyleLine SL 3
StyleLine_SL_3_R_5196d9d3d68ba.jpg
StyleLine_SL_3_X_5644fd39430d3.jpg
(公式HPより)

Pole数: 3[4] Articulation Poles
価格: 199USD[299USD](約22000円[33000円])
 →+1m:30USD[45USD](約3300円[5000円])
特徴と利点:
 ・Multipole Technology採用
  ※詳しくは『MIT Oracle MA Interconnect 導入記』に記載
 ・0.999999(8N?)純銅導体によるマルチゲージ構造 - 優れた導電性
  ※マルチゲージ構造:芯線に太さの異なる数種類の素線を練り合わせている
 ・最高品質のポリエチレン(PE)絶縁 - 非線形誘電体による歪みの低減
 ・金メッキメッキを施したプラグ - 確実な接続による、最良な信号伝送
 ・強固な二重シールド - 低レベルなディテールを改善するための優れたノイズ除去

・StyleLine SL 6
StyleLine_SL_6_R_5196da7cb533e.jpg
StyleLine_SL_6_X_5644fe7aa9309.jpg
(公式HPより)

Pole数: 6[7] Articulation Poles
価格: 299USD[599USD](約33000円[66000円])
 →+1m: 50USD[70USD](約5500円[7700円])
特徴と利点:
 ・Multipole Technology採用
 ・0.999999(8N?)純銅導体によるマルチゲージ構造 - 優れた導電性
 ・最高品質のポリエチレン(PE)絶縁 - 非線形誘電体による歪みの低減
 ・金メッキメッキを施したプラグ - 確実な接続による、最良な信号伝送
 ・強固な二重シールド - 低レベルなディテールを改善するための優れたノイズ除去

・StyleLine SL 8
StyleLine_SL_8_R_56eb396ee7749.jpg
StyleLine_SL_8_X_56eb3a81ae15f.jpg
(公式HPより)

Pole数: 8[9] Articulation Poles
価格: 499USD[799USD](約55000円[88000円])
 →+1m: 70USD[90USD](約7700円[10000円])
特徴と利点:
 ・Multipole Technology採用
 ・0.999999(8N?)純銅導体によるマルチゲージ構造 - 優れた導電性
 ・最高品質のポリエチレン(PE)絶縁 - 非線形誘電体による歪みの低減
 ・金メッキメッキを施したプラグ - 確実な接続による、最良な信号伝送
 ・強固な二重シールド - 低レベルなディテールを改善するための優れたノイズ除去


②『SL-Matrix Series (High Endグレード)』について
・価格帯(USD,1m):1299~4999USD[~5799USD](約145000円~556000円[~645000円])
※1USD=111JPY
・モデル数:3[3]モデル
※[]内はXLRモデル

・SL-Matrix 26
SL_Matrix_26_Aud_5265ad9a69dbc.jpg
SL_Matrix_26_RCA_5645010bf108b.jpg
(公式HPより)

Pole数: 26[27] Articulation Poles
価格: 1299USD[1599USD](約145000円[178000円])
 →+1m: 120USD[140USD](約13400円[15600円])
特徴と利点:
 ・Multipole Technology採用
 ・Network System(interface)の小型化と低コスト化

以下、解説

SL-Matrix 39(Speaker Interface)とSL-Matrix 26(Interconnect)[バランス(XLR)とシングルエンド(RCA)]は、MITのネットワークシステムの小型化と改良を目的とした2年間におけるプロジェクトの成果です。
対になるシステムとして設計されたSL-Matrix 39(Speaker Interface)とSL-Matrix 26(Interconnect)は、全ての重要なミッドレンジオクターブに優れており、声や楽器のリアリティと自然さを高めます。
中間のCとA440Hzの間の重要な領域には特に注意が払われています。
この領域には、ほとんどのボーカルとソロ楽器の情報があります。
基本的な周波数と最初のいくつかの高調波が完全にバランスして出されるので、音楽と映画の両方を楽しむことができます。

MIT SL-Matrix 26(Interconnect)は、30年のMITのイノベーションを代表するもので、より手ごろな価格帯にまで絞り込まれています。

※中間のCとA(440Hz)の間の領域については『MIT Oracle MA Interconnect 導入記』内に記載のグラフCを参照

・SL-Matrix 36
SL_Matrix_36_Aud_5265b18711889.jpg
SL_Matrix_36_XLR_564501da79de8.jpg
(公式HPより)

Pole数: 36[37] Articulation Poles
価格: 2499USD[2999USD](約278000円[334000円])
 →+1m: 196USD[200USD](約21800円[22200円])
特徴と利点:
 ・Multipole Technology採用
 ・Adjustable Impedance Selector(Low(5-50kΩ),Mid(40-100kΩ,High(90kΩ&Up)))
  ※接続する機器とのインピーダンスマッチング行う
 ・Network System(interface)の小型化と低コスト化

以下、解説

音符の基本周波数に対する倍音の相対的な強さは、各楽器に特有の音色を与えます。
SL-Matrix 70(Speaker Interface)とSL-Matrix 36(Interconnect)[バランス(XLR)とシングルエンド(RCA)]は、全ての洋楽(A4 = 440 Hz)の中心周波数を中心とする10の可聴オクターブで最適化されたArticulation Polesが特徴です。
SL-Matrix 70スピーカーインターフェイスとSL-Matrix 36オーディオインターフェイスは、音楽の物理学に応じて適切な割合で各オクターブに数多くの高調波を追加します。
複数の楽器が一緒に演奏されるとき、それぞれの正確な音色は、音楽の密度と質感を生み出し、ライブパフォーマンスでは簡単に聴こえるが、音楽システム(オーディオシステム)では再現するのが非常に難しい。
正確なバランスで少なくとも7つの高調波を再現することにより、各楽器の音色を完全に写実的に表現することができます。
最も高い周波数が正しい振幅と時間で整列されると、イメージングとサウンドステージの合図(キュー)が焦点に合って、録音設定と環境が空間に明確に描かれます。

SL-Matrix 70/36シリーズは、あなたの録音に存在する音楽をより多くのものにもたらす相乗的なペアリングとなるように一緒に設計されました。
「単なるケーブル」と比べると、楽器のより豊かでより密なテクスチャが聴こえ、適切にレイヤー化された表現(プレゼンテーション)が表示されます。

・SL-Matrix 50
SL_Matrix_50_Aud_5265b45613c0a.jpg
SL_Matrix_50_XLR_564a5b5b5df81.jpg
(公式HPより)

Pole数: 50[51] Articulation Poles
価格: 4999USD[5799USD](約556000円[645000円])
 →+1m: 220USD[300USD](約24500円[33400円])
特徴と利点:
 ・Multipole Technology採用
 ・Adjustable Impedance Selector(Low(5-50kΩ),Mid(40-100kΩ,High(90kΩ&Up)))
 ・Network System(interface)の小型化と低コスト化

以下、解説

SL-Matrix 90(Speaker Interface)とSL-Matrix 50(Interconnect)[バランス(XLR)とシングルエンド(RCA)]は、ネットワーク内のArticulation Polesを追加し、各オクターブ内の音程を最適化し、高精細(HD)プレゼンテーションを実現します。
SL-Matrix 90(Speaker Interface)は、SL-Matrix50(Interconnect)と組み合わせることで、録音における音楽基盤の個々の構成要素の音色を維持するのに優れています。
- 打楽器とベース楽器
- あなたのシステムが基礎から楽器の正しいテクスチャを表示することを可能にする。

最も深い低域から中央のC領域までの調律を制御することにより、打楽器とベース楽器の自然な高調波は、基本音符と適切な関係に維持されます。
これにより、リズムセクションの音色とテクスチャが忠実に表現されます。
これらの非常に重要なテクスチャは、システムがサウンドステージ内の楽器のレイヤーを再現することを可能にします。
オーディオファイルによって追求されるハイエンドオーディオでの究極で最終のゲームです。

SL-Matrix 90(Speaker Interface)とSL-Matrix 50(Interconnect)を組み合わせると、全ての周波数で自然な応答が得られ、より写実的な音色になるだけでなく、録音場所の音響空間を正確に表現できます。
SL-Matrix 70/36シリーズは、画像間の奥行きと空間、空間のキューの非常に細かな解像度を示します。
サウンドステージはより広く、より深く、画像が存在する鮮やかな「空気」の感覚(空気感)が強くなります。

MIT SL-Matrix 90/50オーディオインターフェイスの組み合わせにより、あなたのシステムの真の芸術的なパフォーマンスが得られます。
「単なるケーブル」と比べて、自然な音色と音色のバランス、深いサウンド・ステージング、非常に詳細で分解された音のタペストリーと解像度を聴くことができます。


③【Oracle Series (Referenceグレード)】について
・価格帯(USD,1m):6999~19999USD[~21999USD](約779000円~2226000円[~2449000円])
※1USD=111JPY
・モデル数:4[4]モデル
※[]内はXLRモデル

・Oracle Matrix 50 Rev. 2
Oracle_Matrix_50_56eb38710ca43.jpg
Oracle_Matrix_50_56eb38c3b6930.jpg
(公式HPより)

Pole数: 50[53] Articulation Poles
価格: 6999USD[7999USD](約779000円[890000円])
 →+1m: 250USD[280USD](約27800円[31100円])
特徴と利点:
 ・Multipole Technology採用
 ・Adjustable Impedance Selector(Low(5-50kΩ),Mid(40-100kΩ,High(90kΩ&Up)))
 ・Adjustable Articulation Response Module (A.A.R.M.)採用
  ※詳しくは『MIT Oracle Matrix 50 導入記』に記載
 ・“V” Configuration採用(特許取得済)
   - ケーブルをBOXの同方向(端)から出すことで、BOXを近くのラック(棚)や床に設置することが出来、それにより接続機器へのアクセスが容易になりました。 また、ケーブルへのストレインリリーフを実現しました。
    ストレインリリーフ:ケーブルとコンタクトの接続部に有害な力が加わらないように、コネクタ後端に取り付けケーブルを保持すること
    引用:アンフェノールジャパン 一般的なコネクタ用語集

以下、解説

Oracle Matrix 50(Interconnect)は、Oracle MA-Xインタコネクトと同様に、実績のある回路を適用されています。
これは、小型で軽量な筐体に収まるように設計され、これらの回路を小型化されたバージョンです。
このアプローチにより、MITはプレミアムサウンディングコンポーネントを提供し、リファレンスレベルのパフォーマンスを実現します。
これまでのようなパフォーマンスは、従来の3、4倍のコストでしか実現できませんでした。

受賞歴を誇るOracle Matrix 50を基盤に、Rev.2では、A.A.R.M.を追加し、比類のない適応性のあるパフォーマンスを実現します。
また、ストレインリリーフのための特許取得済みの“V” Configurationが標準装備されています。

・Oracle MA Rev.1
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Oracle_MA_Rev1__56eb37518671e.jpg
(公式HPより)

Pole数: 95[98] Articulation Poles
価格: 10999USD[12999USD](約1224000円[1447000円])
 →+1m: 300USD[400USD](約33400円[44500円])
特徴と利点:
 ・Multipole Technology採用
 ・Adjustable Impedance Selector(Low(5-50kΩ),Mid(40-100kΩ,High(90kΩ&Up)))
 ・2C3D Technology採用
 ・“V” Configuration採用(特許取得済)

以下、解説

Oracle MAは、95[98]Articulation Polesを持つ更新されたネットワークを備えたRev.1として復活し、鮮やかな音色、自然で豊かなテクスチャーを生み出し、声や楽器の自然な音色を失わないようにします。
Oracle MA Rev.1は、ストレインリリーフを使用した簡単な設置のための特許取得済みの“V” Configurationになっています。

※補足:拙宅で導入しているOracle MAの復刻版。68 Articulation Polesから95 Articulation Polesを実現するネットワークに更新されている。その他にAARMやVconfも採用されている。

・Oracle MA-X Rev. 3
Oracle_MA_X_Rev__56eb3813111ae.jpg
Oracle_MA_X_Rev__56eb37d8aa5a9.jpg
(公式HPより)

Pole数: 100[103] Articulation Poles
価格: 15999USD[17999USD](約1781000円[2003000円])
 →+1m: 500USD[600USD](約55600円[66800円])
特徴と利点:
 ・Multipole Technology採用
 ・Adjustable Impedance Selector(Low(5-50kΩ),Mid(40-100kΩ,High(90kΩ&Up)))
 ・Adjustable Articulation Response Module (A.A.R.M.)採用
 ・“V” Configuration採用(特許取得済)
 ・2C3D Technology採用
   - 堅実なサウンドステージと優れたイメージが強化されます。

 ・SIT(Stable Image Technology)採用
   - 消費電力量に関係なく、サウンドステージが適切な寸法比を維持することを保証します。

 ・JFA(Jitter Free Analog)採用
   - 音量の関係なく、正確な位置と明瞭さを備えた黒い背景を設定します。

以下、解説

Oracle MA-X Rev.3は、テクスチャ、ティンバー(音色)、ハーモニクス(倍音)を追加した調整可能なArticulationの前身に基づいており、OracleのSpeaker Interfaceを完全に補完します。
Rev.3では、現在、100[103] Articulation Polesを持っています。
音色は一層充実しており、より豊かで、より自然なものになりました。
全ての声とインストゥルメントは、ノイズのない背景に「塗装」され、さらにダイナミックレンジを広げた堅実さを残す大きく実物のようなサウンドステージで描かれます。

・Oracle MA-X SHD
Oracle_MA_X_SHD__525f36d4528d5.jpg
Oracle_MA_X_SHD__525f386249975.jpg
(公式HPより)

Pole数: 110[113] Articulation Poles
価格: 19999USD[21999USD](約2226000円[2449000円])
 →+1m: 600USD[700USD](約66800円[77900円])
特徴と利点:
 ・Multipole Technology採用
 ・Adjustable Impedance Selector(Low(5-50kΩ),Mid(40-100kΩ,High(90kΩ&Up)))
 ・2種類のAdjustable Articulation Response Module (A.A.R.M.)採用
  - Mid-High Articulation(-2,-1,0,+1,+2)、Low Frequency Articulation(Out or In)
 ・“V” Configuration採用(特許取得済)
 ・2C3D Technology採用
 ・SIT(Stable Image Technology)採用
 ・JFA(Jitter Free Analog)採用

以下、解説

Oracle MA-X SHD(Interconnect)は、次世代の完全調整可能なArticulation・Audio・Interfaceです。
SHD(Interconnect)は、Oracle Matrix SHDシリーズのSpeaker Interfaceと組み合わせて設計されており、最高110 Articulation Polesを使用しています。
110 Articulation Polesでは、音色は充実しており、より豊かで、より自然、テクスチャは厚く緻密なので、声や楽器の自然な音色を失わないようにします。
全ての声と楽器は、ノイズのない背景に「塗装」され、大きな3次元的なサウンドステージ内に描かれ、より大きなダイナミックレンジで堅固なサウンドが残っています。
SHD(Interconnect)では、2つの独自仕様に基づく画期的な改良により、堅固なサウンドステージと優れたイメージの特異性が再び強化されました。

録音から再生まで、オーディオ信号の完全性を維持するためには、MITが「保護の連鎖(chain of custody)」と呼ぶものを調べる必要があります。
これには、元のマスターレコーディングフォーマット、音源がどのようにミックスされ、マスターされたか、そしてエンドユーザーが再生に使用しているフォーマットなどの要因によって発生する可聴の詳細が含まれます。
interconnect interfaceは、再生システムの最も初期の接続点から音楽信号を転送するので、保護の連鎖において重要な役割を果たします。

シグナルチェーンの初期段階で使用されるinterfaceの適切な設計は特に困難です。
機器メーカーはしばしばそれらに固有の入出力インピーダンスを使用し、対応するインピーダンスを考慮することなく、コンポーネントを信号チェーンに挿入することができます。

非線形性の原因として、システム構築の「ミキシング・アンド・マッチング」プロセスによって、コンポーネントを選択してあるコンポーネントまたは別のコンポーネントにおける可聴の欠点を補うためにコンポーネントを選択し、それによってシステム全体の保護の連鎖を損なうことで、オーディオファイルをシステムに "EQ-ing"させることができます。

MITのエンジニアは、打楽器やベースの楽器で作られた基盤上に、あらゆる曲が形成されていることを理解しています。
当社の新しいSHD(Interconnect)は、低域を制御し、適切に接続するように機能します。
SHD(Interconnect)を使用すると、通常録音されている最低域より遥かに低い10Hzまで、システムを明瞭にすることができます。
このオーディオスペクトルの最も低い領域は、MITまた他社のInterconnectによって以前に対処されなかった領域です。

SHD(Interconnect)は、打楽器とベースの楽器の録音、それの音楽基盤個々の構成要素の音色を維持することに優れています。
これにより、システムは基礎から楽器の正しいのテクスチャを表示できます。
真ん中のC領域を越えて10HzからのArticulationをコントロールすることにより、打楽器とベースの楽器の自然な高調波は、基本的な音符と元々適切な関係に維持されます。
これにより、リズムセクションの音色とテクスチャが忠実に全体として表現されます。

これらの非常に重要なテクスチャは、システムがサウンドステージ内の楽器のレイヤーを再現することを可能にします。
サウンドステージの基礎がSHD技術によって適切に形成されると、より高い周波数の情報がこの空間内のしっかりとしたイメージを塗りつぶして停止させることができます。
SHDを使用すると、低音符でも指向的になり、生き生きとした様式や内臓的な様式で演奏を演出します。

15個の追加されたArticulation Polesによる追加の制御により、SHD(Interconnect)はボトムアップからティンバーの精度を中央のC領域まで上げます。
SHD Technologyは完璧かつ常に制御可能で、音楽のテクスチャを再現するために、情報の最も細かいスレッドを素早く転送し、ライブパフォーマンスで聴くことができる詳細を明らかにします。
録音会場の周囲の天井、壁、ステージフロアからの繊細な周囲の反射を維持することにより、SHD Technologyは今まで考えられなかった最も自然で魅力的なリスニング体験を提供することができます。

新しいSHD(Interconnect)には、二重のArticulation制御があります。
従来のA.A.R.M.(Adjustable Articulation Control Module)を使用することで、部屋の状況や機器の変更、ソフトウェアの選択の難しさを調整することができます。
録音には本当に好きな素晴らしいコンテンツが収録されている場合がありますが、録音の欠陥は非常に大きいので、追加のArticulationがこれらの欠陥を悪化させるように作用します。
この場合、Articulationノブを「ダイヤルダウン」にします。

ここまで

ざーっと訳しながら、書いていて思ったのが、音を画像で使われる言葉で表現されてる所が多く、私自身理解できてない部分が多々あるなぁと思いました。
なるべく、わかるような言い回しにするため、単語辞書や熟語を調べながら訳しましたが、よくわからないよ!という方は正常だと思います!(所々文法的におかしい部分もあるし)
今回の記事は、今後もう少し英訳の勉強を進めていきながら随時手直ししていこうと思います。

一通り読むのが大変だなぁと思う方ように、早見表を作りましたので以下をご覧いただければ。
※クリックして拡大表示推奨
早見表_02


未だに、現行で販売しているOracleシリーズへの興味は尽きませんが、定価ベースでの値段を見るとあまりに現実味が無いですね。(これで代理店が付いたりしたら、もっと現実味がなくなりそうな。そもそもOracleシリーズは取り扱わないと思いますが。)

Oracle MAとOracle Matrix 50を使っている私としては、コレで十分と言いたかったですがexorion氏が2ペア所持するOracle MA-X Rev. 2をうちで試聴してしまっているのでそう言えないのが辛い所です。
最後に各導入記、試聴記については以下にリンクを貼ります。

・MIT Oracle Matrix 50 Interconnect 導入記
ファイル 2016-11-27 14 26 53
(当ブログより)

・MIT Oracle MA Interconnect 導入記
IMG_5150.jpg
(当ブログより)

・MIT Oracle MA-X Rev.2 Interconnect 試聴記
IMG_5033.jpg
(当ブログより)

次回は、Speaker Interface編になります!
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exaSound PlayPoint 導入記

昨年末に注文し、2月上旬に導入したNetwork Audio Player(Bridge)についての導入記になります。
導入したものは「exaSound PlayPoint」になります。

ファイル 2017-02-19 16 08 36
・PlayPointの外見1(撮影者:ブログ主)

導入の経緯としては、
システム完成に関する記事「Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成!」より、
『再現性向上を考えてネットワークブリッジを導入する。』
今後の予定にあげたものから、第一弾として導入したものになります。

フジヤエービック経由で代理店であるエミライから購入しました。

早速、概要に移りたいと思います。

【概要】
まず、製品の特徴を国内HPから引用したものを以下に示します。

・海外で話題のソフトウェア「Roon」に対応するほか,PlayPoint1台でUPnPを含む複数のネットワークオーディオ用プロトコルに対応

・USB Audio Class 2.0を利用せず、独自のUSBオーディオプロトコルを使用することで,通常のアシンクロナスUSB接続の限界を超えるジッターの抑制とUSB伝送のタイミングエラーの抑制を可能とするZeroJitterテクノロジー搭載

・4-wayボリューム・シンクロ機能(8chを個別に音量制御できる機能)を搭載するほか,USB DACを直接制御することでデータ欠落を防ぎながら音量調整を可能としたZeroResolutionLossテクノロジー搭載

・インターフェース部からDAC部に至るまでの間でソフトウェア的な処理は一切行わず,入力された信号をそのままDACチップへと伝送するENclusiv?テクノロジー搭載

・ステレオ,マルチchを問わず現存するあらゆるハイレゾ音源に対応
  - DSD64, DSD128, DSD256(28MHz)までのDSDデータ(ステレオおよびマルチch)
  - 1kHz / 16bit から 384kHz / 32bit までのPCMデータ(ステレオおよびマルチch)

・DSD256データのストリーミング再生をサポート(HQPlayer NAA,JRiver,MPD,MinimServer,Twonky,Asset UPnP使用時)

・ Wi-Fiおよびギガビットイーサ対応のネットワークによるマルチチャンネル再生に対応

・タッチパネル型カラー液晶採用でシンプルかつ柔軟な操作性を実現

・ノイズ源を徹底して排除するためWi-Fi機能を排した日本限定モデルも販売

※今回私が導入したのはWi-Fi機能を搭載した標準モデルになります。

PlayPointに搭載された技術解説を以下に示します。(公式HPより)

ZeroJitter Technology
----------------------------------------------------------------------------------------------
ZeroJitterテクノロジーはPlayPointとexaSound製DACとをUSB接続した際に有効となる、exaSound独自の技術です。
exaSoundの専用ドライバーはUSB Audio Class 2.0を利用せず、独自のUSBオーディオプロトコルを使用しています。
自社開発のUSBドライバーソフトウェアとUSBインターフェース基板のファームウェアを有するからこそ実現した、従来のUSB Audio Class 2.0規格の限界をブレーク・スルーするテクノロジーです。
ZeroJitterテクノロジーにより、通常のアシンクロナスUSB接続の限界を超えるジッターの抑制とUSB伝送のタイミングエラーの抑制を可能としています。


GalvanicInfinity Technology
----------------------------------------------------------------------------------------------
GalvanicInfinityテクノロジーはexaSound製DAC全てに搭載されているコンピューター起因のノイズを抑制する技術です。PlayPointはソフトウェア処理のうえでもこの思想を発展させ、ジッターや信号の遅延を抑制するための特殊な伝送方式を採用しています。


ZeroResolutionLoss Technology
----------------------------------------------------------------------------------------------
ES9018Sは疑いようもなく素晴らしい性能を有するDACチップであり、事実、exaSoundはこのDACチップと出会い、たちまち虜になりました。
しかし、exaSoundはこのDACチップの真価を発揮させるには並大抵の努力では足りないこともまた理解していました。
exaSoundでは、ES9018Sの真の性能を発揮させるべく、回路設計、ファームウェア開発、ドライバーソフトウェア開発と多岐にわたり検証を重ねてきました。
ZeroResolutionLossテクノロジーは独自のボリューム調整機能により音楽信号を常に0dBFSで出力するよう調整されており、DACチップの直前まで一切の信号の欠落を許さない仕様になっています。
また、PlayPointは、exaSound製DACとの組み合わせにおいて、プレイポイントのタッチパネルスクリーンであっても、IRリモコン経由であっても、DACのフロントパネルのボタンであっても、そしてiPad上のアプリケーションであっても、常にZeroResolutionLossテクノロジーによるボリュームシンクロ機能が有効になります。


ENclusiv Technology
----------------------------------------------------------------------------------------------
ENclusivテクノロジーは、32bit/384kHzまでのPCMや12.288MHzまでのDSDといったハイレゾ音源を含む、既存のあらゆるデジタル音源に対して、一切の加工をせずビット・パーフェクトな状態でDACチップへ信号を伝送することを可能とする技術です。
インターフェース部からDAC部に至るまでの間でソフトウェア的な処理は一切行わず、入力された信号をそのままDACチップへと伝送することで、音楽データの真の姿を再現します。
結果的に、PlayPointはHQPlayerなどでの音楽データのポスト・プロセッシングによる音質変化を最も感じやすい製品としても機能します。


【使い方】
使用方法について書く前に。
「Roon」とは、何か?
roon-logo-470x253.png


ライブラリ統合型の再生ソフトです。
ソフト自体は買い切りではなく、以下の二通りの契約プランがあります。
・1年契約(119USD)
・永年契約(499USD)

私はお試しも兼ねて1年契約で使用しています。
詳細な情報については以下を参照すると良いと思います。
クラウド/ローカルをシームレスにつなぐ“総合音楽鑑賞プレーヤーソフト”「Roon」の魔法とは?

次に「Roon」の基本構成について、
roon.jpg

Roonは大きく分けて3つの構成から成ります。
・Control: 画面の操作(選曲)

・Core: ライブラリ管理と音源の読み込み

・Output: データを機器に送る
 ※例:USB DAC

それぞれの詳細な説明についてわかりやすく説明している記事は以下になります。
話題の音楽再生ソフト「Roon」は音も良い? RoonReady機器でネットワーク再生を検証

それでは、PlayPointの使い方について書いていきます。
以下の6通りの使用が出来ます。

1:Roon Ready プレーヤー
2:Roon Server
3:Network Audio Adapter for HQPlayer
4:UPnP/OpenHome プレーヤー
5:MPD プレーヤー
6:AirPlay プレーヤー

当方では主に1~3での使用方法について書いていこうと思います。
また、それぞれ拙宅のシステムで利用した場合の例を図で示します。

1:Roon Ready プレーヤー
この使い方では、Roon Serverが起動しているPCまたはNASに接続されます。
また、ネットワークの設定は不要で、データはビットパーフェクトな状態でDACに伝送することが出来ます。
ネットワーク経由で接続されたPlayPointがRoonにおけるOutput(=RoonReady)の役目をし、PlayPointには同社製のUSB DAC(e20mk3)を接続します。

スライド1
・PlayPointをRoon Ready プレーヤーとして使った際の構成図(作成者:ブログ主)

・Control: Roon Remote Appを入れたiPadまたはiPhone
・Core: Roon1.3を入れたPC
Output(=RoonReady): PlayPoint(有線)
・Storage: NAS
・DAC: exaSound e20mk3

2:Roon Server
ネットワーク経由で接続されたPlayPointがRoonにおけるCore + Output(=RoonServer)の役目をし、PlayPointには同社製のUSB DAC(e20mk3)を接続します。
この構成が最もシンプルかつ最短経路でデータ伝送を行うことが出来ます。
StorageにはNASまたはUSB接続された外付けHDD等を用います。
現在の最新のFirmware(Version.12)ではRoon1.3に対応しています。

ファイル 2017-02-19 14 17 52
・Roon Serverがインストールされた状態
※画像はFirmwareをアップデートする前なのでRoon 1.2がインストールされている。

スライド2
・PlayPointをRoonServerとして使った際の構成図(作成者:ブログ主)

・Control: Roon Remote Appを入れたiPadまたはiPhone
Core + Output(=RoonSrver): 最新のFirmwareを適応させたPlayPoint(有線)
・Storage: NAS
・DAC: exaSound e20mk3

3:Network Audio Adapter for HQPlayer
PlayPointはSignalyst HQPlayerのNetwork Audio Adapter (NAA)プロトコルに対応しています。
本機能によって、HQPlayer側でアップサンプリング・アップコンバージョン処理を行った後、演算済みデータをネットワーク経由でPlayPointに送ることが可能になります。

スライド3
・PlayPointでNAAを使った際の構成図(作成者:ブログ主)

・Control: Roon Remote Appを入れたiPadまたはiPhone
Core: Roon1.3とHQPlayerを入れたPC
※RoonでネットワークデバイスにHQPlayerを選択。
※HQPlayerでNAAを選択、デフォルトのデバイスはPlayPointを選択。
・Output: PlayPoint(有線)
・Storage: NAS
・DAC: exaSound e20mk3

それぞれの詳しい使い方ついては公式HP下部にクイックスタートガイドが用意されていますでのそちらを参照して下さい。
公式HPはこちら__


【外見】
ケースは持ち運べるように、上部に持ち手が付いています。
DACのケースよりもコンパクトになっています。
ファイル 2017-02-19 18 02 33
・ケース外観(撮影者:ブログ主)

ケースを開けるとビニール袋に本体、それとは別にマニュアルが入っています。
また、右上の白い箱にはWi-Fi用のアンテナ、ACアダプタ、LANケーブルが入っています。
ファイル 2017-02-19 14 17 34
・ケースの中身(撮影者:ブログ主)

背面を見ると、左右にWi-Fi用のアンテナを取り付ける場所、USB2.0と3.0のポートが二箇所、LANポートが付いています。
電源の入力は12V3Aとなっています。
※HDMIについては現状使用されていません。
exaSound-PP1-Rear-HR2-768x506.jpg
・背面(公式HPより)


【使用感】
家のホームネットワークに追加するだけなので複雑な設定は要らず、基本的にはPlayPointにLANケーブルを指すだけで使用可能です。
その後は聴くスタイルに合わせて、PlayPointの使い方を選択します。
正面のタッチパネルでの操作は非常に滑らか、UIも分かりやすく、直感的に操作することが出来ます。
暫く、正面のタッチパネルの操作がないと自動消灯してくれます。(便利)


【レビュー】
当方では、使用方法で述べた"3"の使い方が最も良好な結果を得られたのでレビューではこの方法を使った場合について書きます。

スライド3
・PlayPointでNAAを使った際の構成図(作成者:ブログ主)

・Control: Roon Remote Appを入れたiPadまたはiPhone
・Core: Roon1.3とHQPlayerを入れたPC
※RoonでネットワークデバイスにHQPlayerを選択。
※HQPlayerでNAAを選択、デフォルトのデバイスはPlayPointを選択。
・Output: PlayPoint(有線)
・Storage: NAS
・DAC: exaSound e20mk3
※PlayPointとDACをUSB接続

HQPlayer側で行うディザー,アップコンバージョンの処理について、

使用するリサンプリング・フィルターは聴くソースに合わせて最も良好な結果を得られたものを使用。
ディザーについても同様。

聴くソースは以下のようにアップコンバート。
PCM:
44.1 kHz → 88.2 kHz
48 kHz → 96 kHz
88.2 kHz、96kHz はコンバートせず。
それ以上のソースは無し。

DSD:
DSD64,128,256はネイティブ

レビューではPlayPoint導入前のシステムと比較します。

導入前のシステムを以下に示します。
・Control: Roon Remote Appを入れたiPadまたはiPhone
・Core+Output: Roon1.3とHQPlayerを入れたPC
※RoonでネットワークデバイスにHQPlayerを選択。
・Storage: NAS
・DAC: exaSound e20mk3
※PCとDACをUSB接続

導入前:
PCはオーディオシステムにおけるノイズ源でしかないという意見があります。
音の影響としては、
・サウンドステージが平面的(立体感が無い)
・音が荒い(ピーク感、耳あたりが悪い)
・そもそもの情報量が少ない
・定位が曖昧

等があり、オーディオ機器として向いていないのでは?と思っている方も多いかと思われます。
私が使用しているPCはファンレス低電圧駆動のものを選んでおり、専用の電源を使って動かしています。
また、OSを最適化するソフトやリアルタイムでのキャリブレーションを行うソフトによりオーディオに適したものにしています。
そのお陰か、導入前から大きな不満はありませんでした。
色々試していく中で、PCでもある程度煮詰めていくことでそういった悪影響を抑えることは可能と思っています。


導入後:
それでは、PlayPointを導入して、前と比較して感じた部分を列挙していきます。

・サウンドステージの範囲が広くなる
・左右だけでなく、奥域方向が深く、上下方向の広がりが感じられる
・音像同士の前後感が分かりやすくなり、立体感が出る
・厚みを維持しつつ、音像の輪郭がより明瞭に、膨らまず定位する
・声色の違いがはっきり出る
・基本性能の向上(主に情報量、解像感)

思った以上に、差が大きく導入当初は戸惑いました。
現状大きなマイナス点は見つからず、思った通りの音質的向上を得られました。

今回、何故ソフトの接点を増やしてでもこの使用方法選んだかについて、
1:Roon Ready プレーヤー
2:Roon Server
3:Network Audio Adapter for HQPlayer

・性能毎で比較すると以下の通り、
情報量:   2 > 1 = 3
解像感:   2 = 3 > 1
空間表現:  3 > 1 > 2
定位感:   3 > 1 > 2
耳当たり:  3 > 1 = 2

構成をシンプルにした方が、聴覚上の情報量や解像感と言った部分が3での使用方法と比べると良いと言う結果になりましたが、音が薄く立体感に乏しい音に聴こえます。
また、いつもの音量で聴いていると聴き疲れが起きます。刺さるほどのキツさではありませんが、コンプ音特有のピーク感が耳を圧迫する感じがします。
私の中での再現性の向上とは音の立体感、生々しさ特有の耳あたりの良さ(破綻の無さ)が必要になってきます。
なので、その要素を持ちつつ、オーディオ的な性能を十分保持出来る組み合わせとして"3"の使用方法を選びました。
※利便性の観点からは、1~3の使い方の何れでも大きな差がありませんでした。

【まとめ】
昨年のシステム完成記事より、今後の予定(展望)で書いた通りの『再現性向上』に繋がったと思います。
1月に訪問したavcat O氏邸訪問で行った上流機器の聴き比べでも感じましたが、システム全体への影響力は自身のシステムでも大きな違いを感じる事ができました。
Roon + HQPlayer + PlayPointによるネットワークオーディオの形は、利便性が高く、再現性の高い再生が出来るようになりました。
今後も予定(展望)通りシステムを煮詰めていこうと思います。

【ギャラリー】
ファイル 2017-02-19 14 18 03
・導入当初1(撮影者:ブログ主)

ファイル 2017-02-19 14 18 20
・導入当初2(撮影者:ブログ主)

ファイル 2017-02-19 14 18 40
・現在2(撮影者:ブログ主)

avcat O氏邸訪問記

新年最初の投稿になります。
本年も当ブログをよろしくお願いします!


今回は昨年12月頭に、exorion邸へ訪問した際にご一緒したavcat(audio&visual catalog アブキャット)の運営者であるO氏の所に訪問しました。

システム全体
・システム全体像(撮影者:NOSさん)

訪問は今月頭になります。
場所は静岡ということで行きは新幹線で向かいました。
訪問前からシステムの詳細は把握していたので、Vivaldiシステムが大好きなNOSさんをお誘いしました。また、去年夏に訪問したNOSさんの後輩に当たるせれっしょんさんも同行して3人で訪問しています。

まず、機材及びケーブル構成について
●avcat webmaster’s System

・CD/SACD Transport: dCS Vivaldi Transport
 - MIT Magnum AC1(電源ケーブル)
  - MIT Z-STABILIZER(電源コンディショナー)
  - electraglide epiphany(電源ケーブル)

・DAC: dCS Vivaldi DAC
 - Transparent Powerlink XL 3 Network BOX(電源ケーブル)

・Upsampler/Network Transport: dCS Vivaldi Upsampler
 - Transparent Powerlink XL 3 Network BOX(電源ケーブル)

・Clock: dCS Vivaldi Clock
 - JPS LAbs Digital AC(電源ケーブル)

・Network Transport: Sforzart DST-01
 - MIT Magnum AC1(電源ケーブル)
  - MIT Z-STABILIZER(電源コンディショナー)
  - electraglide epiphany(電源ケーブル)

・NAS: QNAP TS-119

・PreAmplifier: VIOLA Spirito
 - Siltech SPO12M(電源ケーブル)
  - MIT Z-STABILIZER(電源コンディショナー)
  - ESOTERIC PC8100(電源ケーブル)

・PowerAmplifier: VIOLA Bravo 4BOX
 - Transparent PLMM 20A×2(電源ケーブル)

・Speaker: YG Acoustics Anat 3 Signature Reference Professional ( Sonja XV Passive upgrade )
 - 高域: Siltech LS-188 MK2 3.0m
 - 中域: Siltech LS-188 MK2 3.0m
 - 低域: Siltech LS-188 MK2 2.0m

・Rack:TAOC CS-5D(棚板:BDR THE SHELF)

・Cable:
<DAC to PreAmplifier>
 - MIT OLACLE V1.1 XLR 1.5m
 - Nordost Valhalla XLR 1.0m(予備)

<PreAmplifier to PowerAmplifier>
 - Crystal Cable Reference XLR 6.0m×2
 - MIT OLACLE V1.1 9.0m(予備)
 - MIT MAGNUM M1 6.0m(予備)

<Transport to DAC>
 - Siltech GOLDEN REDGE AES/EBU×2(Dual AES/EBU)

<Upsampler to DAC>
 - Siltech GOLDEN REDGE AES/EBU×2(Dual AES/EBU)

<NetworkTransport to Upsampler>
 - Siltech GOLDEN REDGE AES/EBU

<NetworkTransport to DAC>
 - Siltech GOLDEN REDGE RCA

<Clock to DAC>
 - 44.1KHz: Nordost Valhalla Digital BNC
 - 48KHz: Nordost Valhalla Digital BNC

<Clock to Transport>
 - Cardas Clear Digital BNC

<Clock to Upsampler>
 - 44.1KHz: Cardas Clear Digital BNC
 - 48KHz: Cardas Clear Digital BNC

<Network Transport to DAC Clock>
 - Siltech GOLDEN REDGE BNC
 - Nordost SilverShadow BNC

スピーカとパワーアンプ
・スピーカとパワーアンプ(撮影者:NOSさん)

プリとプレイヤ、その他
・プリアンプとVivaldiフルシステム、sfzのNWトランスポート(撮影者:NOSさん)

・オーディオルームについて:
ホームシアター向けの音響施工をYAMAHAによって施されています。
また、重量級アンプのBravoやYGのSpeakerにも耐えうる強固な床になっています。
広さは約8畳で、部屋の響きは少なく、デッド方向に振られていると感じました。
天井
・天井(撮影者:ブログ主)

側面壁
・側面の壁(撮影者:ブログ主)

掛けた持ち込みソースは3人共CDになります。
今回は人数が多いこともあり、NOSさんからスムーズに聴くための提案をもらいました。
その提案とは、komugiさん方式で聴こうとのこと。
※komugiさん方式とは:1人あたり一度にかける曲が2曲まで。

この方式のおかげで終了までスムーズに聴くことが出来ました。


初めは、O氏が数曲選んで聴かせてもらいましたが、曲名を控え忘れたので、自分で掛けたソースをメインに書いていきたいと思います。

私が持ち込んだソース10枚の中から4曲をピックアップして書きます。

1曲目: 花澤香菜「こきゅうとす」より『こきゅうとす』
2-こきゅうとす

この曲のポイントは以下の通り、
・打ち込みの3次元的な音像展開
・豊かな色彩表現
・空間を埋め尽くす密度の高い情報量
・ボーカルの声質表現

感想:
聴こえてきたのは、曲の始まりの背景が非常に静かで、ただ静かなのではなく、情報で埋め尽くされた黒い背景を見ているようでした。サウンドステージの展開は奥域方向に広く、音が前に飛んで来る感じはありません。中低域が膨らみやすいドラムは、全く膨らまず滲むこともなく、ボーカルと楽器をしっかりと分解し、一音一音の音階が明瞭に表現されています。
一音の漏れも無いようなこれでもかと振り絞って出してくる情報量と後方に広大な空間を微細に分解された情報で埋め尽くすような感じは他のシステムでは聴いたことが無い体験でした。
気になった点としては、exorion邸では感じられた打ち込みやボーカルの立体感は薄めで、情報量の面で襲いかかってくるような平面的に感じられました。また、ボーカルの口元(音像の焦点)がフォーカスし難いと感じられました。 私的に思った要因としては、リスニングポジションとツィーターの高さ、正面のスクリーンの影響があると思いました。
ポイントの1つであるボーカルの声質については、生々しさよりもこの曲でボーカルに掛けているエフェクトを忠実に再現し、透明感と空気感溢れるボーカルでした。また、音の消え際が静かであるものの、余韻が長く感じる部分がありました。

2曲目: 七転福音 (CV.福沙奈恵)/クラリオン (CV.沼倉愛美) 「LoSe±CoNtRoL」より『LoSe±CoNtRoL』
losecontrol.jpg

去年のアニソンの中で良質ソースと思った一曲です。
この曲のポイントは以下の通り、
・広大なサウンドステージ
・ピンポイント定位
・キャラクターのニュアンス表現
・空間の情景描写
・スピード感の揃った音 ※ハイスピード
・ボーカルの立体感
・色彩豊か電子音

<この曲が良く歌ったと感じられる時>
「全身義体である福音(七転福音)と猫耳を装着した戦闘用アンドロイドのクラリン(クラリオン)が自身のアバターで電脳空間を巡る様が浮かび上がってくる感じ。電脳空間という先の見えない広大で、莫大な情報量の海の中を高速で移動するような感じ。そしてなにより、福音とクラリンというこれでもかと可愛さを詰めたキャラクター達の可愛い様を感じ取って欲しい。」
トラック3と4のRemixを施したソロver.も必聴です♪

感想:
上から下までスピードの揃った音は、この曲の躍動感を遅れなく伝えられており、曲の終わりまで揃っている音は初体験でした。そして、電子音の音階の変わる様子も明瞭に聴こえてきて、カラフルでした。まさに電脳空間がその場に見えるような、遅れの無い、高速で飛び交うロスの無い様々な情報と先の見えない広大なサウンドステージが展開されており、この再現性の高さには驚きました。他の曲ではセンターボーカルの音像定位に甘さを感じましたが、この曲の場合、左右後方に定位するので問題は有りませんでした。滲むことのない輪郭と焦点がピタリとあった音像は、頭身代で立つネネとクラリオンが見えてくるようでした。
特にサビの部分では、二人が電脳空間を巡る様が見えるような情景が浮かんでくるようでした。
また、福音の明るさと可愛さ、クラリン(クラリオン)の冷静さと落ち着きがニュアンスとしてしっかりと表現されていました。この曲のポイントを見事に抑えた、私が理想とする歌い方を聴くことが出来ました。

3曲目: プラズマジカ「ハートをRock!!」より『ハートをRock!!』
ハートをROCK!!

この曲のポイントは以下の通り、
・楽器毎に、空間に配置される
・キャラクター4人のニュアンス表現
・OP映像が浮かんできそうな躍動感
・サビ時の合いの手の表現
・ボーカル4人が並ぶような定位感
・楽器のアグレッシブでノリの良い感じ(メリハリ、前に飛んでくる感じ)

感想:
どの曲を聴いても共通な部分として、極めて高い分離感と解像感による音の被りや滲みが無いのは良い点ですが、サウンドステージがSPの内側にこぢんまりと形成され、平面的で窮屈さを感じました。楽器とボーカルが一直線上に引っ込んで並んでおり、分離はされていても前後左右に配置されているような立体感は感じられなかったです。また、ボリュームを上げると滲みがない分ボーカルの粗さが中高域のピーク感としてキツさを感じました。聴きたいキャラクター毎のニュアンスよりもキツさが先に来てしまい、途中でボリュームを下げました。
楽器やボーカルが出て欲しい時に出てこず、キレは良いものの張りや厚みが不足しており、線が細く聴こえました。最後に、定位しているとは言い難く、情報量の面でぶたれるような聴こえ方と思いました。
この曲を聴いて、ソースに厳しいシステムだと思いました。
ストレートに感じたことを書いていますが、これが本来のソースの質なのかと言われると部分的にはそうとも言えますが、ストレスを感じさせる要素の『補正』と『アレンジ』が足りていないと思いました。


4曲目: 田村ゆかり「Love parade」より『追い風』
Love parade

私の2曲あるReferenceのうちの一曲になります。
この曲のポイントは以下の通り、
・サウンドステージは聴き手の後ろを含めて形成される
・前後左右、上下においての音の回り具合
・聴き手の後方に浮かび上がる実体感のあるドア
・ボーカルの後ろの上方から下へ落ちる水滴の質感と落ちた際の広がり方
・当時の声の若さ、質感の表現
・高域は空間に漂わせつつも広がっていく感じ、低域は空間を震わし重圧をもって広がる。
・これらを両立させ部屋全体を満たす

感想:
音の周り具合は縦長の部屋なので包み込まれるようなサウンドステージではありませんが、リスニングポジション後方に定位する音は極めて明瞭でリアルでした。システムのクオリティ的により広い部屋だと、実寸台のドアが後方に現れるでは?と思いました。ボーカルの後ろ上方から落ちる水滴の質感と広がり方については、もう少し瑞々しさが欲しいと感じつつも、落ちてからスーッと消えるまでの広がり方は素晴らしいと感じました。声の質感については、若々しさや瑞々しさよりも美音寄りの小奇麗な感じでイメージとは異なりました。
音の充実感は、SP後方に関しては微細にまで分解された膨大な情報量でサウンドステージが満たされていましたが、音が聴き手後方に来る時以外前に出てこないので、スピーカとリスニングポジションの間は音の充実感が薄いように感じられました。

次に、上流を変えての比較試聴で感じたことを書きます。
※あくまで、ソースに対する聴こえ方の感想であり、使用機器の悪い部分や批判では無いことを予め書いておきます。

比較する曲:キャロル・マールス・ディーンハイム(CV:水瀬いのり) 「戦姫絶唱シンフォギアGXキャラクターソング8」より『殲琴・ダウルダブラ』
ダウルダヴラ

比較する機器:
・Vivaldi Transport(CD/SACD Transport) - CDソース
・Vivaldi Upsampler(Network Transport) - データソース
・Sforzart DST-01(Network Transport) - データソース

トランスポートとアップサンプラー
・上:Upsampler、下:Transport(撮影者:NOSさん)

DST-01
・DST-01(撮影者:NOSさん、トリミング:ブログ主)

・Vivaldi Transport(CD/SACD Transport)
感想(箇条書き):
・良い点:
ボーカルとバックコーラスの分離が良い
ボーカルとコーラスが前後感良く並ぶ
サウンドステージは後方に広く、スピーカの外側後方まで広がる
低域がダマにならず、音階が明瞭に刻まれる
キツく感じさせないバランスが絶妙(耳あたりが良い)

・気になった点:
低域の力感と張りが不足し、線が細く聴こえる
ボーカルの線が細めで実体感が薄い

・Vivaldi Upsampler(Network Transport)
・良い点:
力感や張りが出る
厚みが出たことにより、実体感が増す

・気になった点:
サウンドステージがスピーカの外側まで広がらない(スピーカの間まで)
ボーカルが堅く、キツく聴こえる(中高域のピーク感)

・Sforzart DST-01(Network Transport)
・良い点:
3つの中では一番ボーカルに厚みと深みがある(実体感がある)
低域の重圧感と力感が出る

・気になった点:
3つの中では一番、ボーカルが硬くキツい(中高域にピーク感がある)
上のレンジのバランスが悪く聴こえる
中低域から低域にかけての階調が甘くなる
分解しきれず、ダマ感が出る

まとめ:
3つの中ではトランスポートを「Vivaldi Transport」にした時が一番バランス良く、基本性能も高く聴こえました。
この比較で、上流の重要性を改めて痛感しました。


最後に、今回は複数人で訪問したということで、NOSさんのソースをかけている際に感じたことを含めて、レビューのまとめとして「avcat O氏邸のシステムはどんな音なのか?」について箇条書きにしていこうと思います。((
(彼が掛けていたソースは主に、ダイナミックオーディオ5555の7Fの川又さんのReferenceソースや自身のReferenceとする「Jackie Evancho」です。)

・ソースの質の良さを十二分に引き出す圧倒的な情報量と質感表現(生々しさ)、レンジ感
・全く滲まない極めて高い明瞭性
・上から下(極低域)まで曖昧さのない解像感と音階表現
・立ち上がりと立ち下がりに遅れのないスピード感
・極低域で空間を震わしながらも、音像が肥大化しない定位感(低音楽器の再現力)
・前後左右の奥域方向に広大なサウンドステージ
・キツいと感じないギリギリを狙った耳あたりの良さと上方向のレンジ感


訪問記恒例として、avcat O氏が思う己の求める音(テーマ)について、
(頂いた文章をそのまま以下に記述します。)

「O氏が思う己の求める音(テーマ)」
・オーディオ的に両立が困難な音の要素の高次元での両立実現
・すべての帯域で音のタイミングが高速状態で一致すると共に、階調、解像、定位、質感が混濁なくとれること。
・音量による音の破綻がないこと。
・部屋の狭さによる阻害がなければ、スピーカーの存在を全く感じさせない分離感と奥行き、横幅、縦方向の空間表現



全体のまとめ:
O氏が求める音をしっかりと持ち込んだソースや掛けて下さったソースで感じることが出来ました。
また、今まで体験したことのない音も多く、その中でも低域から極低域にかけての階調能力は異次元と感じる体験でした。
もう一点上げるとするならば、音のタイミングのズレの無さです。これにより極めて高い明瞭性と階調(リズム感)の良さを感じられました。
O氏のシステムからは私が聴くソースにも重要、必要と思う要素が多く詰まっており、大変勉強になりました。
今回の訪問では、改めて私が聴くソースというのは、ハイエンドで鳴らす場合は+αのアプローチが必要だと感じながらも、基本性能(情報量、レンジ感、階調表現、スピード感等)は高いに越したことはないと思いました。
そして、再度オーディオの面白さや難しさを感じることが出来る充実した訪問オフでした。
O氏は「とにかく、まずは出来る限り聴け」を元に膨大な時間を経て、数多くのシステム、製品(スピーカ、機器、ケーブル等)を聴いてきたそうです。
メーカや製品、オーディオに対する知識量は、場数を踏む多さが裏付けとなっているとお話をしている時に感じました。
その経験の中で、多くの機器を聴き、自身のシステムに導入して試行錯誤をしていくことで、機器やケーブルを選択し、自身のオーディオ(音)を確立していったのだと思いました。
やはり、自身のオーディオがしっかりしている人のシステムは音としての説得力が違うと思いました。
新年1回目の訪問オフから、大変有意義な一日を送らせて頂いたavcat O氏に感謝を申し上げると共に、今後更なる高みを実現出来ることを願い、本訪問記の結びとします。

おまけ:
夕方に当初の予定通り、同じ静岡県内にある他のユーザさん(ここではH氏とお呼びします)のお宅へ訪問しました。
メインスピーカはなんと!
『Apogee DIVA』
全面平面型スピーカを聴くのは初体験。。
主にボーカルものとオーケストラ、ドラムスを聴きましたが、どれも初めて聴く音でした。
大型平面スピーカから放たれる低域は今まで聴いたことのあるどのスピーカとも異なっていました。
ドラムの質感やオーケストラのスケール感の衝撃は克明に耳へ刻み込まれました。
また、女性ボーカルの表現力はその名の通り女神(DIVA)の如く、美しさと実体感でした。
このスピーカを終着点にする方の気持ちもわかりました。
一日で初体験の多くの音を聴けたのは、今後の自分のオーディオへ大きな影響、やる気を掻き立てる素晴らしい経験になりました。

『NOSさん撮影集』

・YG Acoustics Anat 3 Signature Reference Professional
YG

・VIOLA Bravo 4BOX
BRAVO 4BOX

・VIOLA Bravo 4BOX & YG Acoustics Anat 3 Signature Reference Professional No.1
広角

・VIOLA Bravo 4BOX & YG Acoustics Anat 3 Signature Reference Professional No.2
システム正面2

・VIOLA Bravo 4BOX & YG Acoustics Anat 3 Signature Reference Professional No.3
システム正面

・dCS Vivaldi Upsampler & Transport No.1
トランスポートとアップサンプラー1

・dCS Vivaldi Upsampler & Transport No.2
トランスポートとアップサンプラー2

・dCS Vivaldi Upsampler & Transport & DAC
トランスポートとアップサンプラーとDAC

Fundamental RM10 - ゆかりん、ざーさん、いのすけシステム完成!

どこかで見覚えのあるタイトルの書き方ですが、今月もなんとか一ネタ更新出来ました。

ホームオーディオをはじめて早5年。
漸くシステムの完成の7割が見えた所で、今年を締めくくる記事を書いていこうと思います。
このシステムは、私が聴くジャンル(アニソン)に特化させたものになります。

IMG_2266.jpg

●My System

・PC Transport:Fanless Silent Audio PC
 - DC Conditioner:JS PC Audio DFS40
 - Power Supply:RATOC Audio Lab RAL-AC05-03
 - OS・Software : Windows 8.1, Roon, HQplayer, etc...
 - USB Cable:AIM SHIELDIO UM1-N005

 - Switching Hub:JS PC Audio NH-10D(Special orders)
  - Power Cord:VOVOX Textura power
  - LAN Terminator:JS PC Audio NLT1
  - LAN Cable:JS PC Audio NOCX ×2

 - NAS:IO DATA Rock Disk next WD2T
  - Noise Cancellation:iFi Audio DC iPurifier
  - Power Supply:iFi Audio iPower 12V

・DAC:exaSound e20mk3
 - Noise cancellation:iFi Audio DC iPurifier
 - Power Supply:Audio Design DCA-12V
 - Power Cord:VOVOX Textura power
 - Insulator:KRYNA:C-prop mini extend/3P

・Pre Amplifier:Jeff Rowland D.G. CONSONANCE
 - Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 - Insulator:KRYNA:C-prop/3P

・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B(match to Preamp)
 - Power Cord:MIT Oracle AC1 Mod

・Speakers:Fundamental RM10
 - Sp Cable:MIT SL-Matrix 90 Speaker Interface 10ft
 - Sp Insulator:KRYNA:D-prop mini extend/3P
 - Sp Stand:Acoustic Revive RSS-602
 - Stand Insulator:COLD RAY:SPIKE PROTECTOR 3
 - Sp Board:Acoustic Revive RST-64

・Interconnect:
 - DAC → Pre:MIT Oracle MA
 - Pre → Power:MIT Oracle Matrix 50

・Outlet:JODELICA THE SOUND SOURCE Ⅱ
 - Outlet Cover:Audio Replas CPP-2SZ
 - Outlet Base:Acoustic Revive CB1-DB
 - Power IN:Poweramp, Power Supply1

・Power Supply 1:Richard Gray's Power Company 400pro Mod rev.3
 - Power Cord:MIT Oracle Z-Cord III
 - Insulator:OBLIGATO ACOUSTIC DCmini/4P
 - Audio Board:Finland Birch Board
 - Power IN:Power Supply2, Preamp, DAC

・Power Supply 2:Acoustic Revive RTP-6 Mod
 - AC Conditioner:JS PC Audio AFS1 LTD [1st Anniversary Edition]
 - Power Cord:OYAIDE L/i 50 OFC R2.5
 - Power IN:PC, Hub, NAS

・Rack:QUADRASPIRE Q4D SLIT Black

・Room Tuning:
 - SoundSphere Next TILE TL1350 /2
 - SoundSphere Next PYRAMID PY400 /2
 - Vento SQUARE /32
 - YAMAHA ACP-2 MB /2
 - etc... /18

システムギャラリー:
IMG_2302.jpg
・全体像(撮影者:NOSさん)

ファイル 2016-12-17 14 09 37
・DAC(撮影者:ブログ主)

ファイル 2016-12-17 14 09 16
・Preamp(撮影者:ブログ主)

IMG_2334.jpg
・Poweramp(撮影者:NOSさん)

IMG_2267.jpg
・Speaker(撮影者:NOSさん)

ファイル 2016-12-17 14 08 21
・MIT Oracle MA(撮影者:ブログ主)

IMG_2327.jpg
・MIT Oracle Matrix50(撮影者:NOSさん)

IMG_2332.jpg
・MIT SL-Matirx90S(撮影者:NOSさん)

システムの構築にあたって、
まず、私が求める理想の音について述べます。

●Ideal Sound & Vision
「ストレスを感じさせない、目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」

私が聴く音楽はアニメや声優を主体としたものが9割を占めます。
その中でも以下についてはReferenceとしています。

・田村ゆかり

・花澤香菜

・水瀬いのり


どう歌って欲しいかは曲ごとに異なることやそれを書き始めたら終わりが見えないので、今回は紹介で留めておきます(笑)

●Sound Design
理想の音から考えられるシステムに必要な要素を列挙したいと思います。

まず、理想の音を2つに分けます。
 ①「ストレスを感じさせない音」
 ②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」


私にとって①とはどういった音なのかを要素ごとに列挙します。
・耳に刺さらない
・帯域のピーク感を感じさせない
・音の遅れを感じさせない
・サウンドステージが平面的にならない
・音がダマにならない
・音が被らない
・定位感が曖昧にならない
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない
・抜けの悪さを感じさせない

同様に②とはどういった音なのかを列挙します。
・楽器やボーカルに厚みがある
・キレと張りがある
・ボーカルの口が大きくならない
・スピード感とノリの良さ
・声質の再現力
・定位感のブレと滲みが少ない
・纏まり

ざっと思いつくだけ書いてみましたが、一行の文の中にこれだけの要素が詰まっています。
私の場合、それを自身の耳で納得がいくまで試行錯誤を繰り返します。

●Sound Create
上記の要素を実現するためにスピーカ、機器、ケーブル、アクセサリ、部屋の調整を行っていきます。
しかし、それを全ての要素毎に書いていくと終わりが見えないので要素を絞り纏めた状態で書いていこうと思います。

纏めたのが以下になります。

1:耳当たりの良さ
2:躍動感
3:定位感
4:纏まり
5:分解能
6:再現性


機器やケーブル等が上記のどの要素に貢献しているかを簡単に書いていきます。
※上にあるモノほど貢献度が高い
※細かいアクセサリは省く


1:耳当たりの良さ
 ・ルームチューニング
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)
 ・電源機器(アクセサリ含)
 ※My Systemに記載のもの

一言コメントのようなもの:
・ルームチューニングについて、
拙宅は約6畳という狭い空間にシステムを置いています。
部屋の特性は、反射が多く、生活用品によって元々弱デッドに触れています。
そこで拡散材をメインにパネルを置いては外してを繰り返しながら、特定の帯域に大きなピーク感を感じさせないようなエネルギーバランスに調整を行います。
天井と左右の壁の一次反射、正面と正面のコーナーの対策という基本的な部分を重点的に、対策を行っていきます。
部屋が出来上がるにつれて、コンプレッションによる音圧のピーク感が大きく減少していき音が解れていくのが感じられます。
ルームチューニングについて今後も試行錯誤していく部分になります。

・ALL MIT化について、
今年最も投資をした部分になります。
新品で揃えるとMAGICO Q3が中古で買えてしまうおかしな価格ではありますが、今回は国内外の素晴らしいオーディオファイルに恵まれ、格安で揃えることが出来ました。
ALL MIT化のキモはMultipole TechnologyによるそれぞれのPole数が関係しています。この部分については『MIT Oracle MA Interconnect 導入記』を一度ご覧になって頂けるとわかりやすいかもしれません。
広い周波数帯域においてピーク感を整えるので耳あたりが良く、人によっては落ち着いていると感じられますが、私にとっては非常にバランスが整った音と感じらます。
現行MITでは上のグレードに上っていく程、幅広いレンジをカバーすることが出来ます。
補足:Referenceグレード:Oracle Ma, Oracle Matrix50, HighEndグレード:SL-Matrix 90S

・電源機器について、
ノーマルモードやコモンモードノイズ対策は勿論のこと、聴覚上のノイズ感を減らすために導入場所ごとに取ったり外したりを繰り返しながら選定します。

2:躍動感
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Pre Amplifier:Jeff Rowland D.G. CONSONANCE
 ・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B
 ・Power Cord:MIT Oracle AC1 Mod

一言コメントのようなもの:
・スピーカについて、
MAGICO S1と悩んでいる中、購入の決め手となったのがこの要素がRM10の場合はスピーカの個性として最初から持ち合わせていたからです。
RM10については単体記事として来年以降に書いていく予定です。

・プリアンプについて、
アルミブロックの鏡面仕上げが印象的なのが今のJeff Rowlandですが、私があえてコンソナンスを選ぶ理由はその音にあります。
背景の黒さは今に通ずるものを感じながらも濃密で厚みがあり、温度感のある動的な音を出してくる絶妙なバランスに惚れ込んでいるからです。

・パワーアンプについて、
初めはSoulnote仕様のものを使っていましたが音が薄く、寒色系で当初は失敗したかな?と思いました。
しかし、RM10の設計者である鈴木氏にFT仕様へと変えて貰ってからは厚みと適度な温度感が出てきたことで情感深い味のある音へと変わりました。

・電源ケーブルについて、
主に古いMITであるOracle AC1による中低域から低域に厚みと張りを感じさせ、駆動感のあるエネルギッシュな音作りになっています。
Modifyをせずに使うと、このケーブルの悪い特徴である高域の詰まり、サウンドスケープの閉鎖感が気になります。
少しの調整そこが気にならず、このケーブルの良さのみを抽出して使うことが出来ます。


3:定位感
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B
 ・Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 ・Interconnect:MIT Oracle MA

一言コメントのようなもの:
・スピーカについて、
サウンドステージは前後左右に広く、また音が前に出て来やすいため、ボーカルが浮かび上がってくるように感じられます。
構造がこれらの特徴を出していると思っています。

・パワーアンプについて、
聴覚上のノイズ感が極めて少なく、サウンドステージの見通しの良さ、ボーカルが滲まない事があげられます。

・電源ケーブルについて、
CrystalケーブルのセミフラグシップであるDream Line Plus(DLP)はフラグシップのAbsolute Dream(AD)同様、サウンドステージは前後感に優れ、音像と音像の距離感を正確に描写します。
また、音像の輪郭をはっきりくっきり描き出す特徴も兼ね備えているために音像表現に特化したケーブルだと言えます。
そういえば、来年のCESに新しいフラグシップであるUltimate Dreamなるものが展示されるとのことで頭を悩ましています(笑)

ファイル 2016-07-18 17 18 57
・Dream Line Plus(DLP)(撮影者:ブログ主)

Picture 1180
・Absolute Dream(AD)(公式HPより)

UD.jpg
・Ultimate Dreamの構造図(公式HPより)

・Oracle MAについて、
Oracleグレードの上位モデルに採用されている2C3D technologiesによる立体表現が一役買っていると思っています。
同様に、MA-X2でも同様の事が言えます。

IMG_5047.jpg
・MIT Oracle MA-X2(撮影者:ブログ主)

4:纏まり
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)
 ・ルームチューニング

一言コメントのようなもの:
・ALL MIT化について、
現行MITの真骨頂である、ずば抜けたコントロール力こそが最たる特徴だとます。
先月投稿した導入記にもあるように信号ラインのALL MIT化は「音が野放図に放たれるのではなく纏まりを持ちつつ、正確な音階で曖昧さや滲みを感じさせない安定感のある音」を実現してくれます。
これは私が聴くソースでは特に大きな効果を発揮し、必要不可欠なコンポーネントになっています。
だからこそ、より上のモデルへ行きたいという願望が芽生えて来るわけですが、年単位で貯金が必要なほど新品では高価であり、USEDでの出物も少ないのが痛いです...

・ルームチューニングについて、
部屋の特性に応じた吸音と拡散のバランスが、この要素にも大きく関わってきます。
最適解は存在しないので、只管試行錯誤をして自分の耳で確認するしかありません。
少なくとも未対策の部屋とは大きな差を感じられます。

5:分解能
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B
 ・DAC:exaSound e20mk3
 ・ルームチューニング
 ・信号ラインのALL MIT化(Oracle MA, Oracle Matrix50, SL-Matrix 90S)

一言コメントのようなもの:
・分解能について、
分解能は私にとって全ての機器やケーブル等の基本性能にあたる部分なので、これはハイエンド並のクオリティを求められます。
音の出口であるスピーカがこの要素を満たしてない時点で、私の聴くソースは非常に鳴り難いものと感じてしまいます。
同様に機器や機器同士を接続するラインにおいてもそのことが言え、分解能に関しては高いに越したことはありません。
どういったモノが、分解能が高いのかについては、自身の耳で只管に聴くことを繰り返していく他ありません。
私の経験ですと、分解能が高いと思ったものの殆どが高価格帯のものであり、手が届かないものばかりですが、今選ばれた機器達はその中でも自分の身の丈で導入出来る最高のものだと思いながら使っています。

6:再現性
 ・Speakers:Fundamental RM10
 ・PC Transport:Fanless Silent Audio PC
 ・DAC:exaSound e20mk3
 ・Power Cord:Crystal Cable Dream Line Plus
 ・Power Amplifier:Fundamental FT-sa4.0B

一言コメントのようなもの:
・再現性について、
再現性を高めるには豊富な情報量と色彩表現が不可欠です。

・PCトラポについて、
PCトラポをチューニング前に、物理的なノイズ(ファンや電源)と高負荷時(DSD再生)の内部のノイズが小さくするために、ファンレス仕様の低電圧駆動で必要十分なマシンスペックの物を選択しました。
チューニングの際はソースの再生に特化するように最適化を深い領域で行っています。再生ソフトについては利便性と音質を両立するべく、Roon + HQplayerの組み合わせを選びました。
その他、様々なチューニングを行うためのソフトを導入し、音質を高めています。

・DACについて、

dCSやMSB、CHORDのような独自開発のDACでは無く、汎用チップを使ったDACを選んだ理由としては3つあげられます。
1つ目は価格、2つ目はメーカの音色が薄い、3つ目は過剰なまでの演出がされないことです。
ソースに含まれる音色に対して着色を行わず、情報量を落とさず精度の高い変換器として選んだのがexaSoundになります。
ESS社のチップが採用されているDACはモノトーン調で無機質とよく言われますが、モノトーン調の時点でメーカの音色が乗っているか情報量が欠落していると私は思っています。
このDACは私が求める豊富な情報量と色彩表現を手が出せる価格帯で実現したものだと思っています。

・電源ケーブルについて、
DLPやADのもう一つの特徴である色彩表現は、他社には無い魅力があります。
特に私が聴くような音楽では、埋もれがちな楽器やボーカルに対してスポットライト当ててくれるような感じで、今まで見えなかったものをはっきりと写し出すことが出来ます。
明瞭なシステム程、明るさのピークが伸びるような間隔に陥りますが、やり過ぎると音の明暗の暗い部分(影)がなくなってしまうので注意が必要です。

●Result
実際にシステムを組み上げてみて、理想の音にどれだけ近づいたかの結果を述べていきます。
※◎→実現、○→概ね実現、△→改善の余地あり

まず、①「ストレスを感じさせない音」については80%達成出来ました。

・耳に刺さらない→◎
・帯域のピーク感を感じさせない→◎
・音の遅れを感じさせない→○
・サウンドステージが平面的にならない→○
・音がダマにならない→○
・音が被らない→○
・定位感が曖昧にならない→○
・コンプレッションによる音圧のピーク感を感じさせない→◎
・抜けの悪さを感じさせない→○


まず、聴き疲れを感じさせない耳当たりの良さと帯域バランスは実現出来ました。

音の遅れを感じさせないについては、中低域と極低域の遅れがまだ少しあるのでそれを覗けば概ね、実現出来ました。

サウンドステージが平面的にならないについては、前後左右の広さを確保することが出来つつ、音像同士の距離感が明確になることで立体的なサウンドステージが形成されました。
まだ、曲によって奥行き方向と上下方向が甘いと感じる部分があるので概ね実現だと思います。

音のダマ感や被りは、高い分解能によって相当解れましたが、曲によって解れ足りないと感じているので、概ね実現にしています。

定位感が曖昧にならないについては、センターボーカルやツインボーカルは満足できる定位感になりましたが、3人以上のボーカルまたは楽器によっては曖昧さが残るので概ね実現にしています。

コンプ音によるピーク感を感じさせないについては、実現出来たと思うほどに感じられなくなりました。

抜けの悪さを感じさせないについては、曲によってまだ悪さをしていると感じられることから概ね実現にしています。

次に②「目の前でアーティストが歌っているように感じさせる躍動的な音」については60%達成出来ました。
・楽器やボーカルに厚みがある→○
・キレと張りがある→○
・ボーカルの口が大きくならない→◎
・スピード感とノリの良さ→○
・声質の再現力→○
・定位感のブレと滲みが少ない→○
・纏まり→◎


まず、楽器やボーカルに厚みがあるについてはReference比で見れば実現出来たと言えますが、トータルで見るとまだ厚み不足のモノが所々あるので概ね実現にしました。
具体的にはチェロやコントラバス、ベースの厚みがまだ足りないと思いました。(厚みというより、深み?かも)

キレと張りがあるについては、ドラムの再現力の観点でまだ不満があることから概ね実現にしました。

Referenceにおいてボーカルの口が大きくならないことから、実現出来たにしました。

定位感のブレと滲みの少なさについては、3人以上のボーカルや音数が非常に多いソースに関してまだ不満があることから概ね実現にしています。

スピード感とノリの良さについては、中低域と極低域の遅れがまだ少しあることから概ね実現にしました。

声質の再現力は、Reference比で見れば実現出来たと言えます。
しかし、佐倉綾音と高橋李依のキャラ声や南條愛乃の声質に関してまだ納得が言ってないことから概ね実現にしました。
※上記に上げた名前は、納得していない一例。

纏まりについては、何を聴いても楽しい!と感じられるようになったので実現出来たと思います。

①と②を合わせると70%達成なので、大きな不満は感じられないシステムが構築出来たと実感しています。

以下にReference毎の歌っている度合を示します。

田村ゆかり:110%

花澤香菜:105%

水瀬いのり:90%


●Outlook for the future
今後の予定について書いていきます。

まず、声質の再現力と楽器の質感向上のために以下の電源ケーブルを導入する予定です。
・Crystal Cable Absolute Dream or Ultimate Dream(値段次第) 1m
・Jorma Design AC Landa Cu or RH 2m

次に、再現性向上を考えてネットワークブリッジを導入する。
・exaSound PlayPoint

スピード感と基本性能向上のために以下のパワーアンプの貯金を開始。
・Fundamental MA10

基本的にはボーカルをより良く歌ってもらうために、今後も微調整をゆっくりじっくり行っていく予定です。

●Editor's note/Acknowledgments
ホームオーディオを初めた当時は音質にばかり耳と意識が行ってしまい、音楽を楽しめるという状態ではありませんでした
特に私が聴く音楽というのはオーディオファイルやショップの人間からすると、「音の悪いソース」「オーディオでは鳴らすべきでないソース」という言われようでした。
その当時の私は、まだ理想とする音への軸が定まっておらず、そういった人達の意見を聞いて常に右往左往していました。
私が好む音楽への思いがどんどん希薄になる中で、幾度となく「もうお金をかける必要はないかな」「ポータブルに戻ろうか」という気持ちにもなりました。
そんなことを思いながらも4年、のんびりとホームオーディオを続けてきました。

私のオーディオと音楽に対する考え方が大きく変わったのは去年の8月のことです。
それは、当ブログでもお馴染みexorionさんとの交流が始まった頃です。
初めてお宅に訪問をしたのはその3ヶ月後のことです。まだ堅苦しい訪問記を書いていた頃ですが、当時の興奮が文章を読み返していると感じられます。
あの訪問があったからこそ、ただ「鳴る」のではなく「歌っている」という感じが得られたのだと思います。
そして、そこで初めて私が聴く音楽が悪いのではないと確信しました。
それから、今に至るまであっという間の出来事でした。
どうやったら歌ってくれるのか、消化不良要素を潰せるのか、彼との相互オフを繰り返して行く中で幾度となくブラッシュアップされていきました。

今、この記事が書けているのも私の好む音楽を楽しく聴ける形(道)へ手を差し伸べてくれた彼が居てこそだと思っています。
改めて、感謝の気持ちをここで述べたいと思います。
ありがとうございます!

そして、もう一人、己の理想とする音に対するブレのない姿勢を自身のシステムと会話の中で示してくれたNOSさん。
訪問する度に音と彼のオーディオに対する考え方は、私も見習わなくては...!と常々思っています。
今回の記事では素晴らしい写真を撮影して頂き、私とシステムの機器共々非常に喜んでおります。
この場を使って、感謝を申し上げます。

その他にも、多くの方との出会いによって自分のオーディオ、音楽に対する考え方や行動に大きな影響を頂きました。

来年も多くの方のお宅へ訪問し、様々な音に触れながら、自身の理想とする音のより高い実現をするべく励んでいこうと思います。

-Loui-

おまけ:
今年はA3が二度も実現したことは自分の中で印象深い出来事です。
A3とは、Anison of the Threeの略で、アニソンオーディオファイルが一箇所に集まり音楽を聴きながら談笑する場のことです。
私が勝手に命名して使っているワードです(笑)
現在は私、exorionさん、hayateさんの三人でそれぞれの家に集結し不定期でやっています。
特にブログの一読者であった私がhayateさんとオフをしたりオーディオや音楽についてお話出来る機会が来るとは思ってもいませんでした。
同じジャンルでホームオーディオをやっている方は少ないので、今後もっと増えたらなぁと思っていたり。
(S1を使いでCrystalに興味津々なTさんやシュンヤッタマンにも是非来て欲しい!とこの場で呟く)

『NOSさん撮影集』

・Fundamental FT-sa4.0B
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・Fundamental RM10
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MIT Oracle Matrix 50 Interconnect 導入記

8月中旬に導入したInterconnectについての導入記になります。
導入したものはMITの現行モデルである「Oracle Matrix 50 Interconnect」になります。
(厳密にはこちらのモデルはRev.1で現行はRev.2に変わっています。)

ファイル 2016-11-27 14 26 53
・Oracle Matrix 50の外見1(撮影者:ブログ主)

導入の経緯としては、
信号ラインのALL MIT化(High Endシリーズ以上)の実現をするための第三弾として導入されたのがこちらのOracle Matrix 50になります。
これで漸く、ALL MIT化(High Endシリーズ以上)が実現できました。

現在、MITは国内に輸入代理店を持たないので、カナダから個人輸入で入手しました。
概要の前に、現在のMITのラインアップを簡単に紹介します。
今回はInterconnectについてです。

MITのInterconnectは大きく3つのシリーズがあります。
シリーズ名
グレード
価格帯レンジ(USD,1m,RCA)
各シリーズ最上位の画像


StyleLine Series
→Started グレード
→200~500USD(3モデル)
StyleLine_SL_8_R_56eb396ee7749.jpg
・StyleLine SL 8 RCA(公式HPより)

・SL-Matrix Series
→High End グレード
→1300~5000USD(3モデル)
SL_Matrix_50_Aud_5265b45613c0a.jpg
・SL-Matrix 50 RCA(公式HPより)

・Oracle Series
→Reference グレード
→7000~20000USD(4モデル)
Oracle_MA_X_SHD__525f36d4528d5.jpg
・Oracle MA-X SHD RCA(公式HPより)

詳しくは公式HPの商品一覧から_

【概要】
Oracle Matrix 50はOracle Seriesの最下位に位置するモデルです。
今回は2mのUSED品を格安で輸入しました。
(新品だと2m:6249USDもするので高いですね。後ディスコンなので流通在庫かUSED品でしか手に入りません)

このモデルにも特徴的なBOXが左右に一個ずつ付いています。
また、MAやMA-X2と同様にMIT特有の技術として「Multipole Technology」や「Adjustable Impedance Selector」が採用されています。

ファイル 2016-11-27 14 26 35
・Adjustable Impedance Selector(撮影者:ブログ主)

技術の説明についてはOracle MAの際に書いていますのでそちらを御覧ください。
『MIT Oracle MA Interconnect 導入記』

このモデルはMA-Xに採用されている回路を小型化し、小さなBOX(MA-Xの半分)に収めたもので、小型化やコストを抑えるために「2C3D、JFA、SIT」等のMIT特有の技術を採用していません。
また、BOXに関してはMAやMA-X2と同様のCNCで加工された金属ボディではありません。(恐らくプラ材)
今までReferenceグレードの性能を実現するために3~4倍掛かっていたコストを抑え、Oracleシリーズとして高い性能とコストパフォーマンスを持って登場したのがOracle Matrix 50になります。

Oracle Matrix 50のArticulation Pole数は50とされています。
50poles.jpg


余談として、今回入手したのはRev.1で現行モデルとしてRev.2が出ています。

Oracle_Matrix_50_56eb38710ca43.jpg
・Oracle Matrix 50 Rev.2 (公式HPより)

主な違いとしては以下の通り、
Adjustable Articulation Response Module (A.A.R.M.)の採用
“V” Configuration(本国で特許取得済)の採用
・BOXの材質は変更せずにサイズがRev.1より大きくなっている
・価格は1000USD高くなっている(1m(5999USD)→1m(6999USD),2m(6249USD)→2m(7249USD))

説明していない上記2つの技術について簡単に紹介します。

Adjustable Articulation Response Module (A.A.R.M.)[特許出願中]
こちらは当ブログでも試聴記を書いているMA-X2にも採用されている技術です。
他だと現行のMA-X3や最上位のMA-X SHDにも採用されています。

箱に付いているArticulation Selector(Less or More)を調節することで、システムを最適化することが出来ます。

以下に公式の解説の一部を訳したものを掲載します。(引用している特性はOracle MA-Xのもの)

Articulation Selectorを使用すると、リスナーはトランジェント、ディテール、イメージング、および音楽性の最適なバランスのためにこのinterfaceを「微調整」することができます。

下のグラフは、Articulation Selectorスイッチの各設定に対するOracle MA-XのArticulationの応答の示したものです。

MIT_AARM_info_sheet_01.jpg
・MIT_A.A.R.M._info_sheet(公式HPより)

グラフは、
横軸は周波数(Hz)及び人間の可聴域の帯域幅(20Hz~20kHz)を示しています。
縦軸はArticulation(-10%~60%)を示しています。
50%のラインでは、理想的なArticulationの応答のベースラインとして機能しています。

プラスの値[More(+1,+2)]を選ぶと、システムのトランジェント、ディテール、イメージング及び音楽性が向上させます。
マイナスの値[Less(-1,-2)]を選ぶと、システムにMoreとは反対の効果を与えます。

Selectorイッチをどこに設定するかを決めるのは、主観です。
Selectorスイッチを設定して、システムパフォーマンスが最も良いと感じる場所を選び、音楽をお楽しみください!

ここまで

この技術に関して、拙宅やexorion邸でMA-X2を使って調節を行い、聴いたことがありますが面白いくらいに音が変わります。
人によって感じ方は変わりますが、私が試した感じでは特定の女性ボーカルにもう少し明るさや可愛さが欲しいなと思った時に使います。この機能欲しさに上位グレードが欲しいと思うことも(笑)

“V” Configuration(本国で特許取得済)
ケーブルをBOXの同方向(端)から出すことで、BOXを近くのラック(棚)や床に設置することが出来、それにより接続機器へのアクセスが容易になりました。
また、ケーブルへのストレインリリーフを実現しました。

ストレインリリーフ:ケーブルとコンタクトの接続部に有害な力が加わらないように、コネクタ後端に取り付けケーブルを保持すること
引用:アンフェノールジャパン 一般的なコネクタ用語集


【外見】
ケースは非常に薄く、Oracle MAの3分の1くらいです。
デザインもOracle MAと大きく変わった所は無いですね。
ファイル 2016-11-27 14 25 28
・ケース外観(撮影者:ブログ主)

ケースを開けるとビニール袋に入ったケーブル本体、それとは別にカタログとマニュアルが出てきます。
SLM90SやOracle MAと比べると包装がシンプルですね。
ファイル 2016-11-27 14 25 57
・ケースの内部(撮影者:ブログ主)

全長はBOXを入れて2mで上流側が約1.4mで下流側が約0.5mに分かれており、その間にBOXが付いている構成になっています。
ケーブルは撚り線を使っており、他のモデルと同様取り回しが良いです。
BOXの素材は樹脂(恐らく、プラスチック)が使われています。
Oracle MAやMA-X2よりは軽いです。
ファイル 2016-11-27 14 26 17
・Oracle Matrix 50の外見2(撮影者:ブログ主)

RCAプラグはコレットチャック式になっており、ジャックに負担がかかり難いので使いやすいです。
ファイル 2016-11-27 19 36 28
・Oracle Matrix 50の外見3(撮影者:ブログ主)

【レビュー】
まず、傾向としてMAやMA-X2に似ている部分が多々ありますので比較も含めたレビューを書いていこうと思います。
最後に、信号ラインのALL MIT化(High Endシリーズ以上)の効果についても触れます。

導入場所(経路):プリ-パワー間

プラスと捉えられる傾向について

・全域における高い明瞭度
Referenceグレードの最下位と言ってもここは流石と言えます。
Articulation Pole数はMAやMA-X2よりも低いですが、

高域の明瞭度: MA < Oracle Matrix 50 < MA-X2
中域の明瞭度: MA = Oracle Matrix 50 < MA-X2
低域の明瞭度: MA < Oracle Matrix 50 < MA-X2

と感じました。
勿論のこと、各帯域明瞭ではありますが決して音はキツくなったりせず、耳あたりの良さを確保しています。

・No Color Lation and Flat Balance
色の少なさという観点ではMA-X2に近く、帯域バランスも悪く無いです。
(音色の自然さは世代が上ってくほど精度は上っていくように感じています。)
MAで感じる低域の膨らみ、高域の下がりは、Oracle Matrix 50では感じられません。

・正確な音のコントロール
特に低域のコントロール力の高さが現行MITの他社をも凌ぐ魅力の1つだと言えます。
MIT(High Endシリーズ以上)は低域の膨らみ、滲み、抜けの悪さ、スピード感の遅れなど、現代アニソンで抱える問題部分を解消してくれる大きな役割果たしてくれます。

試聴したものを含めて並べると

低域のコントロール力: MA < Oracle Matrix 50 < MA-X2

と感じました。

・3次元的なサウンドステージの展開と音像表現
上下・左右・前後方向のステージ展開、その中に定位する輪郭に滲みのない音像表現
この点において並べると

上下・左右・前後方向のステージ展開: Oracle Matrix 50 < MA < MA-X2
音像表現: Oracle Matrix 50 < MA < MA-X2

と感じました。
Oracle Matrix 50があくまでもReferenceグレードの最下位と感じさせられる結果でした。
やはり、2C3DやSITなどMIT特有の技術が採用されていない差なのかと思いました。

・高いSN表現
背景の静かさ、明暗の違い(黒の重さ)
この点において並べると

背景の静かさ: Oracle Matrix 50 < MA < MA-X2
明暗の違い: Oracle Matrix 50 < MA < MA-X2

と感じました。
BOXの材質やプラグ、上記の項と同様、JFAが採用されていない差なのかと思いました。

【まとめ】
売りとしているReferenceグレードの性能をハイコストパフォーマンスで実現というのは納得できる効果を感じることが出来ました。
上位モデルとの差を感じながらも、2007年当時フラグシップモデルであったMAをも凌ぐ部分があったことには驚きました。
世代が上がる(現在:第5世代)ことによる性能(音質)の向上は確かにあり、それに伴って高価格になっている現状には(ry
そうであっても、今後もMITが出す製品は、私にとってシステム構築における重要なコンポーネントの1つであることには変わりませんが(笑)


信号ラインのALL MIT化について

・DAC-プリ間: Oracle MA
IMG_5150.jpg

・プリ-パワー間: Oracle Matrix 50
ファイル 2016-11-27 14 26 53

・パワー-スピーカ間: SL-Matirx 90 S
ファイル 2016-10-23 16 20 54

ALL MIT化により、

「音が野放図に放たれるのではなく纏まりを持ちつつ、正確な音階で曖昧さや滲みを感じさせない安定感のある音」

になりました。

私は今回の試みで現代アニソンの鳴らし難さ、消化不良を生じさせやすい大部分をコンポーネントによって改善させる1つの方法を見つけたと思っています。
勿論、スピーカや上流から下流の機器選定、電源対策も大事ですが、それと同じくらい私にはその機器とを繋ぐ経路も大事だと実感させられました。
今後の導入記の予定としてはNEWスピーカとNEWパワーアンプのファーストインプレッション等を書く予定です。
そして、それを通してそれぞれの重要性に触れていけたらと思っています。

最後に、
今回、当初の想定額の半分以下で収まったのはMAを譲って頂いたロメオさん、SLM90SのJohnさん、Oracle Matrix 50のPeterさんのおかげだと言えます。
そして、ALL MIT化のきっかけを作って頂いたexorionさんへ
改めて、心より感謝申し上げます。

MIT関係の記事
・『MIT Oracle MA-X2 (MA-X Rev2) 試聴記』_
・『MIT Oracle MA Interconnect 導入記』_
・『MIT SL-Matrix 90 Speaker Interface 導入記』_
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